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私の主食は「本」です。
とはいってもヤギさんのように、紙を食べているわけではございません。
本をむさぼるように読んでいる・・・それが、ここ数年の私の日常なのです。
元々、読書は好きでした。
でも、ライターとして文を書かせてもらえるようになってから、
自分の語彙の少なさに愕然とし、
まるで処方箋のお薬を飲むかのごとく、数々の本を読むようになったのです。
特に、自分のふがいなさを感じたのは
「東京新聞」で1週間に1本の連載をさせていただいた時。
タイトルは『マイ銭湯』。
東京都内の銭湯のなかから毎週1軒取材にうかがい、
そのお風呂屋さんの様子をリポートするというもの。
一見、取材さえ行けば書けてしまう様な、
簡単な印象を受けるかもしれませんね。
ですが、初めていただいた「週1本」の締め切りのあるお仕事に、
書けば書くほど、自分の頭の中から「SOS!」が飛び出したのです。
たかが銭湯の記事とあなどるなかれ。
銭湯の事はもちろん、町の様子、町の歴史、その周辺出身の有名人、
お湯についての知識、銭湯業の歴史などなど色々な周辺情報の知識なしには書けないのです。
そしてその知識は1回仕入れればOK、というわけではありません。
毎回毎回違ったところへ行くたびに、「仕入れ作業」が必要になるのです。
さらに、文章を全く習ったことのない私にとっては
「ひとつのものを紹介しながらも、ショートストーリーのような読み応えのある記事」
を書くためのノウハウが全くなくて、
何か足しになればと、旅行記などのコラムをむさぼるようにして読み漁りました。
今は、連載もお休みに入ってやっと「ほっ」と息をつく暇ができました。
けれど、いつどんな記事を依頼されてもいいように、
「仕入れ作業」は欠かすことができません。
それに、自分のこれからの生き方を考えるのに役に立ちそうな本も読みたいし、
小説も読みたい、エッセイも大好き・・・
常に「次読む本」が出番待ちしている状態なのです。
でも、文を書くことって、こういう作業が水面下にあるものなのかもしれないな、とも思います。
書いていると自分の中にあるストックがだんだん、減っていくのを感じます。
それを補うために、どんどん仕入れていかなければならないのです。
アウトプットとインプットの追いかけっこ。
そんな感じの日々が何だかいとおしくて、嬉しくなってしまう私は、
やっぱり「ライター」が天職なのかもしれません。
広山直美
★広山直美の連絡先★
hiroyamanaomi@yahoo.co.jp
★広山直美のブログ「東京銭湯物語」★
http://blogs.yahoo.co.jp/tokyosentou
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ブログいつも楽しく読んでいます。更新が楽しみです!!
2006/7/13(木) 午前 8:35 [ 野中 ]
本が大好きなんですねー。私ももっと読まないとなあ。。。
2006/7/14(金) 午後 8:24 [ ひなの ]
野中さん、ひなのさん、ブログにようこそ!!本、大好きです!!最近は古本屋さんも充実しているので、書籍代がおさえられて大変助かってるんですよ*どうぞまたブログに遊びにいらしてくださいね!!
2006/7/21(金) 午前 11:29 [ 広山直美 ]