新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2010114日 No.226
 
タイトル:米国中間選挙民主党敗北:オバマの中途辞任シナリオはあるのか
 
1.米国中間選挙:オバマ民主党敗北
 
 2010112日、米国中間選挙が行われ、予想通り、オバマ民主党政権が敗北しました。日本のマスコミは米国戦争屋のロボット・悪徳ペンタゴン一味ですから、アンチ戦争屋のオバマ政権の敗北に大喜びです。
 
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴンの定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
 今回の米民主党の苦戦の原因は、米国経済の回復が思わしくなく、失業率が高止まりしていることにあります。米国民でアンチ共和党でない人は、止むを得ず共和党議員に投票したにすぎません。筆者自身は、オバマ政権はベストを尽くしていると思いますが、国内経済状況があまりにひどく、国民はその不満をオバマにぶつけています。オバマをホワイトハウスから追い出せという声すら挙がっています。闇の権力のシナリオ通りです、この情景は・・・。民主党が敗北して、相対的に共和党が伸びているのは、共和党支持というより、オバマ政権への不満の意思表示が強いということです。
 
 米国民も、アタマでは現在の苦境の遠因が、オバマ政権ではなく、前ブッシュ戦争屋政権のイラク戦争にあるとはわかっていますが、オバマにその解決を期待したから、オバマが大統領になれているわけで、それに応えられなかったことへの失望が中間選挙における米国民投票行動に表れているということです。
 
2、米国ネット世代は、二大政党制の欺瞞性に気付いている
 
 今回の選挙では、米国若者の投票率が大幅に下がっているようで、NHKの現地インタビューでも、米国の若者はみな棄権したと答えていました。彼らの心情は、オバマに期待しすぎて、今、失望しているが、さりとて、今日の苦境をもたらした共和党を支持する気には到底、なれないのでしょう。ならば棄権するしかありません、その気持ちはよくわかります。
 
 二大政党制という欺瞞的民主主義システムを導入した米国の闇権力(戦争屋および銀行屋の呉越同舟勢力)もそれをわかっていて、第三の選択肢として、茶会党(日本におけるみんなの党に相当)をちらつかせたものの、若者世代からはソッポを向かれているようです。
 
 この米国政治の現状は、日本政治の現状にもそのまま投影されています。米国のネット世代同様に、日本のネット世代も、ネットウヨを除き、米戦争屋隷属政権に成り下がった現・菅政権は到底、支持できないが、さりとて、昔の自民党(米戦争屋の傀儡政党)を支持する気には到底、なれないという心境です。筆者もまったく同じ心境です。
 
 日米共に、ネット世代は、大手マスコミ報道を信用せず、ネットから情報を取っているはずで、米国の二大政党制の欺瞞性もよくわかっているでしょう、普通の常識があれば・・・。
 
3.オバマ政権、今後の行方
 
 さて、前回200611月の米国中間選挙を振り返ってみると、このときは、民主党圧勝という選挙結果により、ブッシュ政権内が、共和党系戦争屋(ネオコン含む)から民主党系銀行屋(事実上、ゴールドマンサックス主導)に、実質的な覇権交代が起きています(注1)。この当時は、イラク戦争継続・拡大か、それとも縮小・撤退か、というシンプルな国家課題が選挙の争点であり、米国民はブッシュのイラク戦争にNOを突きつけました。その後、ブッシュ政権を乗っ取っていたネオコン勢力が一掃され、2009年初頭の任期満了まで、ブッシュ大統領はレームダック化していました。
 
 それでは今回のオバマ政権への米国民支持離反にて、オバマ政権の行方は今後、どうなるでしょうか。本件について、日米関係論の専門家・副島隆彦氏は、2009年初頭、オバマ政権発足時に、オバマは中間選挙までしかもたない、その後、ヒラリー・クリントンが臨時大統領となると予言しています。同氏は、ポスト・ブッシュの大統領選のスタート時点、2007年頃から、次期大統領はオバマになると予言して的中させています。当時はまだ、オバマの知名度は低く、多くの人は、知名度の高いヒラリー・クリントンが次期大統領だと予測していました、筆者もそうでした。
 
 上記、副島氏の予言を信じれば、オバマは近未来、中途辞任し、2013年初頭の任期満了まで、クリントンが臨時大統領を務めることになります。大統領の中途交代は、暗殺されたJFK(ケネディ)やスキャンダル辞任したニクソンの前例がありますから、オバマが中途辞任することは、十分あり得ます。
 
4.オバマ中途辞任シナリオ:デフォルト宣言の可能性
 
 筆者の見方では、ポスト・ブッシュの米大統領は、オバマに限らず、誰が大統領やっても、米経済の回復は期待できないのではないでしょうか、米国経済危機は、大統領のさい配レベルを超えています。米国民は確かに、オバマに期待しすぎたのです。大統領を替えたくらいで、解決する問題では、到底ありません。米国財政の借金が大きすぎるからです。これは詰まるところおカネの問題なのです。
 
 2008年の米国発金融危機により、米国財政は実質的に、既に破たんしています。副島氏の試算にて、累積700兆円規模にのぼる、日本(政府と民間)のもつ対米債権が返済される見込みはゼロです。巨額の対日債務、そして巨額の対中債務を抱える米国政府、米国金融機関は、日本および中国に天文学的借金を到底、返済できないし、また返済する気も毛頭ないでしょう。
 
 そこで、もっとも想定されるオバマ中途辞任シナリオ、それが、オバマがデフォルト宣言させられるシナリオです。その責任を取って、オバマが中途辞任するというものです。そして、その後釜として、米国初の女性大統領ヒラリー・クリントンが、自由の女神のごとく颯爽と登場するというシナリオです。ちなみに、ヒラリーは民主党所属ですが、そのスポンサーは米戦争屋ボス・デビッドRFです。したがって、ヒラリーが大統領になれば、ポスト・オバマ政権の実権は、2006年とは逆に、銀行屋からまたも戦争屋に戻ることになります、くやしながら・・・。
 
 もしオバマ政権がデフォルト宣言したならば、当然ながら、日本や中国のもつ巨額の対米債権はチャラにされます。ただし、中国には密かに、後で、一定程度、補てんすることで話がついているといううわさもありますが・・・。そうであれば、米国デフォルト宣言で大損するのは、わが日本とわれら日本国民のみです。
 
5.米戦争屋系共和党:超ブランド女性候補者落選の誤算
 
 今回、米戦争屋系共和党は、カリフォルニア州上院議員候補にカーリー・フィオリーナ(HPCEO)を立て、州知事候補に、メグ・ホィットマン(前イーベイCEO)という超ブランド・女性経営者を立てましたが、いずれも落選です。これは、彼ら共和党の大きな誤算でしょう。全米でもネット愛好者比率が圧倒的に高いカリフォルニアでは、今回の米国経済危機は、民主党オバマ政権ではなく、共和党ブッシュ政権に原因ありとみんなわかっていることの証左です。
 
 ところで、米国の闇権力にとって、上記、ヒラリー・クリントン大統領シナリオと、上記、超ブランド女性候補擁立は、リンクしているのではないでしょうか。
 
6.米戦争屋には自由の女神信仰があるのか
 
 周知のように、NYは戦争屋ボス・デビッドRFの実質的な私有都市です。そのNYを守護しているのが、あの自由の女神です。彼らには自由の女神信仰があるのではないか、というのが筆者の長年の仮説です(注2)。自由の女神こそ、彼らの悪魔性をカムフラージュするのに利用されるシンボル(Trophy Wife)なのです。
 
 もし、近未来、オバマ大統領がデフォルト宣言したなら、それはすべて、闇権力の壮大な“借金踏み倒しシナリオ”の一環ということになります。
 
 彼らの米国民へのマインド・コントロールの鉄則から、米国のデフォルト宣言は、絶対に白人大統領ではなく、黒人大統領の役割(悪役イメージの強調)でなければならないということになります。早くから米国ドル覇権の崩壊を警告し、次期大統領はオバマに決まっていると予言してきた副島氏は、ここまで深く、闇権力の深層心理を読んでいたのではないでしょうか。
 
 その一方、米国民のみならず、全世界の人々を煙に巻くための演出、それこそ、黒人イメージの対極に位置する“白人の自由の女神”の登場です。米国民に対し、ヒラリーを自由の女神と錯覚させると同時に、計画的デフォルトのうしろめたさをコレで打ち消し、闇権力の悪魔性をカムフラージュする化粧効果を狙うわけです。
 
 そのようなミエミエの目くらましシナリオが計画されているならば、ヒラリーと並ぶ、もうひとりの自由の女神・カーリー・フィオリーナ(注2)を、ワンポイント・リリーフ・ヒラリーの後継者に抜擢する長期シナリオが想定されます。しかしながら、賢明なるカリフォルニアのネット住民は、闇権力のミエミエの策謀に乗らなかったということです、ザマーミロ!
 
注1:ベンチャー革命No.210『米国中間選挙:戦争屋から銀行屋へバトンタッチ』2006 1112
 
注2:テックベンチャーNo.59『フィオリーナ現象』200066
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm


テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
 

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