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こんにちは。広山直美です。
タイの首都バンコクにて2ヶ月余り続いた タクシン元首相派・反独裁民主戦線(UDD)による反政府デモは、 19日、終結宣言がなされました。 その後のバンコク都内の様子について、 現地メディア発の情報をお伝えいたします。 デモ隊が解散した中心部では、 一部が暴徒化し、政府の建物やデパート等へ次々と放火。 およそ40の建造物に被害が及び、大きな傷跡と悲しみを残しました。 しかしながら、 バンコクは復興に向けて着々と歩みつつあります。 騒乱により荒れた都心部では数千人の行政職員やボランティアの方々による清掃作業が行われ、 都民の足である高架鉄道BTS及び地下鉄MRTは23日、運行を再開。 デモ期間中、休業に追い込まれていた占拠地近隣のホテルも 今週には営業が再開できる見通しとのこと。 また、延期されていた現地学校の新学期が1週間遅れで始まり 休校となっていた日本人学校も今週から授業を再開、
会社命令で現在日本に一時帰国している駐在員家族が多いものの 在タイ邦人の方々の生活は正常に戻りつつある様子です。 一方で、治安に対する懸念はまだ完全には払拭されておらず、 ステープ副首相は24日、バンコクなど1都23県対象の夜間外出禁止令の延長について 25日の定例閣議で議題とすることを発表。 決定されれば、夜間の外出禁止は、あと1週間続くこととなります。 ちなみに首都圏警察のピヤ報道官によると、 禁止令が出された20日以降の4日間で 外出禁止令違反として現行犯逮捕された人数は511名にのぼるとのこと。 デモ騒乱による深い爪跡を残しつつも、 バンコクは刻一刻と立ち直りつつある様子です。 最後に…わたくしの個人的な感想でございますが、 バンコクへの渡航は、今の所は控えたほうがよいのではないかと存じます…。 日本では報道されておりませんが、デモ収束後も各地で爆発事件や未遂事件が起こっていますし
ゲリラ化した「過激派」による活動が勃発する恐れがあるのではないかと。
先日アピシット首相により「治安回復宣言」がなされましたが、 宣言は対外的な体面を繕う為であることが濃厚に感じられます。
さらに、朝令暮改は日常茶飯事のタイのこと、宣言があったからと言って安心は出来ません。 また、タクシン元首相が支持者に対して叱咤激励のメッセージを送ったという報道もあり、 タイの方々の一部では6月に再びデモが行われるのでは…という噂も広がっている様子。 近日渡航予定のある方は、充分な情報収集をなさって どうぞくれぐれもお気をつけてくださいね。
広山直美 |
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