新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2010524日 No.131
 
タイトル: 沖縄県民は鳩山首相ではなく米国戦争屋に怒れ!
 
1.怒号で迎えられた鳩山首相の沖縄再訪問
 
 2010523日、鳩山首相は沖縄を再訪問、普天間米軍基地の県外・国外移転に関する対米交渉が失敗に終わったことを陳謝しました。当然ながら、沖縄県民の怒りはすごかったと思います。沖縄県民はみんな“怒”というプラカードを掲げていましたが、英語の“Angry”のプラカードも欲しかったです。この反対意思表示は、日本国民よりも米国民に伝えるべきだからです。
 
本件、筆者はすでに、普天間問題の解決ステップを提示しています(注1)。何はともあれ、在日米軍撤退運動体「沖縄・緊急意見広告運動」(注2)を中心に、在沖米軍駐留反対運動を盛り上げるべきです。
 
筆者は個人的に、この組織に寄付しました。沖縄県民の在沖米軍撤退運動に賛同する人、是非、協力してください。この組織は、すでに米国の新聞にも意見広告を出していますが、もっともっと繰り返しやるべきです。
 
 普天間問題の解決はまさに“急がば回れ”です。鳩山首相に怒っても解決しません。在日米軍のオーナーである米国戦争屋を追い詰めるしかありません。そのためには、米国世論に在日米軍不要だと言わせるのがもっとも効果的です。
 
 鳩山首相の目論見の失敗の原因は、20103月、オバマのグアム訪問が、戦争屋の恐喝で阻止されたことにあります(注3)。この妨害は、鳩山首相の誤算だったのです。その結果、523日、沖縄陳謝の旅に出なければならなくなった、同情します。沖縄のみなさん、本ブログ(注3)を読んで、鳩山首相の個人公約の挫折の背景を是非、理解してください、お願いします。
 
2.米国戦争屋はなぜ、頑固に辺野古に拘泥するのか
 
 在沖米軍を取り巻く環境を考慮すれば、大局的にグアム後退は明らかです(注4)。沖縄の人たちも、本土の能天気な国民と違って、在日米軍問題に関心が高く、この状況を十分、承知です。だからこそ、在沖米軍の撤退に強く期待し、鳩山首相もそれを匂わしたため、今回の結果は、その反動で、沖縄県民の失望は極めて深刻でしょう、お察しします。
 
 一方、米国連邦政府にとって、沖縄の普天間問題は、極めてローカルな問題であって、決して関心は高くない。にもかかわらず、なぜ、米国戦争屋は、1996年に日米で合意済みの普天間の辺野古移設にあれだけ頑固に拘泥するのでしょうか。
 
 これは、自分が米国戦争屋の立場に立ってみたら、たちどころにわかります。政治家、官僚を問わず、日米外交の日本側責任者はことごとく、交渉相手の心理を読む力が弱いと言えます。
 
 要するに、彼ら米国戦争屋にとって、戦利品日本国の沖縄県民が反対するから、普天間基地の辺野古移転という既得権を放棄するのだけは絶対に“拒否”なのです。こういう既成事実をつくれば、なしくずし的に在沖米軍のみならず在日米軍全体の既得権が崩されることが明らかだからです。
 
 ということは、沖縄県民が日本政府に対し、辺野古移転に反対すればするほど、結果は逆になってしまうのであり、現実にそうなっています。
 
 彼ら戦争屋にとって辺野古に拘泥する唯一のリスク、それは沖縄県民が、在沖米軍の関係者にテロ行為を実行するかどうかだけです。これまでの実績で、沖縄県民がおとなしく、アフガンのタリバンのようなゲリラ組織もテロリスト組織も沖縄にはありません。だから、彼らが、沖縄県民に譲歩する可能性はゼロです。しかも、在沖米軍で生活している県民が存在しており、沖縄県民全員が辺野古案に反対しているわけではないこともちゃんと読んでいます。
 
3.米国戦争屋が気にするのは沖縄県民ではなく、米国世論だ
 
 米国戦争屋の重い腰を挙げさせるのは、沖縄県民の反鳩山怒号ではなく、米国民の声です。米国民に、米軍が日本に駐留する必要がないと思わせること、これしかありません。具体的には、米国マスコミを通じて、米国民に日本国民の意思表示をきっちり行うことが第一歩です。『日本の国は、日本人が守ると・・・。米国民よ、貴方の国に、外国軍隊が常駐していたら、貴方はどう思いますか』と問いかければよいのです。米国民の血税が、米軍の世界覇権維持に浪費されることは、大半の米国民は反対です。なぜなら、米軍の海外展開は、戦争屋の利益であって、米国民の利益につながらないからです。2008年、金融危機以来、米国経済が好転しないなか、米国戦争屋は、米国民が、防衛予算圧縮を言い始めることを極度に警戒しています。
 
 沖縄にみなさん、心底、在沖米軍の撤退を実現したいなら、上記「沖縄・緊急意見広告運動」を通じて、まず米国民に訴えてください。
 
4.鳩山訪沖陳謝で知ろう、日本は米国戦争屋に支配されている現実を
 
 米国戦争屋の傀儡である自民党政権時代、日本国民は、日本が戦争屋に支配されていることすら自覚できず、日本は独立国と思わされてきました。しかしながら、20099月、世紀の政権交代によって、戦争屋の傀儡・自民党が政権の座から転落、アンチ戦争屋である小沢・鳩山政権に交代し、さまざまな軋轢(あつれき)が日本に起きました。その最大のものは、戦争屋の支配下にあった各界の日本人(戦争屋エージェント)があぶりだされてきた点です。彼らは今では“悪徳ペンタゴン”と呼ばれるようになっています。自民党政権時代は、政権に同化して国民に気付かれなかった親・戦争屋日本人(悪徳ペンタゴン)が、今では多くの日本国民の前に、その正体を露わにしています。親米官僚、親米マスコミ人、親米テレビタレントなどがそれに該当します。
 
 そして、2009年以前の自民党政権時代から筆者が主張してきたように(注5)、日本が、米国戦争屋に戦後以来、徹底的に支配・管理され続けてきた現実が、政権交代によるアンチ戦争屋政権誕生のおかげで、ずいぶん“見える化”してきました。
 
今回の普天間問題も、沖縄県民のみならず、全国民が、ステルス化していた米国戦争屋ジャパンハンドラーの対日支配に気付く絶好の機会を提供しています。
 
5.鳩山首相、対戦争屋従属に君子豹変す
 
 ここで、国民のみなさん、是非気付いてください、悪徳ペンタゴンの旗手・大手マスコミの小沢・鳩山バッシングが、最近、妙におとなしくなったと思いませんか。野中爺による、自民党時代、マスコミ買収に使われた官房機密費の実態暴露のせいでしょうか。
 
 ちがいます、鳩山首相が、普天間問題で、戦争屋に無条件降伏したからです。現在の鳩山政権は、自民党政権と同じく、戦争屋に従属する姿勢を見せています。鳩山政権はこれまで、アンチ戦争屋のオバマ政権には友好的でしたが、戦争屋には抵抗していました。ところが、戦争屋エージェント・大手マスコミの悪意ある攻撃により、鳩山内閣支持率が瀬戸際となっていました。そこで遂に鳩山首相は対戦争屋従属主義に君子豹変したのです。今、戦争屋は鳩山首相が、心底、戦争屋従属に豹変したのか、それとも対戦争屋面従腹背なのか、見定めています。だから、戦争屋は、今、配下の悪徳マスコミに打ち方止めの命令を下しています。悪徳マスコミの鳩山バッシングが鎮静化しているのはそのためです。小沢・鳩山コンビは参院選勝利まで、ひたすら、がまんといったところでしょうか。
 
注1:本ブログNo.126沖縄発の国家独立運動を全国に広げましょう2010516
 
注2:沖縄・緊急意見広告運動
賛同金 個人 11000円、団体 15000
郵便振替口座 00920-3-281870
加入者名:「意見広告」
 
注3:本ブログNo.94オバマ大統領のアジア太平洋地域訪問中止の謎を解く2010319
 
注4:本ブログNo.116沖縄反米運動:在日米軍再編費3兆円を日本に負担させる口実か2010430
 
注5:拙著[2008]『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm


テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
 

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