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フルート奏者の島田英子さんと一緒に、皖一先生の少年像を見に行きました♪
★2009年5月22日(金) 埼玉新聞記事より
「将来への躍動を表現 少年下総皖一を彫刻に」
下総皖一の少年時代をイメージした「笛を持つ少年」と制作者の中島睦雄さん
偲ぶ会会長 中島さんが制作
童謡「たなばたさま」「ほたる」などの作曲で知られる大利根町出身の作曲家、下総皖一(1898―1962)の少年時代をイメージした彫刻「笛を持つ少年」を、下総皖一を偲ぶ会会長の中島睦雄さん(65)が制作した。下総の晩年のころの中島さん制作の彫刻像が町内に設置されており、「下総先生は十代前半までを大利根町で過ごしている。偉くなった下総先生と対をなす若き日の下総先生の彫刻も制作した」という。
1898(明治31)年に旧原道村に生まれた下総は、12歳で原道村尋常小学校を卒業後、約10キロ離れた栗橋尋常高等小学校に毎日通学した。同校を14歳で卒業し埼玉師範学校(現埼玉大学)に入学するため故郷を後にした。以後、同町には住んでいない。
中島さんの彫刻は、高さは140センチ、13、4歳ごろの下総をイメージし着物姿で裸足の少年が音楽を象徴する竹の笛を右手に高々に掲げている。
下総のエッセイ「歌ごよみ」によると、下総は家の周りのたんぼを駆け回り、へびやかえるを遊び相手にする活発な少年で実際に竹で笛を作って遊んでいたという。中島さんは下総の少年時代からイメージを膨らませ制作した。
中島さんは、偲ぶ会会長を務めているため音楽に詳しいとよく間違われるが、本職は彫刻で県立不動岡高校などで美術教師を務めた。全国唯一の彫刻家団体である「創型会」(斉藤馨代表)同人として作品を発表してきた。
晩年の彫刻像は下総が作曲家として大成し東京芸術大学音楽学部長を務めるなど功績を積んだ時代のもの。中島さんは知人から「故郷で過ごした時の少年の下総の彫刻があってもいいのでないか」と言われたのが制作の動機となったという。
「下総先生の少年時代をイメージして作ったので作品は将来への躍動を表現しました」と話している。
※第58回創型展
会期 2009年5月9日(土)〜19日(火)
18日(月)休館日 AM9:00〜PM5:00(入場PM4:30迄 最終日1:30迄)
会場 東京都美術館 (JR上野駅公園口より5分)
入場料 700円
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