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こんにちは。広山直美です*
ただ今、滞在先のフィリピン・マニラより配信しております。
もう2桁も渡航しているというのに、今だに出発前には周りの人達に
「治安悪いからお気をつけて!」と言われちゃうマニラ。
とはいえど、
私はただの一度もこの地にいて「治安が悪い」と感じたことはないのです。
むしろアメリカや中南米の方が体感危険度数は高かったように感じます。
されど。
虎穴に入らずんば虎児を得ず…と申しますし
「悪い人ってどんな方なのかしら?」とリサーチしてみるため、
あえてトラブルにあいそうな場所に足を運んでみることにいたしました。
(君子危うきに近寄らず…とも申しますが、私は君子ではないのです)
さてさてと、向かった先は両替商。
日本人観光客に人気の「エドゼン」などの両替店がある通りを
各店のレートを一つひとつ眺めながら、ぼんやり(←これがポイント)歩いてみました。
「チェンジマネー、グッドレート!」
来ました来ました、怪しい方が。
手には各国のレートを書いた薄汚れたメモを持ち
(レートは日々変わるので、メモが使い回して薄汚れている時点で怪しさ確定!)
やたら愛想よく笑おうとしている日に焼けたおっちゃんが。
どこから来た?の問いにJAPANと答えるとカモだとばかりにニヤリと笑う。
特に日本円はグッドレートだ、だから来いと言われるままにお店へ。
お店は一見、周りの両替商と変わらないこじんまりとした店構え。
カウンターには鉄格子がはめられ、お金は格子ごしにやり取りする仕組み。
いくら両替する?と尋ねるおっちゃんに1万円と答えると、
今日はグッドレートだからもっと両替したほうがいい、としつこく薦める。
私は日本人だけどビンボーだから1万円しかする気はない、と押し通し
しつこいおっちゃん、やっとこさ観念。
窓口前に立った途端、そこにいた若い男の子は奥へ合図し
カーテンの間から「この道一筋30年」て感じの貫禄たっぷりのおばちゃん登場。
1万円を渡すと、5500ペソだと言い、ささっと500ペソ札を数え出す。
ワン、トゥー、スリー…確かに11枚。
けれど何だかあまりに早い。
もう一度数えて、と言うとおばちゃんササッと数え出す。
聞いた話によると、悪徳両替商は数える際に手元にスッと数枚落とすらしい。
手元に注目しているけれど下に落とす様子はない。
それでもよくよく見てみると…カウンターの真ん中に切れ込みが。
わかった!その切れ込みに数枚落としているんだ!
二回目を終えたおばちゃん、どうだとばかりに札束を渡す。
さて何枚減っているかと数えようとすると、さっきのおっちゃん再登場。
うるさく話し掛けながら私をドアに向かって半ば強引に促す。
クルリ振り向きおっちゃんをかわし、札束を数えると…なんと7枚!
「これ間違ってる、2000少ない」と、おばちゃんに札束を返す。
背中からはおっちゃんが、カウンターではおばちゃんが
揃ってやんやと反論する。
それならじゃあ、もう一度数えてみてよと言ってみる。
おばちゃん、熟練の技で11枚を見事にカウント。
さっきの足りない分をどうやって足したのか、全くの謎!
スルリと溝に落とす瞬間も見た目にはさっぱりめっきりわからない。
「もう一度数えて」とお願いし目をこらして見ている私、思わず
「すご〜い…手品みたい!」と感嘆の声、阿呆な私はわざわざ英語で言ってしまう。
途端におばちゃんキッと睨み、
1万円札を投げるように返し「帰りなっ!」。
そんな訳でおっちゃんにつまみ出されるようにしてお店を出た私、
手には1万円を握りしめ、被害金額はゼロ。
無料でおばちゃんの華麗なマジックを見せていただいたのでありました。
しかし…
こういうのって「冷やかし」って言うのよね、と反省し
二度と自ら足を踏み入れるのはやめようと心に誓った広山直美なのでした。
悪徳両替商のおばちゃん、おっちゃん、
ご商売のお邪魔をしてごめんなさい…m(__)m
広山直美
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直美さん初めましてm(__)m
>華麗なマジック
笑ってしまいました(^^ゞ
気をつけて下さいね不景気で治安が悪くなってるようですから
2009/7/26(日) 午後 11:22 [ kozo ]
はじめまして。
フィリピン在住の私が思いもつかなった痛快な出来事ですね。
マジック。
長年鍛えた業なんでしょうね。
2009/9/18(金) 午前 11:06