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こんにちは*広山直美です。
「バンコク滞在記」第4回目をお送りさせていただきます。
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バンコク滞在記・第4回
【バックパッカーの仁義なき闘い/後半】
バンコク。
スワンナプーム国際空港・路線バスターミナル発、ナンバー555のゾロ目バス。 乗車後、間もなく出発進行!
モーターウェイに入り、深夜の道を時速100キロはゆうに超えるスピードで、ビュンビュンビュンと走り抜く。 窓からの突風で前髪は総立ち、「ナチュラルパンク」になった頃、一般道へと下り、そろそろ私が降りる場所。 しかしながら、道は暗く、バス停付近にコンビニや屋台は勿論、電灯さえも無い上に、 降りる人が、だあれもいない…。 深夜のバンコク。 今迄渡航経験数知れず、一度も怖い思いをした事がない…とはいえど、 さすがに真夜中の「人無し、店無し、プラス恐らくバスも無し」の三拍子揃った地で 女ひとり、下車するのは、あまりにリスクが高すぎる。 まあこれも、仕方がないと腹を据え、地図にて先のルートを確認。 「絶対明るく、人も多数いるであろう場所」ドンムアン空港前での降車を決定した。 そして、空港前からバスを乗り換え、無事宿泊地へと到着したのだった。 後日、空港発バスの運行状況を伺う為に旅行代理店に向かった際、 知り合った日本人女性にこの話をした所、「空港からタクシー使えば」と不思議そうな顔を向けられた。 そう、なのだ。 恐らくそれが、きっと「正しい」道なのだ。 されど、そのコースを選ぶには、私の中で超えねばならない壁がある。 「バックパッカーは、一番安価で、一番その地に暮らす人々に近い交通手段を選ぶべし!」 という暗黙のルール。
誰に強制された訳でも、お金に困っている訳でも、日本円にして僅か数百円数千円が惜しい訳でもないのだが、 バックパックを背負いながら(私の場合そもそもバックパックすら持たない手ぶらの事も多いのだけれど)、 一番安易な「ドアtoドア」の交通手段・タクシーを選ぶのは 「邪道の極み!」と、私の心が厳しく糾弾するのである。 ちなみに、空港発の長距離路線バスは基本的にエアコンバスなので一応(涙をのんで)「不問」としているが、 バンコクの日常では、大別してエアコン付とノンエアコンとに分けられるバスのうち エアコンバスも、これまた「安楽な道へと堕落させる邪な乗り物」と私のリストに位置付けされている。 バックパッカーは常に闘いの中にいる。 何との? それは…自分の定めた「掟」との。 そんな闘いの連続のサバイバルな日々は、 私にとって、この上なく楽しい「リアル・ゲーム」であることに間違いはない。 〜つづく〜 ********************************************
広山直美 |
直美@バンコクライフ
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