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1985年10月21日発売
最高3位
売上 30、7万枚
作詞/NOKKO 作曲/土橋安騎夫
今年の夏に再結成したレベッカ
それまで女の子がボーカルで野郎がバックという図式と言えば・・・・
♪わな!わな!わなに落ちそ〜う、キッスは目にして!♪
のヴィーナスや
♪君とイチャイチャしてるところを見られちゃった〜わ♪
のジューシー・フルーツぐらいで
両方とも見事な一発屋で、バンドというよりはグループだった。
この『フレンズ』がリリースされた1985年と言えば!
おニャン子クラブが『夕ニャン』と共に大ブームを巻き起こし
『毎度おさわがせします』で下着姿を惜しみなく披露した中山美穂に
マリリンでブレイクする前の本田美奈子
『スケバン刑事』でやっと売れた斉藤由貴、南野陽子、浅香唯に
バラドルで冠番組まで持っていた井森美幸、森口博子がこぞってデビューした年。
しかしながら当時
揺るぎない人気を誇っていたのは前年にデビューした菊池桃子であり
そこいらのアイドルが束になってかかっても桃子人気には敵わなかった。
そこへ誰もがデビュー曲と勘違いした『フレンズ』を引っさげ
セグウェイに乗ったように突如現れたレベッカ。
エンディングテーマだった秀ちゃんのドラマ『ハーフポテトな俺達』なんぞ
やってる事すら知らなかったが
26回の放送予定が12回で打ち切られたドラマ以上に『フレンズ』は大ヒットし
なぜか夜ヒットには出なかったが『ザ・ベストテン』には出演。
セットも無く平凡なカメラ割で淡々と歌っていたが
NOKKOを初めて見た時のインパクトは
オロナミンCが2種類あったと知った時以上の衝撃だった!!
☆NOKKO(やまだ のぶこ)1963年11月4日生まれ
埼玉県浦和市出身 153cm A型
レコードのジャケットしかり、ライブしかり・・・・
『かわいい』でもなければ『キレイ』でもない。
僕の目に映るNOKKOは普通にしてても怒って見える野生児顔で
中山美穂や
柴咲コウ同様
あの眼をみただけで勝手に防衛本能が働き
脅えてしまう存在なのだ。
昔、全盛期のレベッカをビデオで観た事があったが
時折見せるNOKKOのガン見は
チーターにロックオンされたガゼルのような心境にさせられたし
まな板のようなボディから不意にパンツが見えたとしても
僕のポニョは寝たきりの無反応を決め込んでいた。
唯一、凄いと思ったのはNOKKOの声だ。
あの小さい身体からくり出される野太い低音ビブラートは明菜嬢の
♪タンゴのわぁあああああああ・・・・♪
みたいな扇子を広げた解放感ではなく
NOKKOの場合
かき氷を食べた時にキーンとくる頭痛音のように頭の中に響きまくり
それは1速のまま高速道路を180kmでブっちぎる軽自動車のような
低音ながら高音と同じパワーを持つウルトラ・ボーカリストだった。
時々何を歌ってるのかわからなかったり
音程がハズレたまま戻ってこない時もあったが
大きなリボンを付けて
首から織田無道張りの数珠のようなアクセサリーをジャラジャラ下げ
メチャクチャに踊ってるようでしっかり音の頭をとらえている音感の良さ。
時には寝そべり
MCもヘタクソだったが
あのギラギラした目つきは一度ライブを見れば
もうお腹一杯!
僕がレベッカを好きなのはビジュアルではなく
楽曲が好きなのだ!
そう言えば昔テレビのドキュメンタリーでNOKKOを見た事があった。
レベッカ解散後はソロ活動−結婚−離婚−再婚・・・・
そして42歳で念願の赤ちゃんを出産して
今はダンナさんと子どもと一緒に熱海で暮らしているんだとか
そんな流れで久々に歌うというので見ていたら
ステージも無い野っぱらで数えられるくらいの観客の前で
童謡みたいな曲を歌っているではナイカ!
これが僕をビビらせ続けたNOKKOのなれの果てかと思うと
あったハズの5千円札が無くなった財布を見た時と同じ心境であった!
1995年に阪神・淡路大震災で復興ライブで再結成した時は
解散してまだ4年しか経ってなかったので
貞子並みに髪が長くなったNOKKOはそれはそれで恐かったが
なぜ今になって再結成なのか?
以下はレベッカが出した正式コメント。
『ずっとひとりぼっちだと思っていた。いつも宿題を抱えていて
いつも締切に追われていた。
レベッカの活動を中途半端に終えてしまったという気持ちがあった。
レベッカはずっと、触れてはいけないパンドラの箱だったけど
時が経ち、心に余裕がでてきてこのパンドラの箱を
開く勇気が湧いてきた。
そして勇気を出して開けてみたら
パンドラの箱の中でレベッカは熟していた。
もう、ひとりじゃないと気付いた。
夢がしぼみ、情報が氾濫している今の時代に
レベッカを見直してみたい。
当時の曲を今の自分たちで再現してもう一度やってみたい』
そしてNOKKO
『音楽がだんだん自分の手元に戻ってきたと感じて
歌えるようになって、声も太くなった。
そうしたらレベッカの曲にふたをしておくのが
かわいそうに思えてきて見直してみようと。
以前はもう絶対に見ない、聴かないと思っていたけれど
ふたをパカッとあけたら
ホワーっとご飯が炊けてた、みたいな感じかしら』
今月また年を重ねるアラフォーのオッサンともなると
こうゆうコメントが素直に受け取れず
『金銭的な事情だろ!』
と、ナナメな見方しかできなくなってしまってますが・・・・
最近の購買意欲がわかないヒット曲に比べれば
鮮度は落ちていても、気合を入れてくれるレベッカの曲の方がマシです!
ちなみにNOKKOの実家は電気屋さん。
本名は『山田』なので『山田電気』なワケですが
家電量販店の『ヤマダ電気』とは何の関係もありませんので
あしからず・・・・。
おっかないNOKKOの話はここまでにして
次週はレベッカ本体の巻!!
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