新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2013830日 No.790
 
タイトル:英国はシリア軍事介入に参加せず:オバマの今後の行動を占うには98年のクリントン米大統領のイラク軍事介入を振り返るべき
 
1.英国、シリア軍事介入に参加せず
 
 2013829日、英国議会は英国の対シリア軍事介入を否決しました(注1)。この結果は非常に大きいといえます。これにより、英国のシリア軍事介入参加の可能性がほぼなくなりました。
 
 今回の欧米戦争屋(米戦争屋ネオコン、NATO、イスラエル)のシリア軍事介入正当化プロセスがあまりに強引であり、かつての米国のイラク軍事介入正当化プロセスと酷似していることから、英国民は、もうだまされないと立ち上がったのでしょう。英マスコミの英国民へのインタビューから英国民は戦争の真実を的確に捉えていることがわかります。
 
 これで、欧米戦争屋のシナリオに待ったが掛かりました、大変、良いニュースです、久しぶりに・・・。
 
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。
 
2.90年代末の米国のイラク軍事介入正当化プロセスを思い起こせ
 
 本ブログは米戦争屋をメインテーマに、彼らの行動パターンをずっとウォッチしてきましたが、彼らの特徴、それは、過去に成功した手口を繰り返すことです。そして、彼らは自分たちのミッションを達成するのに手段を選ばないことです。つまり戦争を起こすための偽旗作戦は当然であり、必要とあらば大統領暗殺すら厭わないということです。
 
 ちなみに、われら日本の安倍政権も日本政府も彼らに牛耳られているわけですから、彼らは属国日本において不都合な人物の失脚工作、偽装殺人はもちろんのこと、偽旗テロでも選挙不正でも躊躇なく実行します。
 
 そこで、思い起こされるのは、90年代末、米クリントン政権二期目の時代です。この当時、米戦争屋ネオコンは、米政権から下野しており、クリントン政権をイラク戦争に引き摺り込もうと躍起になっていました。
 
90年代、クリントン政権の経済政策が奏功して、米国は好景気であり、米財政も健全化していました。そのため、クリントン大統領への国民支持率は非常に高かったわけです。しかしながら、クリントンは戦争が嫌いでした、その証拠にベトナム戦争時代、反戦運動に参加しており、徴兵忌避疑惑があるほどです。
 
 クリントンの戦争嫌いにあせった米戦争屋は、クリントンの弱点、女性問題に目をつけ、981月、モニカ・ルインスキー事件を引き起こして、大々的なネガキャンを行いました(注2)。さまざまな証拠を突きつけられて、クリントンは窮地に追い込まれました。本ブログではこのスキャンダル事件を仕掛けたのは、米戦争屋ネオコンCIAだと見ています。
 
 9812月、女性スキャンダル暴露で大恥をかかされて、窮地に追い込まれたクリントンはやむなく折れて、当時の米戦争屋のターゲットだったイラクに空爆をやらされています、それは“砂漠の狐作戦と呼ばれていました(注3)。これは、クリントンがしかたなく実行した軍事作戦で、巡航ミサイルを3日間にわたってイラクに打ち込んだものです。
 
 このときも、イラクの化学兵器の使用を止めさせるという口実が使われています、今のシリア軍事介入の口実とそっくり同じです。
 
3.オバマもクリントン元大統領と同じことを繰り返すのか
 
 98年当時、米国で起きたことが、2013年の今日、また繰り返されようとしています。オバマはクリントン同様に、シリアに向けて、数日間、巡航ミサイルを打ちこむつもりでしょうか。
 
 クリントン時代の98年も、米民主党政権の二期目であり、米軍事企業は湾岸戦争以降8年間も戦争がなく、禁断状態であり、クリントンはやむなく、日照り状態で苦しむ米軍事企業を救済したわけです。
 
 そして、2013年の今、オバマ民主党政権の二期目であり、米軍事産業はイラク戦争以降10年間も戦争がなく、日照り状態で禁断症状に陥っています。
 
 ところで、4年任期の大統領制を含む米国政治の二大政党制というのは、米戦争屋のためにあるようなものです。米戦争屋が政権(たいていは共和党政権)を獲ると必ず、戦争を始めます。しかしながら、4年経つと米国民は戦争に嫌気が差して、戦争屋は政権の座から降ろされます。その際、たいていは民主党政権となります。米軍事企業は仕事がなくてもなんとか辛抱できるのは、米戦争屋が下野しているわずか4年間(おもに民主党政権時代)なのです、だから、民主党政権が二期(8)続くと、米軍事企業の仕事が必ず干上がって、禁断症状に陥ります。
 
 したがって、2013年、二期目のオバマ政権の今、米軍事企業は禁断症状を呈しているわけです。
 
 オバマは、クリントン時代やブッシュ時代を観て知っていますから、2013年の今、米軍事企業が禁断症状に陥っていることもわかっており、彼らの要求をかわすのが困難になっています。
 
4.オバマはクリントンやケネディの二の舞になりたくないはず
 
 クリントンは戦争嫌いであり、なんとか米戦争屋の要求をかわしていたら、二期目の終わりに世紀の赤っ恥をかかされて、歴史に残る深手キズを負わされたわけです。また、オバマの尊敬するケネディ(JFK)は、米戦争屋と真っ向から対立したため、遂に暗殺されています。
 
 さて、2013828日はキング牧師が人種差別撤廃演説を行った日の50周年記念日ということで、オバマがキング牧師を称える演説を行っていますが、このキング牧師も暗殺されています(注4)。オバマもキング牧師と同じく黒人指導者なのでいつ暗殺されるか知れません。
 
 だから、オバマはキング牧師と同様に、暗殺を覚悟で、命を張って大統領をやっているわけです。もし今、オバマが米戦争屋の仕掛けるシリア軍事介入計画の実行を拒否したら、JFKやキング牧師と同じ運命をたどる危険に晒されます。クリントンの場合、米戦争屋ボス・デビッドRFの血縁ですから、かろうじて暗殺を免れていますが、オバマが米戦争屋に本気で狙われたら容赦なく命がなくなるでしょう。
 
5.オバマはシリアに対し、クリントンのイラク空爆と同様に、空爆せざるを得ないのか
 
 上記のようなオバマの置かれた環境を考察すると、同盟国の英国が一抜けしても、オバマは義務的に、シリア空爆をせざるを得ない可能性があります。
 
 米軍事企業の圧力をかわして、シリア空爆を本気で拒否したら、オバマの命は保証されないと言えます。
 
 オバマが今後どのような行動にでるのか、しばらく静観するしかありません。
 
注1:毎日新聞“シリア:英下院、軍事攻撃容認動議を否決”2013830
 
注2:モニカ・ルインスキー
 
注3:イラク武装解除問題
 
注4:CNN「行進」が国を変えた、オバマ氏 キング牧師演説から50年”2013828
 
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