新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2015630日 No.1147
 
タイトル:ドイツは国民の税金でギリシャに8兆円貸している:われら日本国民は日本政府がわれらの血税で米国にいくら貸しているのか知るべき
 
1.44兆円の借金を抱えて財政破綻寸前のギリシャはなぜ、こうも強気なのか
 
 今、ギリシャの国家財政(借金総額44兆円)が危機的状況となっていますが(注1)2015630日の昼のTBS「ひるおび」にて、ギリシャ問題を取り上げていました。その番組にて、なぜ、ギリシャは国家破綻寸前なのに、あんなに強気なのかという世界の人々の素朴な疑問に対して、おもしろい解説がなされていました。それは、おカネの借り手の借金が膨大になると、貸し手より借り手の方が強気になるというものです、なるほど・・・。
 
 ギリシャの立ち位置はこうです。膨大な借金を抱えるギリシャが潰れてしまえば、その貸し手、たとえば、ドイツはドイツ国民の税金にて、ギリシャに8兆円規模のおカネを貸しているのに、肝心のギリシャが破産したら貸したカネが回収できず、ドイツ政府はドイツ国民から怒りを買うはずだ。したがって、ドイツなど、ギリシャへの多額の貸し手ほど、絶対にギリシャを潰せないはずだ、だからギリシャは強気でいられるのだそうです。
 
 ちなみに、ギリシャはドイツに第二次世界大戦の賠償金36兆円を要求していますが、ドイツがこれに応じれば、ギリシャの国家財政破綻は回避できるでしょう。この点も、ギリシャが強気である隠された理由なのかもしれません(注2)
 
 このようなギリシャとドイツのカネの貸し借りの力関係を見て、我々日本国民は、すぐに、日米間のカネの貸し借りを連想するでしょう。日本は米国連邦政府に多額のカネを貸しており、米国連邦政府がデフォルト宣言してもっとも困るのは日本の方なのです。
 
2.日本は米国にいくらカネを貸しているのか
 
 TBSを筆頭に、日本のマスコミは、ギリシャとドイツのカネの貸し借りについては、詳細に解説しますが、日米間のカネの貸し借りについては、一切、報道しません。なぜなら、日本のマスコミはことごとく、日本を乗っ取っている米国戦争屋に支配されているからです。日米間の隠された真実を報道することは固く禁じられているタブーなのです。
 
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。
 
 それでは、日本は国として、いったいどれだけ、米国にカネを貸しているのでしょうか。財務省の統計(注3)によれば、平成26年末、対外資産残高950兆円、負債残高580兆円、純資産370兆円です。
 
 負債残高の内訳は、外資のもつ日本株や円建て金融資産、日本の不動産などの合計です。過去、外資が外為市場でドルを売って、円を買っていますが、その円で日本の資産が外資に保有されています。一方、外資の売ったドルは結局、日銀の手元に行き、日本政府がそのドルで米国債を買って持っています。その他、外貨準備として財務省が150兆円規模のドル資産を保有しています。
 
 いずれにしても、日本政府が米国連邦政府に貸しているカネは上記の対外資産残高950兆円に含まれます。そして、日本政府の対米債権はおもに日本政府の持つ巨額の米国債と思われます。
 
3.かつて橋本龍太郎総理は、日本政府の持つ米国債を売りたいと言ったため不審死した
 
 1997年、当時の橋本龍太郎総理は、米国債を売りたいと米国にて本音を吐露しました。そのことを、当時の首相補佐官であった江田憲司・衆院議員がブログで証言しています(注4)。さらに江田氏は、極めて重要な事実を証言しています。それは、日本政府の持つ米国債は毎年、一部が償還を迎え、それは年15兆円規模に達するそうです(注5)。江田氏は、2011年夏、3.11事件の復興財源にこの15兆円が使えると主張しています。
 
 ところで、2011年夏の米国債金利は2%前後です(注6)。本ブログでは、上記、15兆円は、日本政府の持つ巨額米国債の利回り総額ではないかと観ています。そうすると、15兆円の元本は、15/0.02750兆円(9兆ドル:80/ドル於2011年夏)となります。
 
 この金額は、上記、本邦対外資産残高950兆円(8兆ドル:120/ドル於2014年末)とほぼ拮抗します。
 
 上記、1997年当時、江田氏は橋本総理の補佐官として、日本政府の持つ米国債の額を知る立場にあったはずですから、日本が米国にいかに多額のおカネを貸しているのか知っていたのは間違いありません。橋本氏は97年に米国債を売りたいとつぶやいたため、翌98年、総理の座を追われていますが、2006年、68歳で突然死しています。ところが、筆者の記憶によれば、橋本氏は、死の一週間前、訪中するほど元気でした。本ブログでは、橋本氏の死は中川昭一氏の死と同様に、不審死であったと観ています。それ以降、日本の首相は、日本政府の持つ米国債について、一切、言及しなくなっています。ちなみに、江田氏は橋本氏の死の真相を知っているのではないかと思います。そして、あの安倍氏も、当然、知っているでしょう。米国のタブーに触れた首相は不審死するということを・・・。
 
4.われら日本国民は、ギリシャとドイツの金銭貸借関係より、米国と日本の金銭貸借関係に関心をもて!
 
 日本のマスコミは、ギリシャの不幸を喜ぶかのように取り上げています。そして、日本のもつギリシャ国債は少ないので、ギリシャの財政破綻が日本に与える影響は少ないと報じていますが、その代わり、日本は巨額の米国債をもっていることは決して報じません。
 
 しかしながら、われら日本国民は、日本政府がどれだけの米国債をもたされているのか知る権利があります。日本が米国債を売れば、米国はギリシャ同様にデフォルト危機に陥ります。
 
 日本の安倍首相は橋本氏のように不審死させられる危険を覚悟の上で、この際、日本国民に日米間の金銭貸借関係の真実を暴露してはどうでしょうか。
 
 ギリシャが敗戦国ドイツに対して強気のように、米国も敗戦国・日本に対して強気ですが、それにしてもアメリカ様の日本に対する強気の異常さはギリシャの比ではありません。
 
注1:何ゴト?“借金をしているギリシャが強気な理由”2015630
 
注2:産経ニュース“ドイツを揺さぶる戦後処理 財政危機のギリシャ賠償額36兆円と試算 独政府は「解決済み」”201556
 
注3:財務省 平成26年末現在本邦対外資産負債残高
 
注4:江田けんじ“シリーズ/復興財源、100兆円の外貨準備を活用せよ・・・①97年の米国債売却発言”2011725
 
注5:江田けんじ“シリーズ/復興財源、100兆円の外貨準備を活用せよ・・・②復興増税10兆円!201181
 
注6:アメリカの長期金利推移チャート
 

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

 
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