新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2009年8月22日 No.11

タイトル: なぜ新型伝染病がつぎつぎと世界に蔓延するのか

1.人類の歴史にみない特異なインフルエンザの登場

 2009年8月22日の朝日新聞には、2005年から2009年までの毎年の5月から8月までの日本における医療機関あたりのインフルエンザ患者数の統計が載っています。過去のデータでは春から夏に向かって、患者数は減っています。ところが、2009年に限り、5月から6月末にかけて患者数は例年通り減っているにもかかわらず、7月に入って、再び、患者数が増え、8月半ば、4月末の流行期レベルに戻っています。つまり患者数推移がU字型カーブを描いています。これは極めて、特異な統計結果と言わざるを得ません。ところでインフルエンザは秋から冬に流行し、春から夏にかけてはほとんどかからないのが、これまでの常識だったので、今年のインフルエンザがいかに異常かよくわかります。

2.高温・多湿の沖縄で増殖する不気味なウィルス

 現在、再流行しているのは新型インフルエンザ(豚フル)といわれていますが、過去のインフルエンザ・ウィルスと大きく異なると考えられます。一般的には、インフルエンザ・ウィルスは高温・多湿に弱いといわれていますが、豚フル・ウィルスは高温・多湿の8月に増殖するようです。国立感染症研究所のインフルエンザ流行の定点観測結果によれば、流行開始指標が1.0と定義して、8月9日、全国平均1.69(患者7750人)で、そのトップの沖縄が29.6と突出しています。これはおかしい。日本でもっとも高温・多湿の沖縄の罹患率が断トツにトップとは・・・。これまでのインフルエンザの常識が通じないようです。そういえば、米軍基地の街、温暖な沖縄はこれまで寒冷地に多いインフルエンザとは無縁だったでしょうに・・・。

3.沖縄の悪夢:戦争マラリア

 さて沖縄で思い出すのは“戦争マラリア”です(注1)。太平洋戦争中、沖縄でマラリアが大流行、3700人の死者がでたそうです。筆者の亡父も、同時期、台湾の高雄の帝国海軍燃料廠に勤務しており、やはりマラリアにかかっています。戦後、帰国した後も後遺症に悩まされたようです。南方でマラリアといえば、蚊が媒介する伝染病ですから自然流行しても違和感はありませんが、南方でインフルエンザ流行はさすがに違和感があります。その意味で今回のメキシコ発の豚フルは疑問だらけです(注2)。

4.マラリア特効薬開発のスポンサーは米陸軍のなぜ

 さて筆者は1986年から2003年まで、米国シンクタンクSRIインターナショナルの東アジア本部に勤務しましたが、SRIの研究の大半はハイテク軍事研究であり、代表的なものにアーパネット(軍事用インターネット)があります。これこそ、現在のインターネットの原型です。このSRIが70年代、耐性マラリアの特効薬を米陸軍の依頼で開発しています。筆者はマラリア特効薬の開発になぜ、米陸軍が出資するのか不思議でしたが、初めは、米軍が60年代、ベトナム戦争でマラリアに悩まされたからだろうと思っていました。ところが、あるとき、50年代の朝鮮戦争時代、米軍が北朝鮮にマラリア蚊を飛行機から大量散布していたことがあるとSRIの誰かに聞いたのです。ああそうか、マラリアは細菌兵器なのかと思い当りました。なお、上記、戦時中の沖縄や台湾の戦争マラリアとの関連性は不明です。

5.米軍は生物兵器をどのように実験するのか

 筆者は今回、世界的に流行している豚フルは人工ウィルスではないかと疑っています(注2)。今年4月、メキシコで突然、出現した豚フルの出自のあまりの不自然さから、人工ウィルスがばらまかれたのではないかと疑っています。その疑惑の元には、上記、米軍が50年代、敵地北朝鮮に飛行機でマラリア蚊を撒いたという話からの推測です。

 ところで、ネットでは“ケムトレイル”が陰謀論者の間で有名です(注3)。要するに、世界には何かの化学物質を空中散布する専用機が存在し、現実に何かが散布されているという話です。米国では農場の種まきや農薬散布に小型飛行機やヘリコプターが使用されていますし、山火事の際、大型航空機が化学消火剤を散布します。これと同様なことを軍がやっている、というのが、世界中のネット陰謀家の主張ですが、あくまで陰謀論の域をでていません。ケムトレイルは技術的には十分可能ですし、上記のように、過去、米軍が北朝鮮でケムトレイル的な伝染病の病原菌媒体の散布をしていたという話と符合します。

6.ウソではなかった?米軍は極東で生物兵器を実験していた

 そこで、ネット・サーフィンしていたら“朝鮮戦争での米軍細菌戦の跡を訪ねて2002年”という情報を発見しました。「朝鮮戦争米軍細菌史実調査団」(森正孝)という私的団体の報告書です(注4)。
 この報告によれば、中国ハルピンの「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」に朝鮮戦争で使用された米軍の細菌弾が展示されているそうです。この展示館は、帝国陸軍731部隊の犯罪的行為(中国人から見て)が陳列されていると想像されますが、とても上記情報のすべてがウソの報告とは思えません。しかしながら、日本に多数存在する反中国、反韓国、反北朝鮮を標榜する日本人(ネット右翼)あるいは石原慎太郎的偏向右翼日本人は中国の日中戦争展示館の内容を認めていません。ちなみに、中国南京の「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」も彼らから否定されています。両者の展示館に、中国共産党サイドの一方的な誇張があるにしても、この忌まわしい日本軍の過去を全否定することはできません。

7.帝国陸軍も戦前、満州で生物兵器を開発していた

 NHKは8月9日、終戦特集として広島県大久野島に陸軍の毒ガス工場があり、日中戦争で使用されたという忌まわしい過去を紹介するドキュメンタリーを放送していました。筆者の生まれた山口県周南市の風光明媚な瀬戸内海沖合にも確か、樹木の生えない禿山の小島があり、大きな煙突の残骸が立っていました。ここにも戦前、毒ガス工場があったと子供のころ聞かされていました。また上記、陸軍731部隊は満州で細菌兵器の開発をやっていたのです。ちなみに上記、国立感染症研究所のある早稲田大近くの戸山地域には戦前、陸軍医学校があり、この卒業生が731部隊に配属されていたと思われます。

 この陸軍731部隊の暗躍していた時代の日本人の子孫である現在のわれわれ日本人は、どれほど、認めたくなくても、この忌まわしい日本民族の過去を、勇気をもって直視するしかありません。ヒットラー・ナチスとアウシュビッツ収容所を生んだゲルマン民族の恥辱と同じです。それを認めたくないがために、その裏返しに、反中国、反韓国、反北朝鮮の感情を抱くことは、日中韓北の極東分断化による極東支配を企んできたジャパンハンドラー(米国覇権主義者の対日攻略家)の思うつぼです(注5)。

8.生物兵器開発には人体実験が必要

 上記、報告書(注4)から、朝鮮戦争時代、米軍が敵地の北朝鮮にて、さまざまな細菌兵器の実験をやったのは確かなようです。それでは、現在はどうでしょう。2001年の9.11事件の後、12月、米国で炭疽菌テロが勃発したのは事実です。その容疑者は、米陸軍フォートデトリック生物兵器研究所の研究員でした。本研究所は、終戦時の極東軍事裁判の司法取引で、上記、旧陸軍731部隊のA級戦犯(司法取引後免罪)から細菌兵器の人体実験情報を受け取った研究所です。つまり、米軍は今日も、生物兵器の研究をやっているのは間違いありません。生物兵器の開発には、その効果を確かめる実験が不可欠です。ちなみに、広島、長崎に落とされた原爆は、日本の降伏を促すと同時に、核兵器放射能の人体への副作用を調べるための実験を兼ねていたことは、多くの研究で明らかにされています。米軍からみれば、これと同じことが生物兵器にも必要なのは明らかです。

9.陰謀論が渦巻く生物兵器の闇

 さて、エイズがおおやけに発見されたのは80年代初頭であり、それほど昔の話ではありません。つまり人類の長い歴史からみれば、豚フルと同様に新型伝染病に違いありません。エイズも豚フル、鳥フルと並んで、人工ウィルスではないかと主張する専門家がいます。その根拠は、エイズの最初の発生ポイントが米国の受刑出獄者(人体実験に応じるのと引き換えに、釈放された囚人)や、中南米やアフリカで、WHO(世界保健機構)や米国の慈善団体による無料の天然痘ワクチン接種地域と一致している事実によります。しかしながら、この話も、陰謀論の域を出ていないのは確かですが、筆者は決して荒唐無稽な話とは思いません。なぜなら、筆者は、9.11事件のようなだいそれた大仕掛け(陰謀)を実行する米国寡頭勢力が存在すると信じていますから、彼らなら、そのような信じられないことを平気で実行するはずだからです。とりわけ、ブッシュ政権のラムズフェルド元国防長官のような人物ならやりかねないでしょう(注6)。

 米国寡頭勢力のボスであるデビッド・ロックフェラーは、自分の私有するシンクタンクCFRの講演会で「世界の人口を減らさないと、人類全体が滅びる」というような警告をしているビデオがインターネット上に存在します。いくらなんでも、これは偽造ビデオではないと思います。そこでネット上では人類の歴史にみない数々の新型伝染病の世界的蔓延と上記の人口削減計画の関連性を指摘する声があるのは確かですが、まだ陰謀論の域を出ていません。

注1:戦争マラリア、ウィキペディア参照

注2:ベンチャー革命No.295『豚インフルエンザ:メキシコの無血占領か』2009年4月30日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr295.htm

注3:ケムトレイル、ウィキペディア参照

注4:『朝鮮戦争での米軍細菌戦の跡を訪ねて2002年』
http://www16.ocn.ne.jp/~pacohama/rekisitabi/02koreabwar.html

注5:ベンチャー革命No.157『現実化する日本の孤立シナリオ』2005年4月10日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr157.htm

注6:ベンチャー革命No.223『タミフルとラムズフェルの接点』2007年2月28日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr223.htm

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html


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