広山直美堂本舗

★旅(世界旅行&街・銭湯巡り)ライター。東京新聞連載では一眼レフ撮影も♪銭湯&商店街、バックパック1人旅、タイドラマ&音楽好き★

直美@バンコクライフ

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こんにちは*広山直美です。
「バンコク滞在記」第9回目をお送りさせていただきます。

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「二大憧れ旅行作家」下川裕治氏・蔵前仁一氏のご著書にて、私は安宿に憧憬の念を募らせていた。
そんなある日。
手にした新聞に興味深い記事を発見した。
「フィリピンはアジア随一のカトリック国」
「英語の普及率はアジアでNo.1、韓国では定番の留学先」だという。

それまで、南国、島国、ダイビングのメッカ、バナナやパイナップルの産地
イメルダ夫人の靴コレクションに、空港で暗殺された大統領アキノ氏…等、
断片的なイメージしか持っていなかったフィリピンに対し、一気に好奇心がプチプチと弾け、
善は急げと即座に渡比、いざマニラ!へと一路に向かった。

「生きて帰って来られないのでは…」という周囲の心配をよそに、
ただの一度の怖い思いにも、たった一人の嫌な人にも出会わずに
ラテンのノリに彩られたトロピカル・ハッピーアイランドを満喫。
初の渡航でフィリピン大好き!となり、女だてらに「ピン中街道」を爆進することになったのである。

以後、各国への旅と並行し渡比を重ね、比国関連書籍を探しては片端から熟読する日々。
そんな中、ある本に不思議な記述を見付けたのだ。
それは、ご著者が初めてマニラを訪れる際のこと。
「着陸時、前席のバックパッカーが頭のバンダナを気合いを入れる様に巻き直すのを見て、
旅慣れた人でも気合いを入れる必要がある程、怖い所なのかと足がすくんだ」と言った内容。

…!?
え?フィリピンが!?
皆フレンドリーで優しくてラテンのノリの「カラフル・ハッピーパラダイス」なのに…と驚く私。

と同時に、
「…と言うことは。皆が止める安宿も、行ってみれば、そう怖くはないのかも!?」
ハッと思い立ち、程なくバンコクはカオサンにて安宿デビュー。
結果は正に「百聞は一見にしかず」!
身の危険も、暗黒サイドへの誘惑も堕落も、沈没への墜落も埋没もなく
素朴な安宿ワールドにすっかり魅せられ、今日の「安宿マニア」へと至っているのである。

以上、私が初めての安宿に辿り着くまでのお話でございました*

〜つづく〜

広山直美

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