新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2011321日 No.320
 
タイトル: 東電福島第一原発の水素爆発:日本は災い転じて福となせ
 
1.首都圏国民の不安は消えない
 
 今日2011321日、東北地方太平洋沖地震発生後、10日経ちました。この地震で起きた東日本震災は犠牲者が2万人を超え、戦後最大の天災となりました。1995年に起きた阪神淡路大震災の犠牲者は6000人規模ですから、その4倍近い大災害です。しかも、東電福島第一原発の震災で、放射能汚染という二次災害が危惧されます。
 
 首都圏国民の不安、それは、第二の関東大震災発生の可能性でしょう。もし伊豆半島沖で大地震が発生すれば、東京湾の津波被害は想像を絶する規模で、日本沈没が現実化します。
 
2.原子炉に水素発生はつきものだった
 
 今回の地震で筆者がもっとも関心を引かれたのは、東電福島第一原発1号機と3号機の爆発事故です。とりわけ、3号機の爆発はすさまじかったです。
 
 関係者は、これは“水素爆発”であると言っています。筆者も同意です。3号機については、建屋内上部に設置された使用済み核燃料プールに貯蔵された燃料棒の被覆金属のジリコニウム合金が高温で冷却水を電気分解して水素を発生させたといわれています。
 
 そこで、水素爆発についてネットを調べていたら面白い資料が見つかりました。それは、山本寛氏の『WTCで純粋水素爆弾使用の可能性と自然が作る純粋水素爆弾=地震』(注1)という資料です。
 
この資料に上記、事故機と同型であるBWR(沸騰水型原子炉)内にて原子状水素の不可解な爆発現象のあることが指摘されています。この爆発はプラントの計測装置を破壊すると報告されています。この現象を原発関係者はみな知っているはずです。
 
 今回、当該1号機、3号機の水素爆発、4号機の火災が単に、液体燃料ロケットの噴射時の化学反応(酸素と水素の化学反応)と同じなのか、もっと複雑な反応なのかは不明ですが、いずれにしても放射性物質の核反応を利用する原子炉が副次的に水素(水素同位体含む)を発生させるシステムであることは確実です。
 
3.重水を使う常温核融合との関連
 
 90年代、常温核融合(注2)が話題になったことがありますが、筆者が1986年から2003年まで所属した米国シンクタンク・SRIインターナショナル本部(シリコンバレー・メンロパーク)の研究所にて常温核融合実験中に爆発死亡事故が発生したのは事実です。具体的には、米国電力中央研究所(EPRI)の委託で常温核融合の実験をやっている最中、SRI研究員とEPRI研究員が爆発事故の被害を受け、EPRI研究員が死亡したと記憶しています。筆者がSRIに所属した16年半、実験中の死亡事故はこれのみでした。
 
 常温核融合は、重水を用いる一種の電気分解装置(注2)ですが、このような実験装置がSRIにて大爆発したのは確かです。
 
 常温核融合反応の有無は現時点では公に確認されていませんが、単純な水素爆発ではない何か、別の反応があるような気がします。
 
4.飛行船ヒンデングルグ号の大爆発
 
 1937年、ドイツの飛行船・ヒンデンブルグ号が大爆発しています(注3)が、気球に水素ガスが封入されていました。この爆発は単純な水素爆発ではなく、気球外皮に使用されていた塗料に酸化鉄・アルミニウムが含まれ、これがテルミットと同一成分であり、気球骨組みに溜まった静電気の放電で外皮と水素が爆発的反応したといわれています。テルミット(=サーマイト)は高温反応で鉄を溶かすので溶接(溶接材不要)や鉄骨切断に使用されます。ビル解体の制御爆破の際、鉄骨の破断にテルミット系爆薬が使用できるかどうか、ネットでは9.11WTCビル制御爆破説にからめて、議論中です。
 
5.9.11事件のWTCツインタワー垂直崩壊と爆発現象
 
 2001年、9.11事件で崩壊したWTCツインタワーは、重力落下速度の垂直崩壊と大爆発の二つの現象が観察できます。一方、ツインタワー崩壊後5時間以上経て、崩壊したWTC7号棟は、重力落下速度の垂直崩壊のみであり、一般のビル爆破解体と同じ崩壊モードとみなせます。
 
 なお、この7号棟垂直崩壊から、9.11事件が単なるアルカイダ・テロではないことはあきらかです。
 
ちなみに、航空機が衝突していないWTC7がなぜ、ツインタワー崩壊後、5時間以上経て突如、崩壊したか、米国政府の9.11調査委員会は納得のいく説明をしていません。米国政府の認めたWTC地区のビル崩壊外因はすべて、2機の航空機衝突のみです。
 
 そこで注目されるのは、WTCツインタワーの爆破現象(航空機衝突に起因しない)です。この爆破が純粋水爆(注4)だったのではないかという説がネットで流布しています。
 
 ところで、崩壊したWTCツインタワーの瓦礫には溶融金属プールが発見されています(注5)が、WTC7瓦礫では発見されておらず、この溶融金属プールと爆破現象の関連がネットで議論されています。そして、ネットではWTCツインタワー爆破に純粋水爆技術が応用されているのではないかという説が存在します。
 
 米国のDOE(エネルギー省)は戦後、長い間、純粋水爆の研究開発を配下の国立研究所で行ってきましたが、成功していないと発表しています。しかし、もし、米国DOEがすでにこの技術を秘密裏に完成させていたとしても、この技術が米国の仮想敵国に渡ったら、容易に小型水爆を製造されてしまうので、真実を公表するはずがありません。
 
6.WTCツインタワー崩壊痕と福島3号機破壊痕がそっくり
 
 WTCツインタワー崩壊痕の航空写真と当該3号機建屋破壊痕の航空写真がともに公開されていますが、両者、そっくりです。爆発の瞬間の動画も公開されていますが、爆発モードもそっくりです。
 
 両者に共通するキーワードは水素です。
 
 3号機の爆発では一瞬、火炎が見えましたが、制御された水素爆発エネルギーで発射される液体燃料ロケット噴射口からも火炎が見えますので、水素爆発で火炎が発生しないとは言えません。
 
 WTCツインタワーの爆発は二度あったとみなせます(注6)。最初は航空機衝突時のケロシン燃料爆発です。その後、衝突部分が火災を起こしています。ここまでは、誰にも理解できる現象ですが、その後、突然、巨大爆発が起こり、重力落下速度にて垂直崩壊しています(注6)
 
 二回目の爆発は、航空機の衝突エネルギーとは明らかに異なる、別のエネルギーによる爆発モードです。
 
 当該3号機の爆発現象から類推して、WTCツインタワーそれぞれに起きた二度目の爆発は水素爆発のように見えますが、純粋水爆かもしれません。いずれにしても、WTCツインタワーは航空機衝突以外のなんらかの仕掛けで爆発崩壊させられたとみなせます。
 
7.東海地方太平洋沖地震の原因にも水素が関係か
 
 今回の大地震の震源は、東北地方太平洋沖に存在する日本海溝に沿った南北方向の数百キロ長の線状震源ですが、地震学者は太平洋プレートが日本列島の乗っかる北米プレートに潜り込んでいる境界摩擦面の歪みエネルギーの解放による地震と説明しています。日本海溝はその両プレートのぶつかる谷部に位置し、水深8000mです。日本海溝は両プレートの境界面でもあり、そこに800気圧の水圧がかかっていますから、海水が境界面に沿って800気圧の圧力で浸み込んでいく可能性があります。両プレートの境界摩擦面には岩盤を溶かすほどの高熱が発生していることは、日本列島の火山の爆発で説明がつきます。そこに、海水が浸み込んでいくと、純粋水爆現象が起きても不思議ではありません(注1)
 
 今回の巨大地震は、歪みエネルギーのたまった日本海溝地震地帯に何者かが細工して人工的に誘発させた人工地震だったのかどうかは不明ですが、2007年、東電柏崎原発に被害を与えた新潟中越地震は、意図せざる、結果的な人工地震だったのではないかと思われます(注7)
 
 ちなみに、太陽は自然の核融合反応といわれていますが、似たような反応が、日本海溝から、日本列島寄りの地下数10Kmで起きる可能性は非常に高いと言えます。もし核融合に似た爆発が地下で起きても、8000m深さの海水で遮断されるので放射能は閉じ込められるはずです。
 
 今回、当該福島原発のすさまじい水素爆発は、純粋水爆仮説の証明に役立つ可能性を秘めています。純粋水爆技術を発電に応用すれば、低放射能で巨大エネルギーが取り出せますし、燃料は水から取ってこられますから、人体に有害な放射能を拡散する危険のある原子炉に代わる“夢の新電源”となりえます。われわれ日本国民は、災い転じて福となす方向で、この原発危機を克服したいものです。
 
注1:山本寛[2007]WTCで純粋水素爆弾使用の可能性と自然が作る純粋水素爆弾=地震』
 
注2:常温核融合、ウィキペディア参照
 
注3:ヒンデンブルグ号爆発事故、ウィキペディア参照
 
注4:純粋水爆、ウィキペディア参照
 
注5:グーグル英語版にて、9.11WTCMolten  Metal でイメージ検索またはビデオ検索のこと
 
注6:AA11便は2001911日、午前846分、WTCノースタワーに衝突し、ノースタワーは午前1028分(衝突から1時間42分後)に重力落下速度で垂直崩壊している。一方、UA175便は93分にWTCサウスタワーに衝突し、サウスタワーは950(衝突から47分後)に重力落下速度で垂直崩壊している。
 
注7:ベンチャー革命No.234『直下型地震に襲われた東電柏崎原発の不運』2007722
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

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