C.C.INA★PINA

タフな素人集団「INA★PINA」の軌跡を公開します!

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日時:2017年5月21日(日)
メンバー:鹿野、ジョコ、matu

前回(https://blogs.yahoo.co.jp/hirschwies/65891502.html)は単独なのでほとんどのFを高巻きした鈴ノ大谷川ナカノ谷。今回は2名の補助要員を引き連れて遡行に向かう。なかなか苦労したけど、まともな遡行図を完成させることができた。この沢はやっぱり大当たり!
イメージ 37遡行図を作成〜ぜひ登って欲しい〜
イメージ 1ログ〜青が前回、そして赤が今回、6.9kmの行程〜

記録しながらの遡行なので結構時間を要するため、6時10分に出発。寒さに強い二人はさっそくF2の淵で泳ぎ始める。左岸側は崩落が厳しく危険なので、前回同様、ここは右岸側の岩壁を登る。
イメージ 2F1(2m)からゴルジュの始まり
イメージ 3F2(10m)
イメージ 4左岸側の凹部を登るも、ボロボロなので諦めた

F3、堰堤を越えた所で本流を離れて右俣となるナカノ谷に入る。ここから連続するFの登攀がこの沢の最大の魅力となる。地形図ではほとんど期待できないが、こんなに素晴らしいFがあるとは・・・。
イメージ 5綺麗な釜をもつF3(3m)
イメージ 6二俣を右(ナカノ谷)へ進む

すぐにF4からF8まで連続する。F6は8mと高さがあるが、フリクションも良いので直登可能。その他のFも直登可能。
イメージ 7F5(7m)は3段(1m3m3m)、スラブ状で簡単
イメージ 8快適なF6(8m)
イメージ 9F7(6m)〜右からでも左からでも突破可能〜
イメージ 10F8(3m)〜倒木が無ければ格好いいんだけど〜

F9からF12までのゴルジュ突破がこの沢の核心部となる。前回は高巻きにかなり苦労したが、今回はほとんどFを登ることができた。F9は右岸側の岩壁を登り、右トラバースで滝口へ。上部は簡単だが下部のブッシュ混じりは滑って怖い。F11も見事。下部はヌメヌメで難しいが、頑張れば右岸側を直登できそう。しかし、カムのかかりも悪いので今回は断念して左岸側のルンゼを登り、トラバースして滝口に戻るとすぐにF12。前回は高巻きすぎてこのF12まで巻いてしまった。
イメージ 11F9(12m)〜滝芯は困難〜
イメージ 12ここから右トラバースで滝口へ〜支点が取れないので慎重に〜
イメージ 13F10(3m)
イメージ 14F11(10m)
イメージ 15右岸側下部、この2mぐらいが登れると直登できそうだが、ヌメヌメで難しい
イメージ 16仕方ないので、前回同様、左岸側のルンゼ状を登る
イメージ 17F12(3m)を抜けると一旦ゴルジュが終わる

すぐにゴルジュが始まり、深い釜を持つF13、F14と続く。いずれも高さがあるが直登可能で面白い。自分はなんとかへつりで泳がずに釜を越えたが、相変わらず寒さに強い二人は泳いで取り付いていた。F14はザイルを出した方が良い。下部(7m)はともかく上部(3m)はスラブ状で結構怖い。
イメージ 18F13(10m)
イメージ 19上から見た図
イメージ 20F14(10m)は2段構成〜下部も面白いがツルツルの上部も緊張する〜
イメージ 21上部のスラブ状〜支点も取りずらいので慎重に〜

そこを過ぎると難しいFはなくなる。F16を越えると顕著な分岐がある。おそらく左俣が本流だが、前回少し進んで面白くない気がしていたので右俣を選ぶ。これが正解。簡単だが、再びゴルジュの中を走るF18を登ることができた。最後は滑状の簡単なF19を越えると様相は植林帯へと転じ、水量が減り藪がうるさくなる。しかし、それもわずかで、予想していなかった林道に到達して遡行終了。
イメージ 22トユ状のF18〜長く高さは20mほどあるが簡単に登れる〜
イメージ 23F19手前の分岐は左俣へ
イメージ 24F19(10m)〜水量はほとんどないのでヌメヌメで恐ろしい〜
イメージ 25水はほとんど涸れ藪化してくる
イメージ 26林道に到着〜沢を離れるとやっぱり暑い〜

あとは適当に藪を詰めて尾根に上がると登山路らしき踏み跡に到着した。一応、山頂に行ってみたが、予想した通り景観は乏しく記憶に残りそうもないので、すぐさま引き返した。本当はこのまま尾根を進み鈴ノ大谷を下降したかったが、時間がかなり掛かったのと、山頂周辺の複雑な地形を迷わずに進む自信がなかった。
林道まで登山道が続いていると思いきや、林道直前で道が無くなり、えぐられた林道に降りるのに5mの懸垂下降を要した。
イメージ 27再び藪へ突入
イメージ 28尾根上の登山路もほとんど藪化
イメージ 29沢がなければ絶対に来ないであろう山頂
イメージ 30林道へ脱出〜まさかこんなところで懸垂下降するとは〜

入江谷川沿いには道があるようだが、そこまで行くのは面倒なので、駐車場へと続く899mの尾根を降りることにした。途中までテープがあったが、ここも強い藪漕ぎを適当に下降したせいで一つ南の尾根に入ってしまったため、最後はトチサコを下降した。この沢は基本的には単調だが、20m級、10m級のFがいくつかあったので、ここを登るのも面白いかも。
イメージ 31そして再び藪の中へ〜顔が痒い〜
イメージ 32トチサコへ降りたところにちょうど20m級のFが
イメージ 33このFも15mはある
イメージ 34鈴ノ大谷川との合流点手前、最初に現れる10m級のF

堰堤を右岸側から越えるとすぐに駐車場に到着した。13時40分、7時間半を要した。記録を取りながらの遡行なのでかなり無駄に時間を費やしてしまったけど、協力してくれたお二人には感謝したい。少なくとも、鈴ノ大谷沢、オシガ谷の2本は調査に入りたいので、次回もまたお願いしまっす。
イメージ 35最後まで泳ぐ二人

最後に感想として、ナカノ谷はご覧のとおり登攀性の高いFが多く、水質も良好でかなり面白い。正直なところ、三浦さんの本には遡行価値の低い沢もいくつか紹介されていて、登るとガッカリすることも多々あるけど、そんな沢を登るよりはぜひこの沢を登ってみてほしい。
イメージ 36ちなみに、遡行後に加藤さんに貰ったトポでは、林道から登山口に入る時に梯子があるようだが見当たらなかった。林道を進めば入江谷沢経由で帰れそうだけど、やっぱりトチサコや899尾根を下降した方が早いかも

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