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こんにちは*広山直美です。
「バンコク滞在記」第8回目をお送りさせていただきます。 ******************************************** バンコク滞在記・第8回 【はじめての安宿/中編】 それは、私が安宿の魅力に目覚め、 やがてバックパッカ−の聖地・カオサンの安宿を次々制覇していく 「安宿開拓時代」へと突入する以前のこと。 海外ひとり旅を始めた当初は、日本人らしく「旅行とは高級ホテルに泊まるもの」と思い込んでいた私であったが、 「二大憧れ旅行作家」である下川裕治氏と蔵前仁一氏のご著書を拝読するにつれ 登場する「安宿」なるものに惹かれ、次第に憧憬の念を抱いていった。 ご本によれば、そこは バックパック1つで世界中を駆け巡る「ザ・バックパッカー!」といった方から、 居心地が良いと一ヶ所に長居する「沈没組」、 さらには、何年も帰国せず放浪する「もはや日本社会からドロップアウトした」ような方、 宿の「主」然として旅のイロハを語りだすウンチク人間…等々、面白い人間の宝庫のようなのだ。 そして、それに輪をかけて魅力的にうつったのが、 「部屋にはベッドがぽつんと置かれたきりで、まるで独房のよう」 「壁に書かれた落書き」「薄汚れたマットレス」等の表現。 すなわち、安宿とは「面白人間博物館」兼、 私が子供の頃から大好きだった「ビンボーごっこ」(注)がリアルに体験できる、 何とも素晴らしい所のようなのだ! (注:私は幼い頃から、ビンボー生活をする事とホームレスの方々の暮らし方に憧れており、 部屋の隅にダンボールハウスを作って住んだり、ゴミや古布を使い何かを創るのが大好きだったのです。 今にも通じるのですが、他人が見向きもしない物を作り替え、魅力ある物に変身させる 『価値の変換』作業や『無から有を生み出す』行為に強く惹かれるのです) されど、私は「女ひとり旅」。 旅行代理店の方にご相談しても「そういう宿は犯罪の温床。絶対行ってはいけません!」と強く阻止され、 また、周囲に安宿に泊まった経験のある知人も皆無だった為、 何だか「足を踏み入れてはならない恐怖の場所」のようにも思えて、なかなか勇気が出ずにいた。 そんな私に「安宿デビュー」のきっかけをくれたのは、 フィリピン・マニラへの渡航だった。 〜つづく〜 ******************************************** 広山直美 |

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