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私が研究と経験の末に編み出した、担ぎ桶太鼓の打法をステップを追って紹介して行きます。
筋力に全く頼らず、ケガもしにくい、マメも出来にくい打法なので、女性の方も是非チャレンジして下さい。
まずは実際に打つ前の、ごく基本的なことからはじめます。…
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1)基本姿勢=かまえ
■打面の正中線と体の軸をシンクロさせること。
右足を前、左足を後ろに構え、自分の軸足(人により左右違う)に軽く重心を乗せ、自然体でまっすぐ立つ。 打面が身体の右側へ寄らないように右足でコントロールし、打面の中心が身体の真ん中にくるようにかまえる。 ■両肩と両肘は「段違い」にならないように。地面と水平に。 両方の桴先を打面中心に添えた時、両方の肘の高さと両肩の高さを揃え、バランスを取る。 身体を右に傾けたり、捻ったりしないこと。 また、右肩下がり(左肩上がり)にならないこと。 …・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2)桴の握り=グリップ ■茂戸藤流奏法では、打つ時に桴は「握らない」のが基本。
むしろ桴を打面に向かって「放り投げる」くらいのイメージで。 ■桴の向きは肩から肘、手首、指へと続く一本のラインの延長線上に桴先が向くこと。
手首が不自然に折れ曲がらないように、グリップはごく軽く。 ■腕を振っている時、打った瞬間、打った後など、「常に同じ握り方」などありえない。
掌の中では、絶え間なく「色々なこと」が行われている。
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3)基本エクササイズ=腕の振り
■両肩を下げたまま、肘を上から糸で吊られてる“あやつり人形”のようなイメージで腕を上げて行き、肘が肩のラインまで上がったら糸がプツンと切れたように腕を脱力して振り下ろす。 この時、腕を完全脱力して行うと、腕を下ろしに行く瞬間、手首がグニャと上を向くが、それで正解。 ■肘関節と手首関節の軌道が、常に八の字を描くこと。 前腕部の「捻じれ」の感覚に神経を研ぎ澄ませて。 …・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はここまで。
出来れば鏡のある所で、繰り返し練習することを心がけて下さい。
ご質問は、コメントかコチラまで…
「太鼓術はスポーツに非ず」
茂戸藤浩司
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茂戸藤流太鼓術
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長胴太鼓の斜め打ちに於ける基本リズム「ドンツク」の練習法について、解説します。
<用法> ■地打ち、下打ちなど(ベースリズム) ■曲中のテーマ・リフの一フレーズとして ■打法またはフレーズ習得のためのトレーニングとして <ポイント> ■「ドン」は強く、「ツク」は出来る限り弱く打つ。 但しあくまでも「弱く打つ」のであって、桴を置きに行くのではない。 聴感上、口唱歌の通りに「ドンツク」と聞こえるように。 ■はじめて練習する場合、テンポ♩=130くらいで「ドン」を4分音符とし「ツク」は8分音符2つとしてとらえ、ゆっくり正 確に練習する。
慣れてくるに従い徐々にテンポを上げていき、「ドンツク」を1拍としてとらえて打てるようにする。 (「ドン」を8分音符「ツク」を16分音符としてとらえる) ■歯切れの良いシャキッとした音形をイメージしつつ、同時にリズムにうねりが出るよう体の中で音が転がるよう にイメージする。
■他流派との最大の違いは、左桴を絶対に振り上げない点。 右の「ドン」を打ったタイミングで左を振り上げてしまいがちだが、それは絶対にNG。 <打法手順>
■基本手順は「右・右左」 ・まず両方の桴を打面に揃えてかまえ、右桴を、腕が弧を描くように振り上げ、打ち下し、「ドン」。
・右桴は、「ドン」を打った後に即座に握りをコントロールし、リバウンドに任せずに打面のギリギリ近くにキープ。 (最初の、両桴を揃えた「かまえ」の状態に戻す) ・その状態から桴先を一切振り上げることなく(打面から2〜3cmの地点から)「ツク」を打つ。
因って、「ドン」と「ツク」にはかなりの音量差が生まれる。 (※北陸地方などに伝わる「三ツ打ち」とは全くの別物。) ・打点は「ドン」も「ツク」もすべて太鼓のほぼ真ん中を狙い、打点を変えないのが基本。
☆速いテンポで連打する場合のコツ 速いテンポで打つ場合、「ツク」を打ってから次の「ドン(右)」を打つために振り上げる右桴が忙しくなり、リズムも乱れる。 そこで、「ドン」を打った後、肘を引きながら同時に「ツ」を打つテクニックを使う。 振り上げの動作の時に「ツ」の音を打ってしまうわけだ。
これにより、一往復の腕の上げ下ろし動作で、「ドン」と「ツ」二つの音が出せる。 練習法としては右手だけで、 『振り下ろして「ドン」→上げながら「ツ」』
を繰り返すとコツが掴みやすい。
注意点として、桴を振り上げる時は桴先を打面側へ向け、肘から引くように弧を描くことを忘れずに。 まずはゆっくりからはじめ、テンポ♩=150くらいまで打てるように目指しましょう。 <バリエーション> 「ドンツク」系リズムには多数のバリエーションがあるが、ここでは代表的なものを紹介する。 ◇「ドンツクツッドン」
東京の下町や関東地方の一部に代表される「盆太鼓」の基本リズム。 ほとんどの民謡曲に合わせて打つことが出来る。 「盆太鼓」とは夏の風物詩「盆踊り」の櫓の上で打ち鳴らされる太鼓。 フットワークを最大限に使い、体全体をうねるように大きく揺らしながら打つのが特徴。 「ドンツクドンドン」と呼ばれることもある。 ◇「ドンツクドンツクドンツクドンドン」
助六流代表リズムの一つ。 これ一つが1小節(4拍)のフレーズ。 三回の「ドンツク」それぞれにに意識的に音量差を持たせることにより、様々なグルーヴを生み出すことが出来る。 私が同流派に所属時代は、いつもこれを余裕でテンポ♩=170以上で演奏していた。 上記について不明な点や質問などは、いつでもコメントを。
またはこちら↓へ直接お問い合わせ下さい。 http://sound.jp/hiroshi_web/ (※TOPページ内「CONTACT」からお入り下さい。) ケータイ版はこちら↓ http://id44.fm-p.jp/88/hiroshiweb/ (※「メールBOX」からどうぞ。) 茂戸藤浩司
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長胴太鼓の斜め打ちに於ける基本リズム「ドンドコ」に関して、解説します。
<用法>
■地打ち(ベース・リズム)
■曲中に於けるブリッジ、アクセントなど
■打法またはフレーズ習得のためのトレーニングとして
<ポイント> ■基本手順は「右・右左」
■どの音にも強弱をつけず、3つの音すべてが同音量になるように。
(※「ドンツク」とはまったく違う)
■打つ時に身体を上下動させず、常に腰が入った状態で打つこと。
左足の膝を曲げ伸ばしして体を左右にスライドさせるのもNG。 体幹軸を太鼓側へ「スピン」させるのはOK。 ■他流派との最大の違いは、左の「タメ」。
右の「ドン」を打っている時に、やたらと左を振り上げないこと。 そうしてしまうと「どーんこどーんこ」という符点リズムに聞こえてしまう。 (それってリズムはイナカ臭いし、見た目もだっさい。(>_<) もういいかげんやめようね。) ■弱音→強音まで10段階くらい使い分けられるように練習すること。
どの段階においても3つの音が均等になるように。 ■テンポは最低でも ♩=150 くらいまで打てるように稽古する。
■応用編として「右・左右、 左・右左…」という「オルタネート打法」がある。
テンポ♩=200以上の速い曲や桴の太い大太鼓、ソロなどで非常に重宝するので上級者は是非習得するべし。 不明な点や質問などは、いつでもコメントを。
またはこちら↓へ…
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ケータイ版はこちら↓
「メールBOX」からどうぞ。
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