新ベンチャー革命

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新ベンチャー革命2009年11月24日 No.47

タイトル: まだ消えない小沢民主党幹事長のウラ・ミッション疑惑

1.鳩山・小沢コンビへの東京地検・一部マスコミの執拗な攻撃続く

 2009年11月24日の朝日新聞の1面トップに鳩山首相の献金疑惑を東京地検特捜部が立件する方針であるとでています。

 まあ確かに、政治家の献金問題の重箱の隅をつつけば、何らかの疑惑がでるのは普通でしょう。それにしても今年3月に起きた小沢氏(元民主党党首)秘書の逮捕劇(注1)以来、東京地検特捜部はチクチクと小沢・鳩山コンビを攻撃しています。

 民主党を支持した国民の多くは、これらの疑惑よりもっと悪質な献金疑惑をもつ政治家は自民党に山ほどいるのに、なぜ、鳩山・小沢コンビに的を絞って攻撃しているのか、という疑問をもつでしょう。東京地検が公平な捜査をする正義の組織であるとみなす国民は今では皆無です。

 それにしても、ネットでは民主党のとん挫を願う人間が数多く跋扈しており、東京地検へ応援メールをだそうと呼びかけているブログすらあり驚愕します。

2.細川政権の二の舞を狙う、懲りない親CIA日本人たち

 さて本件について筆者は8月30日民主党が圧勝した翌日に、小沢vs親CIA官僚のバトル再開を危惧していました(注2)。

 親CIA官僚や親CIA大手マスコミの鳩山政権攻撃の執拗さは半端ではありません。彼らが描くシナリオは、鳩山政権を早期にかつての細川政権の二の舞に追い込むことであるのは明白です。自民党を倒して成立した反自民の細川政権は1993年8月に誕生しましたが、自民党謀略部隊の密告により発覚した細川氏の佐川急便献金疑惑により、翌94年4月、誕生1年未満で細川政権は瓦解しました。

3.鳩山・小沢コンビ失脚を執拗に狙う意図とは

 鳩山・小沢コンビは現在、日本の権力の中枢にいるわけで、そこを一介のサラリーマン官憲が大胆にも、攻撃しているわけです。いくら親CIA官僚といえども、日本の最高権力に挑むとはたいした度胸です。かつて田中角栄元首相を狙ったのも東京地検特捜部でしたが、74年、田中首相の辞任もロッキード献金疑惑が原因でした。76年、東京地検は元首相を逮捕するという大胆な行動にでており、当時の筆者も東京地検の行動に驚愕した記憶があります。ちなみに、当時の筆者は、ロッキード事件のウラを知りませんでしたが、田中氏自身が逮捕されてみると、なんだか田中氏が犯罪者のようにみえたのは確かです。

4.有力政治家失脚の手口は昔からまったく変わっていない

 上記のように、東京地検特捜部の行動パターンは30年前からまったく変わっていないようです。つまり、誰かが、日本の有力政治家の弱点となる証拠を収集してデータベース化しており、必要に応じて、その証拠を東京地検に提出する。東京地検は告発を受けると、捜査義務が発生しますから、提出された証拠に沿って違法性がないかどうか調べます。その結果、否応なしに立件せざるを得なくなるのです。このプロセスによって、誰かにとって不都合な政治家を容易に葬り去ることが可能となります。

 このように日本の有力政治家は、何者かに、いつでも失脚させられるリスクを背負っているわけですから、常に弱点をゼロにしておく必要があります。

5.鳩山・小沢コンビは脇が甘いのか

 国民の圧倒的支持を得て権力を握った鳩山・小沢コンビは、政敵によって陥穽工作のターゲットにされるリスクを負っています。にもかかわらず、親CIA日本人一派に予想通り狙われているのは、やはりリスクマネジメントができていないことを物語っています。政治家人生の長いはずの彼らはなぜこれほど、脇が甘いのでしょうか、考えられる理由は以下の3点です。

(1) 権力を握れば、親CIA官僚は抑え込めると読んだ。
(2) アンチCIAのオバマ政権が成立しているのでCIA系ジャパンハンドラーの陥穽工作は減るかなくなると読んだ。
(3) 政権をとったら、長期的に民主党実権を親CIAの前原一派に譲るシナリオが存在する。

 筆者の読みでは、親CIA一派の予想以上に執拗な鳩山・小沢攻撃の狙いは、民主党への国民支持を減らして、自民党を復活させることにあるのではなく、民主党の親CIA化を狙うものだと思います。具体的には、前原氏を首相にするシナリオです。

 小沢氏は、親CIA一派日本人の背後に控える米国戦争屋=CIA系ジャパンハンドラー(アンチ・オバマのデビッドRF系一派)の狙いを百も承知でしょう。

6.小沢氏に限って、単に脇が甘いとは信じられない

 戦争屋=CIAにさんざん悩まされてきた小沢氏は、現在、彼らをどのようにさばくか、常に思案しているはずです。権力を握った小沢氏は、人事権を行使して、米国ジャパンハンドラー子飼いの親CIA官僚を正面から攻略することは十分可能ですが、今のところそのような行動はとっておらず、今まで通り、親CIA官僚を泳がしているとみなせます。だからこそ、上記の朝日新聞記事のような事件が起きるのです、なぜでしょうか。

 老獪極まりない小沢氏はリスクマネジメントができていないのではなく、執拗な戦争屋の陥穽工作に対し、鳩山・小沢コンビは無防備であるかのように見せかけているのではないでしょうか。

 一方、親CIA一派の牙城とみなされる東京地検特捜部が、今年3月の小沢秘書逮捕劇のように、本気で鳩山・小沢コンビの失脚を画策しようとしているのかもどうかも、いまひとつ疑問です。彼らも今回は米国ジャパンハンドラーの言いなりになっているジェスチャーをしているだけかも知れません。

7.まだ消えない小沢氏のウラ・ミッション疑惑

 ところで筆者は2004年ころ、日本政治の対立軸は自民党vs民主党ではなく、親米党vs愛国党となるのではないかと思っていました(注3)。

 そして2006年、小沢氏が民主党党首に選ばれたとき、小沢氏は、日本政治をこの対立軸で再編するウラ・ミッションを帯びていると判断しました(注4)。

 このウラ・ミッションが、小沢氏の中でまだ生きているとすれば、近未来、小沢氏は前原氏など民主党内親米(どちらかといえば親・戦争屋=CIA)派に実権を譲るシナリオがまだ消えていないことになります。小沢氏が前原氏や仙谷氏など親米派を政権に取り込んでいることからも、それが伺えます。

 小沢氏が今後、戦争屋をうまくさばけるかどうか、まったく予断を許さないと思います。日米関係論の大家・副島隆彦氏は、オバマ大統領(支持率が下がっている)が途中でヒラリー・クリントンに交代すると予言していますが、そうなれば、また戦争屋の勢いが復活するはずです。小沢氏も、そのようなシナリオを織り込んでいるのでしょうか。

注1:ベンチャー革命No.288『国民目線を無視した小沢失脚劇』2009年3月7日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr288.htm

注2:本ブログNo.17『日本民主党圧勝:小沢vs親CIA官僚のバトル再開』2009年8月31日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/539727.html

注3:ベンチャー革命No.089『親米党と愛国党という対立軸の提案』2004年6月23日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr089.htm

注4:ベンチャー革命No.190『小沢民主党新代表のミッションとは』2006年4月11日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr190.htm

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html


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