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コメントでしんいちさんのご指摘があったように世間一般では原型は半分に切って左右別々に成形するらしいです。でもぼくは、おーちゃくして丸のまま右向けてエイ!ひっくり返してエイ!とアジの開きを焼くようにやっていたのです。
なぜ分割しなかったか。
1つ目の理由はのりしろの問題です。ざっくり言えば原型を分割しないまま成形すると自動的にのりしろが作成され接合のときラクです。
2つ目はのこぎりの歯の幅がロスるのを嫌ったからです。1メートルの幅で1ミリロスるならまだしも数センチしかないのに1ミリ持っていかれるとなんかイヤですね、ぼくとして。
3つ目は。。。。切るのがめんどくさい。
4つ目は、ホレ、原型は愛情を注ぎ込んだ可愛い子ですよ。その子をぶった切るなんて、まぁ恐ろしい! そうも言ってられず切りました。
そうしたら、いいですよ。歩留まり50%です。残り少ない塩ビ板から2機分が取れました。※動画を観るときは字幕モードをONにして!
蛇足ですが、動画でもわかるようにコンロで塩ビ板をあぶる際「牛革」の手袋はおすすめです。溶接などで使うんですが防熱効果が抜群です。手元まであぶらないと平均的な加熱ができないでしょ。
あと剥離剤は最初はハンドクリームを使ってましたがオリーブオイルの塗布の方が剥離剤の跡が残らなくていいと思います。 本体の他に水平尾翼の裏と表、エンジンポッド、テールのロッドカバー(凸部分)などを成形しました。小さかったから簡単にできました。
左右の接合は地道な作業です。細長いパーツを用意してまず片方に接着しのりしろ部分を確保します。左右のシンメトリを確認しながらボディーが歪まないようにします。
塩ビ板が薄い箇所には補強板をあてがいながら進めます。
続いて機体本体挿入孔(メンテ穴)やスワッシュの穴などを開け、エンジンポッド、水平尾翼も取り付けました。 テール側ではテールモーターホルダーを本体垂直尾翼に固定し配線の処理を実施します。ホルダーは固定ですがモーター自体は簡単に交換できるようメンテ配慮します。
テールブーム(?)上部のロッドが収まっている凸部分にカバーをかぶせます。これはエンジンポッドと共に接合箇所が露出するのを防ぐのと剛性の確保が目的です。 K110のメイン部分をボディーに挿入する際、できるだけ小さな穴で収めたかったんですが、なんだかんだ言ってデカクなっちゃいました。修理のときは容易に内部を取り出せないと困るので、ここは妥協です。
さて問題発生。ボディー内部でどうK110を固定するか。
夜寝る前にはアタマの中で簡単な固定方法が湧いてくるんだけど実際やってみると非現実的、という繰り返しでこの部分では2〜3日かかりました。
結局「なんだそんなことか」といわれるような他愛もない方法で固定することになったのですが、このアイデアをひねくりだすのは大変でした。写真じゃよく見えないですね。 次は本体とテール部分の接合です。
取付角度はBELL212の特徴的フォルムを象徴しているので、緊張の一瞬ですね。
今回使った3Mの軟塩ビ用接着剤はとてもよくくっついて根性なし接着剤のストレスから開放されました。すきまが多く出てしまった箇所はパテとの合わせ技です。 いよいよ塗装です。
マスキングの位置決めはほんとうに困りました。アタリが消えちゃってるので設計図を切り取って重ね合わせながらヤマカン半分でマスキングします。
塗料がにじんできたヒにゃ取り返しがつかないのでツメでゴシゴシしながらマスキングテープ貼っていきます。 その後サフェを吹いて不良部分をパテなどで整形し、表面を#400ペーパーで慣らして再度サフェ、これは部分的には3回以上繰り返します。
サーフェーサーを塗布すると今まで隠れていたアラが見えてきます。本塗装は2回かな。なんせ色が似てるんで。
塗料が生乾き状態で(息止めて)マスキングをはがします。
なによなによ、オイラも上手くなったじゃん。上出来ですよ。95点ね。
むしろ窓のマスキングのカタチに誤差が出てるのが気になりました。 次は初体験のスミ入れです。
スミ入れにはいろいろ方法があるようですが、今回のように何でもない平地に0.3ミリくらいのスミを入れるのはあんまり事例がないようです。
いろいろやってみましたが単純にマスクしながら書くのが安全のようです。ただ非常にめんどくさいイメージです。 自分にこんな細かい作業ができるのか不安でしたが、インターネットラジオ聞きながら「今日は一日かけてやるんだ」と決心して始めたら、あーらびっくり3時間位で出来ちゃいました。細さが整ってるとは言えないけど全体的な仕上がりとしては満足できる結果となりました。
最後にメインローターやスキッドも塗装します。ぐっと気分が乗ってきました。
仕上げ作業は吸気口の黒シール、スペインネイビーのマーク、天井のライトなどです。そうそうバインドボタンを棒で押すための穴ね。
出来上がりをパチリ。思いの外写真映えするかっこいい機体です。
製作日数はだいたい1か月くらい。構想期間は非公開ってことで。。。。(笑)
全長は前後のローターを含めないでボディーだけで27cm
バッテリーを含まない全備重量は66gになりました。
メインカラーはTAMIYAライトゴーストグレイAS-26(エアモデルスプレー)です。 室内でのテストフライトも良好です。
最後にお手本の実機です。
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すごい・・・・♪
もう飛んでる〜・・・・!!
2018/9/6(木) 午後 5:47
わー、飛んだ飛んだ!
スケール感ばっちりで良いですね〜
2018/9/6(木) 午後 8:51
さすがクリエーターお見事ですね。
完成おめでとうございます
熱中症でたおれられなくて良かった。
模型作りって山に登るようなもんだなと思いますよ。大変なほど満足も大きいんでしょうね。
2018/9/7(金) 午前 8:15
> pipe(ピープ)さん
一ヶ月の制作記録のダイジェスト版を2回に分けて掲載しました。
読む人にしてみるとちょっと違和感があるかもしれません。
ぱっと飛んだように見えて、実際は一ヶ月掛かったんですよ。
2018/9/7(金) 午前 8:16
> drive999さん
外見的9リアリティーという意味では満足してるんですが、部屋の中でややこしいコースを取るとふらついて、中型機じゃないみたい。。。
ホバも落ち着かないしウデ、落ちました(トホ)
2018/9/7(金) 午前 8:18
> ろくまんさん
山を登るのに似てます。途中の難関に対して進むか退くか、進むにしても方法は何を選択するか、悩むところがたくさんありました。
仕上がって写真撮ってるときはうれしくなりましたね。ぼくにとって登山の頂上ですから。
バキュームの成形板を加熱してるときは、ぶったおれるかと思いました。もう無理はできないっす。ほめてくれてありがとうございます。
2018/9/7(金) 午前 8:22
いやー記事見てても楽しいですね!作ってるほうは もっと楽しい!
小さいのに良くできてます。特に顔に最後まで拘ったとところは素晴らしいです。ノーズの独特の丸みは ほんと難しいですよね。
数日 カッターを握り締めるけど先に進まない時が僕もありましたよ。こんな形 カッターでできるのか!?って。
でも、え!?ここにこうやって歯を当てるとこんな形に削れるんだ!と何度も新しい発見が生まれますよね。失敗もあるけど。
せっかく作った型を真っ二つに刃を入れるのはさぞかし抵抗があったでしょう。
次は何作りますw?
[ しんいち ]
2018/9/7(金) 午後 11:19
> しんいちさん
自作しようなんていう酔狂な人たちは、惚れに惚れ込んだ顔(の角度)がアタマから離れないからだと思います。
とはいうものの3D的にそれを再現するのは難しいです。
大きくやり直すためにざっくり削ると、断面がバームクーヘンみたいになってる。やり直した数の年輪ですな。
でもこれを乗り切らないと、なんのためにナイフとパテで削った盛ったを繰り返してるかわからないワケです。
>型を真っ二つに刃を入れるのはさぞかし抵抗があったでしょう。
はい。もうやけのやんぱちでした。
>次は何作りますw?
おーちゃくするわけじゃないけど、複製品を一回は作りたいです。そういうプロセスが真空成形だと考えてます。
2018/9/8(土) 午前 9:18
UH1450.walkera.用、制作依頼をしたい。?
[ 林敏照 ]
2018/12/30(日) 午後 5:45
> 林敏照さん
UH1450.walkera.制作依頼したいけど、?
[ 林敏照 ]
2018/12/30(日) 午後 5:52
> 林敏照さん
hahaha 人様からご依頼をうけて作るようなたいそうな工作じゃないですよ。アマチュアの趣味のレベルです。
お世辞言ってくださってありがとうございます。
2018/12/30(日) 午後 9:07