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図書館の本をすべて読み尽くすべく、2週間に10冊のペースで読書をしています。
今日は 6冊目の本の紹介です。
・タイトル「よくわかるプロジェクトマネジメント」
■評価■ 5点満点中 4点
■評価ポイント■
・現在の企業活動の中でプロジェクトは日常茶飯事である。
ただしカッコ良いイメージのあるプロジェクトだが、実際に成功している事例は
意外と少ない。
成功に導かせるには、通常業務の進め方のコツとは違うポイントがこの本から
読み取れる。
会社での成功は、プロジェクトでの実績をみせることで、最短コースに乗ることが
できる。
■ベストセンテンス■
・職能別組織では、組織を越えて業務を抜本的に改革していくという考え方とは本質的に背反するものである。これが、既存組織が新しい創造活動を阻害する1つの要因である。仮に既存の組織内で会社のために新しいことをしようとしても、「出る杭」として打たれてしまう。かくして野心家の新しい挑戦は次々と打ち砕かれ、やがて「事なかれ主義」の普通の人ができあがる。
・プロジェクトの成功を阻む障害は半分は企業風土の問題である。半分はプロジェクトマネジメントに関する知識不足である。
企業風土の問題は、下記の3つである。
①職能別組織の反発
変化への反発・改革への恐れ
イレギュラー活動への反発
②肩書きへのこだわり
上司の理解不足
役職へのこだわり
③評価制度の問題
成果の横取りをねらう上司
不十分な人事評価
・職能別組織とプロジェクト組織の価値観の違い
職能別組織、 プロジェクト組織
まず組織ありき、 まず目的ありき
上司が評価、 顧客(依頼者)が評価
役割分担の問題、 何をすべきか
協調性重視、 成果主義、実力主義
組織の継続性、 目的を達成したら解散
・プロジェクトの推進手順
ステップ1:テーマ設定と解決策の立案
1.解決したいテーマ・目的を決める
2.現状を把握する
3.基本方針・解決方針を決める
4.解決策を決める
ステップ2:実行計画の立案
1.作業計画とスケジュールの作成
2.組織体制・役割分担の明確化
3.予算の作成、投資対効果の評価
4.リスクマネジメント
ステップ3:実行と評価
1.プロジェクトの発足と関係者への周知
2.実行と進捗管理
3.問題発生時の是正処置、実績評価
・解決策は、定性評価(評価項目ごとにどんな効果があるか)と定量評価(期待効果とコストを数値で表す)で行う。
・企画書の基本構造
①企画書の体裁を整える
1.表紙、2.はじめに、3.目次
②問題をはっきりさせる
1.背景、ニーズ、2.現状の分析(現状の認識、問題点とその原因)
③テーマを宣言する
1.企画課題の設定(目的、目標設定、検討範囲)
2.企画コンセプト(企画へのアプローチ)
④企画案をみせる
1.企画の全体像、2.企画案の内容
⑤期待効果をはかる
1.期待効果、2.予算、3.投資対効果
⑥進め方をみせる
1.作業計画、2.スケジュール、3.組織体制、4.役割分担
⑦参考資料や推進上の留意点を添付
詳細
・著者:西村 克己
・会社:日本実業出版社
・発行日:2003年6月1日
・ページ数:220ページ
・価格:1600円
目次
1章:なぜプロジェクトの時代なのか
2章:プロジェクト型経営の新潮流
3章:プロジェクト成功の基本条件
4章:5つのフェーズとプロジェクトの進行
5章:プロジェクトのテーマ設定と解決策の立案
6章:プロジェクトの実行計画の立案
7章:プロジェクトの実行と評価
8章:すべては企画書から始まる
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