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1977年1月25日発売
最高7位
売上 23、3万枚
作詞/阿久悠 作曲/尚美京平
まだアイドルだった頃の浅田美代子が
『なんで私の前にあんな歌の上手い娘を歌わせるの!!』
と、岩崎宏美の歌を聞いて怒ったとか(笑)。
歌音痴の浅田美代子でさえわかる岩崎宏美の歌唱力。
声は弦楽器に例えるとヴィオラのような音色と言われ
どこまでも伸びる元気一杯の声量は後に松田聖子がデビューしてくるまで
岩崎宏美の天下だった。
☆岩崎宏美(いわさき ひろみ)1958年11月12日生まれ
東京都江東区深川出身 157cm B型
僕と同じ『宏』の漢字が入っている唯一のアイドルであり
好きな歌も曲にまつわるエピソードも意外に多いのが岩崎宏美。
小学生の頃、崖をくっさくしている場所に勝手に入って遊んでいると
どこからともなく聞こえてきたのが『想い出の樹の下で』だった。
僕は急いで歌が聞こえてくる家まで行き、その曲が終わる迄ずっと外で聞いていた事がある。
歌が上手いというのはこうゆう事なんだろう。
その時は誰が歌っているかはわからなかったが、腹が減った以外に遊びを止めさせたのは
後にも先にも岩崎宏美だけである。
しかしながら・・・・
後にそれが岩崎宏美の歌だったと判明した時は、家にお客さんが来て
『つまらないものですが・・・』
と、置いて行った箱の中身が石鹸やタオルだった時の
あのガッカリ感と同じ気持ちになった。
♪あなた、お願よ〜、席を立たないで〜♪
休み時間にクラスの女子が『ロマンス』を歌っていたのは覚えているが
岩崎宏美のブロマイドを生徒手帳や下敷きに入れている子はいなかった。
最初に断っておくが、岩崎宏美は決してブスではない。
ただ、桜田淳子と街ですれ違ったなら誰もが振り返るだろうし
プールサイドで百恵ちゃんが横たわっていたら、下半身が反応してプールから出られないだろう。
岩崎宏美の場合、それが無いというだけなのだ。
でも歌は上手い。
小さい頃は剣道の達人だったが
あだ名は『豆タンク』
だから芸能人水泳大会もオールスター運動会にも岩崎宏美は出なかった。
また、ルックスは縄文時代に発見されたハニワのような一重まぶたと
サラサラヘアーと言えば聞こえが良いが
和田アキ子がロン毛にしたようなヘアースタイルもパッとしなかった。
唯一髪型で勝てたのは
秘湯から出てきたサルのような頭をした森昌子ぐらいだろう。
森昌子と言えば、岩崎宏美が歌手になるキッカケになった存在である。
テレビで歌う森昌子を見て
『サルもデビューできるのか・・・・』
もとい!
『自分も森昌子さんみたいになりたい!』
と、『スタ誕』に応募。
辛口審査で何度も中森明菜を落としたあの松田敏江のもとで
レッスンしていたおかげで予選、本選をあっさりクリア!
決戦大会では多くの国民をガッカリさせた小坂明子の『あなた』を熱唱。
8社のプラカードが挙がり『天まで響け岩崎宏美』のキャッチ・コピーで
1975年に『二重唱(デュエット)』でデビュー!
同じ事務所の後輩だった西村知美が、岩崎宏美のレコーディングを見学に行った際
通常は数あるテイクの中から良い部分だけをつなぎ合わせて曲を作っていくのに対し
岩崎宏美は数テイク録音したもの全てが最初から最後迄使えるものだった為
一発OKだった事に驚いたという。
だから歌はメチャクチャ上手いのだ。
でも浮かんでくるのはコロッケ!
ちなみに売上の方も岩崎宏美はダントツで
セカンドシングル『ロマンス』の売上何と
88、7万枚!
これは桜田淳子(52、7万枚)、山口百恵(66、1万枚)、森昌子(51、4万枚)に
ちょっと前にデビューしていた天地真理、南沙織、麻丘めぐみ、アグネス・チャンを加えても
敵わない数字であり
女帝・松田聖子でさえも1996年に『あなたに逢いたくて』で100万枚を突破しているが
アイドル全盛期だった頃は『ガラスの林檎』の85、7万枚が最高で
かの中森明菜を持ってしても『セカンド・ラブ』の76、6万枚が最高であった。
アイドルの80万枚超えがいかに難しいか!
岩崎宏美はそれを
『聖母たちのララバイ』(80、4万枚)でも達成しているのだ。
そんな岩崎宏美のポジションと言えば
馬場の後ろに立つジャンボ鶴田であり
波動砲を2基も搭載していたにもかかわらず
ヤマトより弱かったアンドロメダと同じなのだ!
でも歌だけはズバ抜けて上手い!
『すみれ色の涙』や『聖母たちのララバイ』の歌い出しは
今、聞いてもゾクッとするし
『二十才前』の明るく伸びやかな歌声は
レジでお釣りを多くもらったような喜びを与えてくれる。 そんな岩崎宏美を最近テレビで見た。
これと言った劣化も無く、あのキューティクル満載のサラサラヘアーは
年相応の髪型に変わっており
『全然オッケーですよ!』
と、熟女ファンからオファーが来そうなルックスであったが
高級料理を食べた感想や昔話をする岩崎宏美ほどつまらないものはなく
歌を歌わない岩崎宏美など
中学に上がる時、首から巻尺をぶら下げて
制服のサイズを測ってくれた
オバちゃんと同じである。
それでも
真っ先にコロッケが浮かぶよりマシか・・・・。
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