新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命201668日 No.1401
 
タイトル: 日本に950兆円もの米国債を買わせた結果、600兆円もの円資産を抱え込んでいる外資は日本経済を回復させる救世主となるかもしれない:アベノミクスはまったく関係ないと知れ!
 
1.マイナス金利で日本国債の最後の買い手は日銀に成り下がる:タコの共食い現象か
 
 本ブログでは今、日米間の金融問題を取り上げていますが、今日のマスコミ報道によれば、日本を代表する金融機関である三菱UFJ銀行が日本国債ビジネスから一歩後退することを決めたようです(注1)。この動きは他の国内金融機関にも波及するでしょう、なぜなら、日銀がすでに史上初のマイナス金利政策に踏み切ったからです。これまで日本の銀行は国民の預貯金にて国債を買って、その金利を収入源としていたのですが、そのビジネスモデルがもはや日本では成立しなくなったのです。財務省と日銀は同じ日本政府機関ですから、この現象はまさにタコの共食いそのものです。ちなみに、安倍氏の消費税増税延期のしわ寄せが日本の金融機関を直撃しています。
 
 いずれにしてもマイナス金利社会ではもう国債は売れなくなります、毎年30数兆円もの国債を発行して一般会計の財源を確保してきた財務省は今後どうするのでしょうか。やはりそれは日銀依存でした。日本政府は民間で売れなくなった国債を日銀に買わせているのです、そして今では、日銀の国債保有額は300兆円を突破しています(注2)
 
 たとえば、自分の子供が何か商売を始めたのですが思うように売れないとします、そこで、親が子供の店で商品を買って子供の商売を成立させていると同じことです。この状態が長続きしないことは小学生でもわかる話です。
 
 今の日本はまさに自転車操業状態に陥っているのです、しかしながら、マスコミは相変わらず、舛添知事の公私混同疑惑の追及に血道をあげていますが、われらの日本政府の足元に火がついているのです。
 
2.借金ができなくなった日本政府はデフォルト宣言するのか
 
 財源の3割以上を国債という借金に依存する日本政府は、もうこれ以上借金ができなくなったら、デフォルト宣言するのでしょうか、それとも、国家予算を大幅にカットするのでしょうか。このように今の日本は財政的に火の車に陥っているのです。にもかかわらず、安倍氏はまだ暢気にアベノミクスがどうしたこうしたと吠えています。ちなみに、アベノミクスとは安倍氏以外の第三者が使う言葉でしょうから、安倍氏が自分からアベノミクスと発言する神経もどうかしています。このように能天気の安倍氏は日本の財政が火の車になっていることを国民にまったく伝えません。またマスコミも安倍官邸に牛耳られていて、まったくこのことに言及しません。
 
 いったいどうなっているのでしょうか、今の日本は・・・
 
3.日本の財政は破綻しているように見えるのに、財務省はなぜ、国民にそれを警告しないのか
 
 周知のように、財務省官僚はもっとも安易に徴税できる消費税の増税には熱心です、そして彼らは消費税増税の必要性を国民に訴える際、必ず、日本国債残高が1000兆円を超えたと国民を脅かします(注3)、しかしながら、国家予算をリストラするとは決して言いません。今の日本の財政状態は突出して世界最悪です(注4)。破綻寸前のギリシャと比較してもくらべものにならないほど日本政府は1000兆円を超えるほどの天文学的巨額の借金漬けです。
 
 にもかかわらず、財務省は天井知らずに借金を増やしてケロッとしていますが、なぜでしょうか。
 
 上記のように財務官僚がのんびりしているワケは、本ブログの見方では、日本がギリシャなどの瀕死の破産寸前国と違って、対外資産を950兆円も持っている点にあると観ています(注5)。この額はもちろん世界一です。さらに日本特有の現象として挙げられるのは、日本は世界一の対外負債国であり、600兆円もの対外負債を持っている点です(注5)。そして、日本の対外純資産340兆円(注6)も世界一なのです。要するに、日本はギリシャと違って、対外資産は黒字なのです。
 
 さて、本ブログは米国戦争屋のウオッチをメインテーマとしていますが、彼らは米国覇権を握り、属国・日本を完全に乗っ取っていると観ています。したがって、日本の財政は米政府財政と密接につながっています。
 
本ブログの見方では、デフォルト寸前なのは日本ではなく米国の方なのです。だから、米戦争屋の属国・日本は必死で、米財政を縁の下から支えているということです、その結果、日本は世界一の対外資産国、すなわち、世界一の米国債保有国なのです。上記、950兆円の対外資産の大半は米国債と観ています。
 
 このことについて、本ブログではすでに取り上げています(注7、注8)
 
なお、上記、日本を乗っ取っている米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。
 
4.日本政府がデフォルトしてもっとも困るのは日本国民ではなく、意外にも600兆円の円資産を持つ欧米銀行屋である!
 
 財務省が日本は1000兆円の借金国と吠えて、日本国民に対して危機を煽って増税をけしかけるのはまさに国民だましの詭弁です。
 
 日本を乗っ取っている米戦争屋とともに米国寡頭勢力を形成している欧米銀行屋(欧州寡頭勢力含む)は米政府にドルを貸して、利子を取って儲けています。その米政府はタックスヘイブンの普及で、法人税収入が減り、2000兆円近い累積財政赤字に陥っています(注9)
 
 そこで、日本を乗っ取っている米戦争屋は欧米銀行屋とともに、日本政府を脅して、合計950兆円規模の米国債を買わせてきたわけですが、そのプロセスにおいて、欧米銀行屋配下の外資が日本政府に大量にドルを売って、大量の円を買っているのです、それが、日本の対外負債600兆円に相当します。
 
 欧米銀行屋が600兆円の円資産を持っている限り、彼らは日本を破産させられないのです、なぜなら、円が暴落して損するのは欧米銀行屋の方だからです。
 
 いずれにしても、彼らは少しずつ円を売ってドルに換えるでしょうが、それを急激にやると円資産価値が低下するというジレンマに嵌っているのです。
 
 ここで特記すべきは、この10年で500兆円規模の日本の国富が対米移転されています、この10年、先進国の中で日本だけがGDP値の.低迷が続いているのはそのせいなのです(注10)。今後、日本経済が回復するとすれば、600兆円もの円資産を持っている外資がこの円を日本市場や日本企業に投資することしか道はないのです。
 
 この意味で、日本経済を好転させる救世主は皮肉なことに、アベノミクスなどではまったくなくて、米財政を維持するために600兆円の円資産を抱えた外資である可能性が出てきました、まさの禍転じて福となす幸運が日本に訪れようとしています。
 
注1:日経新聞“三菱UFJ銀、国債離れ 入札の特別資格返上へ マイナス金利で損失懸念”201668
 
注2:JCASTニュース“日銀の国債保有331兆円 全体の32.0%に 1512月末時点”2016325
 
注3:日本国債
 
注4:世界経済のネタ帳“世界の政府総債務残高(GDP)ランキング”
 
注5:財務省“平成27年末現在本邦対外資産負債残高”
 
注6:日経新聞“対外純資産5年ぶり減少 15年末、海外からの投資増加”2016524
 
注7:本ブログNo.1399『日本が米国債を買えなくなると米国政府財政はデフォルトする:日米同盟が解消されて、日本は晴れて対米自立が果たせる、その手切れ金は950兆円也!』201665
 
注8:本ブログNo.1340 今の日本は1000兆円の国債残高を持っている一方、950兆円もの対外資産を持っている:にもかかわらず、財務省も政治家もマスコミも学者もその理由を国民に説明しないのはなぜ?』201666
 
注9:経済のネタ帳“アメリカの政府債務残高の推移”
 

注10:経済のネタ帳“名目GDP(USドル)の推移(19802016)
(
アメリカ, 中国, 日本, ドイツ, フランス, ブラジル)

 

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

 
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