茂戸藤浩司 “The Metal Taikist” のブログ

ハードロック、メタル業界で生きるプロフェッショナルの太鼓打ちです。

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キュアキンニクの裏話

Cure Metal Nite Vol.1<ライブ裏話>
〜キュアメタリスト向け〜

改めまして23日&24日の「キュアメタルナイトVol.1」にお越し頂きましたお客様、本当にありがとうございました。

23日(土)はオレが“Drum of Thunder”の意地を見せて中途半端に雨を降らせてしまい、ご不便をおかけしましたm(_ _)m
翌24日(日)はスーパー晴れ男Nassyのおかげで天候に恵まれましたね。

お足下の悪い中&猛暑の中、長時間のスタンディングライブにお付き合い頂き、重ねて御礼申し上げます<(_ _)>

さて。

今回のライブへ向けての意気込みや苦労話、裏話などをこっそり語ってみたいと思う。


★バンド編成に和太鼓が参加することについて
※オレは普段自分が演奏する楽器を「和太鼓」とは言わないが、ここでは一般のキュアメタルファンに判りやすくするため、あえて「和太鼓」と表記します。

キュアメタリストのみなさんならご存知のように、そもそもの話、Nassyが手掛けるプリキュアシリーズの劇伴BGMには、和太鼓が1曲も参加していない。
楽曲に「和」の要素すらないのだ。

しかし今回のライブを企画するにあたり、まずイの一番で白羽の矢が立ったのがギターの健至とオレだったのだ。
Nassyからのお誘いはメチャクチャ嬉しかったが、健至は当然として「何でオレがプリキュア?」という戸惑いがあった。
こんなごつい奴がステージに立ったら、イメージ壊すんじゃない??

そこで、ことの本意をNassyに尋ねたら「だってライブやるのに隣にヒロシがいないと寂しいから。」

…んー、何という単純明快なNassyらしい答え。

でもまさかライブ全編参加ではなく、楽曲によるスポット参加?と尋ねたら、
「ううん、ヒロシは全曲参加!」。

そうか。じゃ親友のその気持ちに精いっぱい応えよう!

しかし、ライブ資料音源として届いた20曲ほどのキュアメタル楽曲を聴いて、頭を抱えることになる。…


★キュアメタル楽曲に於ける和太鼓フレーズの組み立て
ロックやメタルに限らず、所謂「洋楽器編成」のバンドに和太鼓が参入する場合、どういうアプローチでプレイするかが最大のテーマ。
判りやすく言うと、パーカッションのように「ウワモノ」として乗っかるか、ドラムの合間を縫ってリズムアレンジするか、ドラムとユニゾンしてパワーアップを図るか、パフォーマーとしてイロモノに徹するかetc...

今回オレが掲げた最大のテーマは「元曲のイメージを損ねないこと」。

今回のライブの主旨は、Nassyのキュアメタル楽曲のファンのためのイベント。
お客さんの過半数はすべての曲を「予習」していて、原曲のイメージが強く焼き付いているはずだ。
そんなキュアメタルを愛するファンの気持ちを、一番大切にしたい。

ライブの感想で「和太鼓いらなくね?ww」とか言われないようにしないといけない。

かと言って、遠慮して手数を減らしたり音を下げたり地味に演奏するのではオレがそこに参加する意味がない。

和太鼓はしっかり存在するが、楽曲を邪魔しない、むしろ曲がさらにカッコ良くなっている。

これが理想。

リハーサルには毎回レコーダーを持ち込み、演奏のたびに色々なフレーズを試し、本番の直前まで慎重に吟味した。

そしてメタルに於いて一番大切なのは「見た目のカッコよさ」!!!!
心の師匠、コージー・パウエル先生も仰っていた。

筋力を極力消費しないエコな「茂戸藤流太鼓打法」を敢えて封印し、ムダとも思えるほど腕を大きく振り上げ、アタマを振って、飛び跳ねて全身で打ちまくる「メタル太鼓打法」で挑むことにした。

そのために大幅な肉体改造に取り組んだ。
肉体改造自体は、ライブのたびにその時に適したカラダを作っているので慣れているが、今回はライブ前に出演したWEBラジオで、キュアサニー役の田野アサミさんから「キュアキンニク」と命名されたので、そのイメージを維持するためにいつも行なう最終調整の減量をせず、遠くからも判りやすい「筋肉モンスター」に見えるよう本番直前までジムでガンガントレーニングしてたんぱく質食いまくって筋量を増やし続けた(^^♪

多少重くはなるが、近年でここまで筋肉搭載したのは久しぶりだった。
全身にパワーがみなぎるのが実感できる。

年齢考えると驚異的かも<(`^´)>


★楽曲タイトルの類似性
実はこの点がけっこう苦労した。
当日のセットリストをざっと見てみよう。

高梨康治 -CureMetalNite vol.1-

 1 燦然!プリキュアオールスターズ
 2 プリキュア♪ハートフルビートロック!
 3 暗黒の挑戦者
 4 レッツプレイ!プリキュアモジュレーション
 5 プリキュア大活躍!
 6 不屈の闘士たち
 7 登場!謎のプリキュア
 8 出でよ!ネガトーン
 9 プリキュア〜永遠のともだち
10 MOON 〜月光〜ATTACK 
11 宿命の戦士
12 プリキュア・ビートアップ!
13 プリキュア!オープン・マイハート! -Long version-
☆  キーボードソロ
14 Fairy Tailドラゴンフォース
15 ログホライズンメインテーマ_記録の地平線_
☆  Taiko vs Drums バトル〜1812
16 NARUTO疾風伝メインテーマ
17 プリキュア・スマイルチャージ!
18 プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!
19 堪忍袋の緒がきれました! 
20 明日への戦い
21 プリキュアオールスターズ大活躍!

アンコール
23 今よ! ファンタジスタドール 
23 PRIDE メインテーマ

プリキュアのレコーディングに参加していないオレやPONはもちろん、健至や庄太郎でさえ楽曲タイトルの区別がつきにくい(@_@)
曲のタイトルを見て、瞬時にテンポや出だしのイントロフレーズが出てこないのだ。

第一回目のリハーサルでは、配布された楽譜と音源のタイトルが一部一致していない等のトラブルもあり、現場では混乱を極めた。
ここは何とかしないと、次回リハからも無駄に時間のロスが出てしまう。

そこでオレがすべての楽曲タイトルを、バンド&スタッフ内で呼び合うコードネームに改編した。
以下、特別にここに公開してしまおう!!

 1 燦然!プリキュアオールスターズ→燦然
 2 プリキュア♪ハートフルビートロック!→ハートフルビートロック
 3 暗黒の挑戦者→暗黒の挑戦者(これはこのままで判る)
 4 レッツプレイ!プリキュアモジュレーション→らんらん♪モジュレーション
 5 プリキュア大活躍!→大活躍
 6 不屈の闘士たち→健ちゃんカッコいい(ステージでNassyがバラしてましたね))
 7 登場!謎のプリキュア→謎プリ
 8 出でよ!ネガトーン→ネガトーン
 9 プリキュア〜永遠のともだち→永遠のともだち
10 MOON 〜月光〜ATTACK →ムーンアタック
11 宿命の戦士→宿命の三拍子(今回唯一の3拍子曲なので)
12 プリキュア・ビートアップ!→追加のビートアップ(あとで追加された曲なので)
13 プリキュア!オープン・マイハート! -Long version-→オープンマイハート
14 Fairy Tailドラゴンフォース→フェアリーテイル
15 ログホライズンメインテーマ_記録の地平線_→ログホライズン
16 NARUTO疾風伝メインテーマ→ナルト
17 プリキュア・スマイルチャージ!→スマイルチャージ
18 プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!→オーケストラ
19 堪忍袋の緒がきれました! →堪忍袋
20 明日への戦い→明日へのシャッフル(今回唯一のシャッフル(ハネリズム)曲だから)
21 プリキュアオールスターズ大活躍!→ツーバス最速(そのまんま)
23 今よ! ファンタジスタドール→ファンタジスタドール 
23 PRIDE メインテーマ→プライド

これでかなり区別がしやすくなった。

それでも全23曲のタイトルを見てパッとイントロが出るまでには時間が足りなかった。
そこで、メンバー各自で色々な独特の覚え方をしていたようだが、これが面白い。

例えばオレは「暗黒の挑戦者」はギターの出だしリフ「ザカザッザ!」を曲順表に書き足していたし、他のメンバーはギターリフのメロディーで「あんこくのっちょ〜せんしゃぁ〜♪」って歌って覚えてたし^m^

他にオレがメロディーの乗せて覚えたのは「おーぷんまいはーと〜♪」や「すまいるちゃーじだよ〜(らんらんらん♪)」などがある。


☆24日アンコール前のMCで話せなかったこと
2日目のMCでオレが話したことを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、実はオトナの事情で話せなかったことがある。

今回のライブ制作費(会場費、メンバー&スタッフのギャラ、器材費、運搬費、グッズ制作費、スタジオ&駐車場代、事務手数料、人件費、食費、その他諸々…)のすべてをNassyがセルフスポンサーとなったことを公表したが、その真意についてはステージ上で話した通り。
まず、その膨大な予算を提供してくれるスポンサーさんがなかなか見つからないこと。
今、このタイミングでキュアメタルのライブを開催することに大きな意味があるため、スポンサー探しをしているうちにその「旬」を逃してしまう。

Nassyがトークライブでファンの前で宣言したことを「有言実行」するために、すべての費用をNassyが一身に背負ったのだ。

ところが実はそれだけではない。

スポンサーさんがつけば本当にありがたいことなのだが、今度は内容に条件や制限が出てしまう恐れがある。
他局のアニメBGMはやらないで欲しいとか、ゲストにこのタレントを起用して欲しいとか、etc…

Nassyの本意は、ファンのみんなが本当に聴きたい曲を余すことなく盛り込んで、純粋に楽しんでもらいたい、ということ。
そこに「オトナの事情」は要らないのだ。

オレのMCでも少し触れたが、かつて「高梨康治&刃-yaiba-」でのライブが決定し、チケットも発売したにもかかわらず、これも「オトナの事情」で突然のキャンセルになったことがある。

あとこれは情報公開前だったが、某ゲームのイベントがドームクラスの会場で開催され、そこにも「刃-yaiba-」出演のオファーがあり、メンバースケジュールを決定で押さえて当日に向けて動き始めていた時に
これまた「オトナの事情」でキャンセルということもあった。

そんなこともあり、もうこれ以上、お客さんや仲間たちを裏切れない。
Nassyは、そう心に固く誓ったのだ。

オレが知る「売れてる作曲家の先生」は、みんな高級外車に乗り、スタジオ付きの大きな家に住み、週末はタキシード着てセレブの集まるカクテルパーティーなんかに参加し、正月はハワイで過ごしたりするものだが、Nassyはそういうことに一切お金を使わず、「貯めたお金はみんなが幸せになることに使う!」といつもオレに語っていたのだ。

2年連続で「日本国内で制作され、世界中で一番多く再生された音楽」の受賞をした男が特に贅沢な暮らしをしない理由は、純粋にファンへの感謝の気持ちに他ならないのだ。

Vol.2、Vol.3と続いた時にスポンサーさんがつくかどうかは判らないが、Nassyは絶対にファンを裏切らないので、どうか安心して欲しい。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上、「キュアキンニク」のライブ裏話でしたm(_ _)m


「忝い。」
HIROSHIxx.

太鼓打ちのお仕事。

スタジオでのレコーディング。
ほぼ、私の生活の基盤である。

まず、録音する曲の「譜面」と「デモ音源」、またはそのいずれかを渡される。

そして録音現場であるスタジオ内へ太鼓を搬入し、太鼓を締め上げ、セットアップし(実はこれが一番の重労働)、ヘッドホンを被り、エンジニアさんの指示に従ってサウンドチェックを済ませ、いよいよレコーディング開始(通常、ここまで60〜90分)。

ここからは作曲家先生orアレンジャーorプロデューサーorクライアントのオーダーに従い、ミキシングルームとブース内の会話をヘッドホン⇔トークバック用マイクでコミュニケーションし合いながら作業を進める。

ここで重要なのが、譜面=「楽譜」。

まず、楽譜を追いながら演奏できる技量はあたりまえで、これが出来ないと仕事にならない(楽譜が読めないならレコーディング現場に来ないで欲しいよなぁ。エラそうな顔して…まったく)。

次に、その楽譜を元にあれこれコミュニケーションをする作業。
オーダーする相手がリクエストしたい箇所や、奏者がミスをして録り直したい箇所が、曲のどの部分なのか瞬時に具体的に理解出来るコミュニケーションツールが、楽譜なのだ。

そのため、音源だけ渡されて譜面がない場合などは、時間の許す限りこちらで譜面を書いて用意していくこともしばしば…(作曲家先生も忙しいから無理もないのだ)。

また、音源も楽譜も送って頂いてはいるのだが、何とも「???」というケースもある(これはオレの技量の問題なのだが…)。

つまり表記のしかた。
例えば聴感的にテンポが100の曲を、テンポ200で表記された譜面や、小説数が変則的な曲でもないのに、一段が4小節で区切られてなく、3小節区切りだったり、ずっとズレ込んだまま進行した譜面だったり。
音符をタイで結べばいいものを、やたらと休符使って16分刻みで表記したり。…

譜面の表記のしかたはいくつもあるので、どれが正解というわけではなく、譜面を書く人と読む人の好みの差かもしれないのだが、いずれにしてもテンポ100の曲を200で表記すると、譜面の枚数がとてつもなく多くなるわけだ…!

太鼓の場合(に限らず?)、実際の演奏に於いて、録音中に譜面をめくることはまず無理。
譜面台を何台も置いて、譜面を横にダーーーーッと並べてやったこともあるが。…

「譜面を追いながら演奏する」ことは全然苦じゃないが、「譜面を追う」ことに集中力を傾ける分を、曲想を理解することや作曲者の気持ちを感じ取ったり、曲の中で情感を付けたり色気や歌心を乗せて演奏する方にウエイトを置きたいと思うわけだ。

だから、時にはこんな作業も。
イメージ 1
頂いた譜面を、テンポを1/2に計算して書きなおし。
(つまり自分用の譜面。)
これで現場での譜面台はスッキリ(^^)♪

この画像、何かいつも同じ様な気がするが…きっと気のせいです(^_^;)


「忝い。」
HIROSHI "キュア筋肉" MOTOFUJI

今日は目黒だよ!

あぢぃ〜…
溶けそう。

昨日、太鼓指導と個人練習を終え、やっとの思いで夜中に書いたブログ。
Yahooブログのメンテナンスとやらで結局アップ出来ず…(−_−#)

で、改めて今、目黒へ向かう電車の中で必死で書いてますが、今晩目黒でLIVEやりますよ!

 ◇日程:7月29日(火)

 ◇時間:Open18:30/Start19:00

 ◇場所:LIVE STATION(東京/目黒)

 ◇料金: 前売 2200円 / 当日 2500円

 ◇出演: Tsubasa(Vo)、久遠(Ba)、Gen(Hca)、茂戸藤 浩司(Cajon)

 ★52nd Summer bitesの出番はトリ。20:45頃予定です!

みんなに会えたら嬉しいな!

「忝い。」
HIROSHI xx.

52nd Summer Bites リハ

イメージ 1
(左から)GENちゃん、オレ、Tsubasa、久遠
※久遠、画像借りるね(^_-)-☆

カホン叩いたり、歌ったり、ギター弾いたり。

「オレは一体何屋なんだ?」っていうセリフはもういいかげん言い飽きた。
ま、いずれにしろ、すっげー楽しいことには変わりない。

今月29日、絶対観に来てね!!

「忝い。」
HIROSHIxx.
ここ数日、ジムへ筋トレしに行く以外はほとんど引き籠もり状態。

現在、8月23日(土)&24日(日)の「キュアメタルライブ」の為の準備・集中期間。
要するに、リハ用譜面(自分用アンチョコ)の書き上げと、ひたすら曲を聴き込み〜覚え作業。

基本メタルは譜面台立てちゃカッコ悪いからね。やっぱ。


今のうちに出来るだけやっとかないと、来週あたりから何やら別件のスケジュールがバタついて来たんでね(^^♪

来月も面白そうな企画が舞い込んで来たし(^_-)-☆

しかしまあ、作業がどうしても夜中〜朝方になるので、このところ時差ボケ状態。
戻しておかないと、来週から大変なことになりそうだな…。


「忝い。」
茂戸藤浩司

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