新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2011720日 No.404
 
タイトル:東日本大震災の救世主・孫氏とメディア王・マードック氏を結ぶ線とは
 
1.東日本大震災の救世主・孫氏とメディア王・マードック氏の関係
 
 3.11大地震直後、ソフトバンクの孫正義氏はいち早く、震災復興義援金100億円の個人資産提供を申し出て、マスコミの話題をさらいました。そして、現在では脱原発の大規模太陽光発電(メガソーラー)プロジェクトをリードし始め、原発アレルギーの日本国民のヒーローと化しています。
 
 一方、最近のマスコミ報道によれば、孫氏のスポンサーと目される世界のメディア王のルパート・マードック氏が英国で盗聴スキャンダルに巻き込まれて苦境に陥っています。同氏が所有する英国の大衆紙が盗聴事件を起こしたためです。2011719日、マードック氏は英国議会に証人喚問されています。彼は元々オーストラリア人ですが、英国マスメディアがいくつも彼の掌中に入れられていることに、誇り高い英国民は非常に不快感を抱いているようです。
 
 さて、われわれ日本国民から見て、ルパート・マードック氏といえば、まず、孫正義・ソフトバンク社長が連想されます。なぜなら、1996年、両氏はタッグを組んでテレビ朝日の買収に挑戦したことがあるからです。テレ朝の親会社は朝日新聞であり、当時、狼狽した朝日新聞経営陣は全社を挙げて、テレ朝の外資乗っ取り防衛に乗り出し、この買収劇はマードック氏の失敗に終わっています。当時の朝日新聞の経営者は決して対米隷属ではありませんでしたが、その後、朝日新聞は米国戦争屋のジャパンハンドラーに篭絡され、今では日本を代表する悪徳ペンタゴン・マスコミに成り下がっています。その意味で、96年当時の朝日新聞と現在の朝日新聞はまるで別会社のように変貌しています。
 
なお、上記の米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン(米国人ジャパンハンドラー含む)の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
 このように、マードック氏は日本のマスメディア買収をあきらめましたが、上記のように英国マスメディアの買収には成功しています。
 
2.マードック氏は世界的寡頭勢力の番頭格
 
 さて、本ブログのテーマである米国戦争屋は世界的寡頭勢力(米戦争屋と欧州寡頭勢力の呉越同舟勢力)に属しています。
 
 マードック氏は、オーストラリアのメディア企業・ニューズ・コーポの創業者ですが、80年代、世界的寡頭勢力に認められ、彼らの支援で英米の大手メディア買収に乗り出します。世界的寡頭勢力は、世界支配のために必須の大衆洗脳にマスメディアは不可欠とみなしており、米国のマスメディアおよび日本のマスメディアは米戦争屋に牛耳られ、英国を含む欧州のマスメディアは欧州寡頭勢力(ロス茶)に牛耳られてきました。
 
 近年まで、米戦争屋(デビッド・RF)系マスメディア業とロス茶系マスメディアはそれほど対立しておらず、マードック氏は、RFとロス茶の両方の番頭的役割を果たしてきました。
 
 ところが、2008年、ロス茶およびジェイRF(デビッドRFの宿敵)のコンビ(=米銀行屋)の仕掛けた金融危機にて、米戦争屋系(=デビッドRF系)金融機関が危機に陥って以来、デビッドRF(米戦争屋)とロス茶・ジェイRFコンビ(米銀行屋)の対立が険しくなっています。
 
 最近の両者の暗闘の代表例は、IMF専務理事・ストロスカーン冤罪事件(注1)です。ちなみに、ストロスカーン氏はロス茶のエージェントです。
 
 マードック氏はこれまで、デビッドRFとロス茶の両方を天秤にかけて、うまく立ち回ってきたのですが、ロス茶からみて、マードック氏が米戦争屋に肩入れし過ぎているとみなされたと思われます。
 
 ちなみに、米戦争屋の仕掛けたといわれる9.11自作自演事件の作戦に、マードック氏も参加していたとネットではうわさされています。
 
3.孫正義氏の隠れスポンサーは欧州寡頭勢力か
 
 上記のように、ソフトバンクの孫正義氏は、世界的寡頭勢力の番頭・マードック氏に認められた稀有のアジア人経営者です。孫氏は、周知のように、2兆円を超える高値で20063月、英国ボーダフォンの日本子会社を買収しています。この買収劇にはWBSWhole Business Securitization)という事業者向け証券化ローンが利用されていますから、世界的寡頭勢力の保有する国際金融資本が孫氏のバックについているのは明らかです。
 
 2006年は金融危機の前でしたから、WBSによって孫氏は巨額買収資金調達ができたのですが、2008年の金融危機表面化以降だったら、おそらくWBSは使えず、今のソフトバンク・モバイルは存在していないわけです。その意味で孫氏は非常にラッキーだったのです。
 
 ところで、上記の英ボーダフォンは明らかにロス茶系ですが、ロス茶がマードック氏に相談して、英ボーダフォン日本子会社資産の継承者に孫氏を推薦したと思われます。
 
 この当時、KDDIは、カーライル(米戦争屋のプライベート・イクイティ、いわゆるハゲタカ・ファンド)の出資会社とみなせますから、KDDIは米戦争屋系通信キャリアでした。ロス茶は米外資に近いKDDIに対抗して、英ボーダフォン日本子会社を設立した(注2)のですが、結局、2006年、孫氏に経営権を委譲した格好となって今日に至っています。その意味で、ソフトバンクはロス茶系外資に近いと言えます。
 
 ちなみに東電系通信キャリア・パワードコムは、優良企業だったにもかかわらず、米戦争屋の恫喝なのか、2005年にKDDIに売られています。
 
 なお蛇足ですが、東北電力の通信子会社はソフトバンクが主要取引先です。
 
今後、東日本大震災の復興利権を狙って、米戦争屋(デビッドRF)と欧州寡頭勢力(ロス茶)の覇権争いが激化する見通しですが、孫氏は、ボーダフォンを譲渡された恩義から、欧州寡頭勢力(ロス茶)のエージェントなのではないでしょうか。
 
 孫氏に欧州寡頭勢力との貴重なコネをつくってくれたのは、マードック氏でしたが、マードック氏の方は、欧州寡頭勢力から反撃に遭っているわけです。
 
4.孫氏の最終ゴールとは
 
 孫氏は3.11震災後、大活躍ですが、くれぐれも命を大切にして欲しいです。なぜなら、米戦争屋ネオコンにとって邪魔な存在になる危険をはらんでいるからです。
 
彼のミッションは、米オバマ大統領のミッションと同じく、原子力および再生エネルギー(=脱石油=米戦争屋に不利)を軸とするスマートグリッドの実現でしょう、これは、アンチ戦争屋のオバマ政権の主スポンサーである米銀行屋(ロス茶およびジェイRFグループ)の描いているコンセプトです。
 
なお、孫氏が心底、原発反対かどうかは現段階では不透明です。
 
 それに対し、世界の石油ガス利権を握る米戦争屋ネオコンにとって、オバマ政権や欧州寡頭勢力の推進するスマートグリッド構想はあまり有難くないということです。彼らはできれば、世界に原発技術が拡散するのは阻止したいわけです、原発が世界に普及すると核技術が米戦争屋ネオコン(イスラエル過激派含む)の仮想敵国に渡るリスクがありますから・・・。その意味で、今回の東電福島原発事故は米スリーマイル原発事故同様に、米戦争屋の本音では大歓迎ということです。
 
一方、スマートグリッド構想はクリーン・エネルギーと先進IT技術の融合コンセプトであり、マルチメディア社会のインフラとなります。
 
 孫氏は、世界のメディア王・マードック氏の影響を受けており、日本あるいはアジアのマルチメディア王を目指していると推測されます。
 
注1:本ブログNo.396『冤罪晴れるIMFのストロスカーン氏:亀井・浜田コンビよ、故・中川昭一氏の名誉回復を切に願う!201173
 
注2:ベンチャー革命No.107通信本土決戦:ボーダフォンのヘッドハンティング』2004817
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
 

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