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1981年4月21日発売
2週連続1位
売上 56、8万枚
作詞/三浦徳子 作曲/財津和夫
最初に断っておくが・・・・
私は松田聖子のファンではない!
先月、たまたまミュージック・フェアを見ていたら聖子特集をやっていた。
昨年の紅白ではアーティスト別最高視聴率を獲得し
今年でデビュー35周年を迎えた松田聖子。
同じフジの『水曜歌謡祭』には出ないくせにミュージック・フェアには出るのか・・・
と、思いつつ昔のVTRを見ていて改めて思った。
もはやアイドルを超えた存在になりつつある松田聖子は
世界史の教科書に載ってる歴史上の人物と同じではナイカ!
しかも今でもコンサートをやっているので
その気になれば歴史上の人物に会いに行けるのだ!
そんな松田聖子の5枚目のシングルがこの『夏の扉』
イントロのキーボードのキラキラ感は
国産車がフェラーリを3速でブチ抜くような爽快感で
僕が松田聖子の中で一番好きな曲!
この曲で3度目となった資生堂とのタイアップ。
最初は『裸足の季節』の『エクボ』
♪エクボ〜のぉ〜秘密〜あげた〜い〜わ〜♪
2度目は『風は秋色』の『ミルキー』
♪オ〜ミルキー〜スマ〜抱き〜し〜めて〜♪
そして『夏の扉』の『フレッシュ』
♪フレッシュ!フレッシュ!フレーーーーシュ!♪
『エクボ三部作』と言われているこの一連のCMは
当時の資生堂の商品名だった『エクボ・ミルキー・フレッシュ』が
『夏の扉』で完成するという実に手の込んだCMになっていた。
そんな『夏の扉』がリリースされた当時のヒット・チャートは
寺尾聰の『ルビーの指輪』が10週連続1位を独走していた頃。
トシちゃんの3曲連続1位やマッチの16曲連続1位の夢をあっさり砕き
3ヶ月以上も1位の座に居座り続けていた不沈艦!
さすがの松田聖子も初登場1位というワケにはいかず
5週連続で2位止まりだった。
しかしながら7週目にして『ルビーの指輪』をロックオン!
遂に1位の座から引きずり降ろし
見事!2週連続第1位に輝いたのだ!
今では強豪アーティストと発売日が重ならないようにリリース日をずらしたり
オリコンの集計日にあわせて初登場1位を狙ったりなんて事は
どこの事務所も当たり前にやっている事だが
松田聖子の場合、いつリリースしても1位を獲れるので
そんな小細工は無用であり、仮に強豪アーティストがいて1位を逃したとしても
翌週には必ず1位になっていたという
アイドル界のディープ・インパクト!
松田聖子が凄いのは
それを8年間もやっていた事である。
毎回寝起きなのかと思うほどの一重まぶたに
ペチャπ、胴長、O脚といったアイドルらしからぬスペック!
それは食卓にたこ焼きとごはんが出てきた様に
まったくおかずにならなかったが
歌は抜群に上手かった!
特にデビュー後1年間の松田聖子は神がかっていて
多分レコードを聞いただけではわからないし
ユーチューブで昔の聖子の映像や音源を見たとしても
おそらく半分もわからないでしょう。
♪髪を〜切った〜わた〜しに!♪
歌番組が全チャンネルにあり、生放送、生演奏が当たり前だった頃
アイドルに限らず、フォーク、演歌、ニュー・ミュージック、ロック等
歌が上手い歌手が大勢出ていた番組を最初から最後迄見た結果
♪ちがう人みたいとぉーーーーーーー♪
松田聖子の声は誰よりもデカく、 迷いのない高音は
サトウの切り餅のように果てしなく伸びまくり
♪あ〜なたは少し照れたよう〜、前を歩いってくぅーーーーーー♪
スカートのヒラヒラも髪が揺れるタイミングも
ちょこんと首をかしげ、マイクを両手で持ったり放したり
猫パンチしたり(笑)
♪キレイだよとほん〜とは、言ってほしぃかぁったぁーーーーー♪
聖子スマイルの雨あられの中、時折見せるせつない表情からの上目使い!
可愛いさのバロメーターがグングン上がり
世の野郎共を完全に虜にした。
♪あなたはいつもためらいの〜ベぇルぅの、むっこぉをでぇーーーーー♪
ちなみに振り付けは毎回どこかしら変えて歌っていたというから驚きである。
相当なリズム感がなければ生放送、生演奏の歌番組で変えて歌うなんて
できないでしょう!
♪フレッシュ!フレッシュ!フレーーーーーーーーシュ!♪
『ダン池田とニューブリード』が時間調整の為に早演奏になっても
何事もなかったように歌いきる度胸の良さ!
リアルタイムで見た聖子劇場は圧巻だった。
日本の音楽史上で天下を極め、歌で客を呼べる唯一の
スーパー・アイドル!
歌番組はもちろん、バラエティではズラをかぶって笑わせ
CM、ラジオ、ありとあらゆる雑誌やメディアに一度は必ず出ていた松田聖子
100人分のアイドルの全盛期をまとめても負けない松田聖子は
バイオニック・ジェミーのような女だった!
ファンではない私が言うのだから間違いない! |

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