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tearface 風雲急を告げる!
メディアや野党の主張(維新を除く)には、5W1Hがない。おかしくないか?

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皆様おはようございます(^^)

今日は朝からとても嬉しい記事にお目にかかれて感激して居ます!国産ステルス戦闘機『心神』の心臓部に当たるエンジン部分の開発が順調に進んでいるとのこと!嬉しい限りです(^^)動画と共にお楽しみください!

A-TDX搭載用実証エンジン「XF5-1」推重比で世界トップクラス達成

 
世界トップレベル、先進技術実証機用の実証エンジン「XF5-1」
http://news.militaryblog.jp/e553935.html

防衛省技術研究本部 (TRDI : Technical Research & Development Institute) は、
ATD-X (Advanced Technology Demonstrator-X : 先進技術実証機) 用に搭載が予定されている
実証エンジン「XF5-1」の、航空装備研究所における性能確認の試験について掲載。

先進技術実証機(ATD-X 心神) XF5-1エンジン地上試験

航空装備研究所では、先進技術実証機に搭載する実証エンジン(XF5−1)の機能性能 ­を確認するための試験を実施しています。
XF5−1は、国産初の本格的なアフタバーナ付低バイパス比ターボファンエンジンであ ­り、その重量に対する推力の比率(推重比)は世界トップレベルを達成しています。
本試験においては、札幌試験場のエンジン高空性能試験装置を使用して、先進技術実証機 ­の飛行高度や速度等により異なるエンジン入口の気流の状態を模擬し、XF5−1の定常 ­性能、過渡性能、空中再始動特性等の確認を実施しています。
今後も、先進技術実証機の初飛行を目指して、試験を継続します。


http://www.mod.go.jp/trdi/news/index....
 
 
 
 
何でもそうだけど
日本が作ると自然な流れで
『世界一』
になっちゃう(^^)
 
ホント誇らしいです!
 
 
 
この動画ももう一度載せちゃいます!
航空自衛隊 F3 心神 VS 支那航母機動艦隊
支那豬跟藍丁689將會被自動封鎖
本頻道不歡迎低等的支那豬
 
 
 
現在暴れているシナさんよ〜!
日本の技術開発力をなめるなよ!

転載元転載元: ローリーJ 夢の彼方へ!

専門家による中国の巡航ミサイル分析

 
「中国のミサイル」と聞くと、弾道ミサイルが取り上げられることが多いのですが、陸海空の諸相において巡航ミサイルの質も量も増強されています。『National Interest』に入門編的な記事が寄せられていたのでご紹介。

以下、要約です。これも自分のメモ用に。

China’s Cruise Missiles: Flying Fast Under the Public’s Radar(2014/5/12 National Interest)
By Dennis Gormley, Andrew S. Erickson, Jingdong Yuan

  • 中国の巡航ミサイル戦力の数と能力は、地域の安全保障と抑止に大きな影響を与えている。
  • 台湾有事はもちろん、各所で係争中の海洋領有権問題においても巡航ミサイルはインパクトがある。
  • にもかかわらず、米軍を含めて巡航ミサイル脅威への対応は驚くほど疎かにされている。
  • 中国の軍事力近代化は陸・海・空・ミサイル戦力を信息化局地戦争(local wars under “informatized conditions”:情報環境下の局地戦争)に勝利することが焦点である。
  • 最優先シナリオは、台湾に対する軍事作戦。米国の介入を抑止もしくは失敗させることが求められる。
  • そのために中国は、非対称な“暗殺者の矛(assassin’s mace)”を得ようとしている。
  • 接近阻止/領域拒否(A2AD)のカギとなるのが、対艦巡航ミサイル(ASCM)と対地巡航ミサイル(LACM)。
  • 中国のLACMは、グアム、ダーウィン、ディエゴ・ガルシアを射程に収める。


巡航ミサイルの特性

  • 精密通常攻撃任務に汎用性の高い兵器である。
  • 陸・海・空から発射可能で、射程も長い。
  • キャニスターに収納され、過酷な環境下でも配備できる。
  • コンパクトなため地上発射プラットフォームは高い機動性を持つ。射撃パッドの安定性も基本的なもので良く、撃っては移動する “shoot-and-scoot” 戦術が可能となり、発射前の生残性につながっている。
  • 超音速、レーダー断面積の小ささ、地を這うような飛行経路といった各性能の組み合わせにより、敵の海上/陸上配備型防空システムや航空監視、追跡レーダーにストレスを与え、ひいては敵防空網を突破する可能性を高める。
  • 弾道ミサイルとの併用若しくは短時間で特定目標へ大量に撃ち込むことによって、敵防衛力を飽和させうる。
  • 巡航ミサイルを最適に運用するには、正確かつタイムリーなインテリジェンス、生残性の高いプラットフォーム、作戦計画、指揮・統制・コミュニケーションシステム、正確な攻撃評価手段などが必要。
  • 中国は自らの巡航ミサイル戦力充実だけでなく、米国のような地域諸国の巡航ミサイル開発にも注目していることが知られている。
  • 第1列島線に対艦巡航ミサイルを配備することを提案したランド研究所の報告書(楽観的なものではあるが)も、中国では関心を引いている。


対艦巡航ミサイル開発

  • 中国はロシアの超音速ASCMを輸入しているが、高性能な国産ASCM「YJシリーズ」も開発してきた。
  • 中国海軍のほぼすべての最新型水上艦及び通常動力潜水艦はASCM発射能力を持つ。
  • 中国海軍はこれらのプラットフォームをASCMの「TEL」として運用する、と米海軍大学のW・マーレー教授が指摘している。
  • 中国は巡航ミサイルの誘導能力を改善し、衛星によるナビゲーション能力向上も進めている。
  • しかし、水平線以遠のターゲッティングは依然として課題である。
  • 中国の研究者たちは、いかにイージス防空網を打ち破るか、敵の脆弱性を狙うかについて考えている。
  • ASCMを大量に撃ち込み、イージス防空システムを飽和させることで米軍水上艦に挑戦しようと備えている。
  • 中国国内の著作物に一貫したテーマは、中国の艦船自身が巡航ミサイル攻撃に脆弱である点だ。
  • しかし、敵艦を大量の火力で脅かすことによって自らの弱点を補うことができると、北京は考えている。


対地巡航ミサイル開発

  • 中国は2種類のLACMを配備している;「YJ-63」空対地巡航ミサイル(射程200km)、「DH-10」地対地巡航ミサイル(射程1,500km)。
  • 第一世代のYJ-63の終末誘導はTV誘導方式。
  • 第二世代のDH-10はGPS誘導/慣性航法方式で中間誘導に地形照合システムを取り入れ、半数必中界(CEP)は10メートル。
  • 北斗/コンパス衛星測位システムの開発により、巡航ミサイル誘導に必要な米GPSへの依存を減らそうとしている。
  • 国産のLACMを補完するために、中国は外国のシステムを購入している。
  • イスラエルからは、対レーダー無人機「ハーピー」を購入。
  • ロシア製「3M-14E クラブ」を保有している可能性もある。発射機はキロ級(636M)潜水艦。
  • DH-10の空中発射型を「CJ-10」といい、H-6K爆撃機(CJ-10を4発搭載可能)からの発射試験も報告されている(訳者注:H-6Kなら6発、H-6Mなら4発搭載可のはずです)。
  • CJ-10はトマホーク ブロックIVに匹敵する性能であると報告されている。
  • 中国メディアの主張では、H-6Kは日本の軍事基地をCJ-10による一斉攻撃ができることから、戦略的抑止力を持つとのこと。
  • いくつかの中国国内の情報によると、H-6Kに搭載できる核弾頭搭載LACM「CJ-20」も開発中らしい。
  • 最近の報道によると、海軍はASCM「YJ-18」とDH-10をデッキ・キャニスターに搭載し、海上試験を実施した模様。
  • 多くの中国海軍水上艦のキャニスターは8〜16セルで、ASCMとLACMはトレードオフの関係にある。
  • 海軍が海上発射型DH-10に寄せる関心は、将来、052D型のような最新駆逐艦がASCMとLACMを同時に搭載できるVLS(垂直発射システム)を装備することを示している。
  • すでに052C型駆逐艦において、YJ-18ランチャーはYJ-62と入れ替わることができる。


台湾有事における運用法

  • 中国のASCMとLACMは、台湾有事の際に米海軍戦力や基地を攻撃するA2AD能力として用いられる。
  • 大量の通常型弾道ミサイルとの併用によって、LACMは台湾の防空処理能力を複雑にさせる。
  • 中国の作戦計画者たちは、空港のハンガーや指揮・統制施設への精密攻撃にLACMが効果的であると見ている。
  • 彼らはまた、敵のミサイル防衛を破る最良の手段がLACMと弾道ミサイルによる大規模一斉攻撃であるとも考えている。
  • さらに、LACMと弾道ミサイルの同時使用は敵空軍基地に衝撃と麻痺を与え、後続の航空攻撃の効果を高めると強調する。
  • 中国は、台湾の重要施設を射程に収めるLACM・弾道ミサイルランチャーを255〜305基配備している。


中国の課題

  • 中国がASCMやLACMの利点を最大限発揮するにはいくつかの課題がある。そのうちの主要な3つを挙げる。
  • 1つは、十分なC4ISR能力を持っているかどうか。
  • 前出のマーレー教授は、「長射程精密攻撃兵器であるASCMは、リモート・ターゲッティングに大きく依存している。中国は何が必要かを正しく評価し、要求を満たすべく積極的に投資している。超水平線(OTH)レーダーと偵察衛星がその証拠である」と指摘する。
  • マーレー教授はまた、ターゲッティング・データを各プラットフォーム間でやり取りする能力が中国には必要だと言う。
  • 亜音速のDH-10/CJ-10は、1,500km先の目標まで1時間以上かかり、先進的なレーダーや防空システムを備えた国を相手にした場合は、途中で撃ち落とされるかもしれない。


  • 2つめの課題は、数日にわたるかもしれない複雑かつ多面的な航空・ミサイル攻撃作戦の組織化である。
  • 作戦の成否は、人と技術の両ファクターに依る。
  • 中国は、協同火力運用センター(Firepower Coordination Center(FCC))を統合戦域司令部(Joint Theater Command)の内部に設立しようと構想している。
  • ミサイルの波状攻撃という繊細なタイミングを成功させるには、担当の各部署間の調整が死活的に重要となる。
  • 中国が複雑な統合作戦を調整する自信を持っているのかどうかは不明である。
  • もちろん中国は、そのような調整は不必要であると感じ、兄弟殺し(fratricide:ミサイル同士がぶつかりあったりすること)を考慮する価値などないと結論付けているかもしれない。

  • 3つめの課題は、ミサイルの効率的な運用である。
  • GPSのような情報技術における革命は精密誘導攻撃を容易にした。
  • しかし、重要なのは技術へのアクセスだけではない。効果的かつ正確な攻撃判定(bomb damage assessment(BDA))なども効率的なLACM運用に必要である。
  • トマホークの最新型であるブロックIVでさえ、最初のトマホークが配備された1970年代からこれまでの運用データの蓄積を分析することで今日のパフォーマンスを得られているということだ。
  • LACM運用に高い自信を得るまでに中国は30年も必要ないだろうが、それでも時間と労力は必要である。
  • 中国は実戦経験が不足しているため、独自の学習プロセスにフィードバックを反映する能力に乏しい。
  • 実践的な訓練環境において、さらなる経験を得るまで中国がどのくらい指揮・統制目標を達成したのかは不明のままとなる。


結論

  • 中国は、外国の巡航ミサイル技術と独自開発技術の両方を獲得すべく多大なリソースを注いでいる。
  • これらは成果を結びつつあり、現代的な陸・海・空のプラットフォームに先進型ASCM/LACM配備が進んでいる。
  • ミサイル運用のさらなる効率化のためにはまだ投資が必要。
  • インテリジェンス・サポート、指揮・統制、ステルス技術、攻撃後の効果判定などが不足しており、それらすべてが作戦に不可欠である。
  • ASCM/LACMは中国の戦闘能力を向上させ、A2ADにとってのキー・コンポーネントである。
  • 中国は、ASCM/LACMと他の攻撃システムとの相乗効果を目論んでいる。
  • ASCMの利点を考えると、米海軍水上艦がハープーンしか持っていないのは怠慢と言える。しかも少量に過ぎない。
  • 米海軍と中国のカウンターパートの運用上の優先項目が異なるとはいえ、米側がASCMの種類も量も制限しているのはよろしくない。
  • 2014QDRでは、巡航ミサイルと弾道ミサイルに対抗するシステムや技術への投資を優先している。
  • 中国の巡航ミサイル能力に対する防衛力は存在するが、技術上・作戦上の対抗策を開発する努力を続けなければならない。


ざっとメモしたので、読みづらいですが(^_^;)

アンドリュー・エリクソン米海軍大学准教授のいつもの主張・論調を考慮しながら読む必要はありますが、参考になる論考です。ユアン先生もお懐かしい^^
世界の軍事大国トップ10は?米メディアが紹介―中国報道
2014年05月22日

中国メディア・BWCHINESE中文網は21日、米国の軍事サイトが選んだ世界の軍事大国トップ10を紹介する記事を掲載した。

記事は、ランキングが人的資源、労働力人口、戦略資産の可用性、軍事支出、陸海空軍戦力などの50の要素から判断されたものであるとしたうえで、上位10カ国を紹介した。

【第1位】米国
国防予算は6120億米ドル。最大の優位は、19個の空母艦隊。他国の合計12個を上回る。また、世界最多の飛行機や、ハイテク技術、世界最大の核兵器庫を有する。

【第2位】ロシア
国防予算は766億ドルで2008年から33%増、今後3年でさらに44%の見込み。76万の機動部隊、24万の予備部隊を持つ。1万5500台を誇る戦車群は世界最大規模。

【第3位】中国
国防予算は1260億ドル。現役部隊は228万、予備部隊は230万。戦車9150台、戦闘機2788機、戦艦520隻を有し、急速な近代化によって米国との拮抗が可能に。

【第4位】インド
世界最大の軍事製品輸入国。国防予算は460億ドルだが、2020年までには世界第4の軍事支出国となる。軍備の狙いは主にパキスタンと中国。

【第5位】英国
国防予算は540億ドル。10年から18年までに20%の軍隊削減中だが、世界のどこにでも軍隊を投入できる能力を持つ。20年に、F−35B戦闘機40機を搭載可能な空母が就役予定。

【第6位】フランス
軍事支出は430億ドルで、GDPの1.9%。毎年の国防予算に大きな変動はないが、依然として中央アフリカ、チャドなどアフリカ諸国をはじめとする世界各地への重装兵団投入能力を持つ。

【第7位】ドイツ
軍事費用は450億ドル。第2次大戦の反省から当初は自衛軍しか持たなかったが、近ごろでは世界的な軍事レースへの参加を考えつつある。11年に義務徴兵制を廃止、職業軍隊を創設した。

【第8位】トルコ
国防予算は182億ドル。14年軍事費は前年比9.4%。シリア内紛、クルド人独立組織との衝突が軍費増の主要因。

【第9位】韓国
国防予算は340億ドル。北朝鮮問題を抱えるため、領土の狭さに対して軍の規模が大きい。空軍の規模は世界で6番目である。

【第10位】日本
軍事費は491億ドル。中国に対抗すべく、11年ぶりに国防予算が増加した。また、島しょ部に新たな軍事基地を建設、40年来で初めて軍備拡張を行った。

(編集翻訳 城山俊樹)

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中国はなぜ空母戦力を保持するのか?海軍戦略の先にある中国共産党の遠大な野望

2014.04.24(木) 北村 淳
 
 今回のオバマ大統領による日本・韓国・フィリピン・マレーシア歴訪の露払いとして、4月上旬にアメリカのヘーゲル国防長官が日本と中国を訪問した。その際に、ヘーゲル長官は中国人民解放軍海軍航空母艦「遼寧」を2時間以上にわたって視察した。
 外国人乗艦者第1号としてヘーゲル長官が中国海軍空母に乗り込んだことを受けて、アメリカ軍関係者のみならずマスコミ等でも、中国海軍空母(「遼寧」だけでなく現在建造中の空母を含めた中国海軍航空母艦戦力)に関する議論(憶測・疑念)が再燃した。
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/6/3/400/img_63f3282e20497e098558e0b3ea9da74e175748.jpg中国海軍「遼寧」視察中のヘーゲル長官(写真:米国防総省)

米国で行き交う膨大な量の中国軍事情報

 先週の本コラム(「アメリカのインド洋支配に挑戦し始めた中国海軍」)では中国海軍の攻撃原子力潜水艦を取り上げ、今週は再び中国海軍の空母戦力についての話題となったのであるが、米国ではアメリカ軍情報関係機関や東アジアを専門とするシンクタンクのみならず一般のマスコミ等でも、中国の軍事動向に関する膨大な情報が毎日のように飛び交っている。そのようなメディアにおいては、日本単独の軍事情報が取り沙汰されることはほとんどない反面、中国軍事情報は氾濫しているといった状況である。
 前回の原潜に関する情報から今回の空母に関する情報の間の1週間(日本時間での4月13日の週)だけでも、枚挙にいとまがない論説や分析が軍情報関係メディアやシンクタンクそれに一般メディアなどで取り沙汰されている。例えば以下のような具合である。
「人民解放軍海軍がアメリカ海軍潜水艦を追尾するための音響探知システムの運用を開始した」
「東シナ海での日中対立にアメリカはどう対処すべきか」
「人民解放軍空軍のステルス戦闘機J-31開発状況」
「中国は何のために空母戦力を構築しているのか」
「在沖縄海兵隊司令官の尖閣に関するコメントに対する、東シナ海沖縄周辺での中国軍の優位性を強調した反発」
「人民解放軍が、いかなる戦闘にも勝利する態勢を固めている状況」
「南シナ海での中国海軍の優越によりもたらされる東アジアの極めて危険な状況」等々。

シンボルとしての空母増強

 現在中国海軍が運用している空母「遼寧」(満載5万9100トン、全長304.5メートル、旧ソ連海軍の中古艦をウクライナから購入し改造、J-15艦載戦闘機30機と各種ヘリコプター24機を艦載可能)は、本コラムでも幾度か取り上げたように、今後中国海軍が本格的な空母戦力を運用していくにあたっての各種ノウハウを身につけるための練習空母的存在である。(参考:空母「遼寧」宣伝用動画「その1」「その2」)
 ただし、中国海軍は本格的作戦用の空母(8万トン級)を建造中であり、2018年までには1隻が、2020年までには2隻が就役するものと見られている。それらの“実戦用”空母はアメリカ海軍の原子力空母(横須賀を母港にするニミッツ級原子力空母「ジョージ・ワシントン」は満載10万4200トン、全長332.8メートル、合計で90機の戦闘機、各種固定翼航空機、ヘリコプターが艦載可能)に比べると戦力的には弱体であるものの、中国海軍の当面の達成目標と考えられる「アジア地域での海軍力のトップの座を占める」という目的にとっては重要な役割を担うことになる。
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/a/a/400/img_aa49ce4c16e41ad6a5fa79cf361ab318282217.jpgアメリカ海軍「ジョージ・ワシントン」(写真:アメリカ海軍)
 現在アジア地域で空母を運用しているのはタイ海軍とインド海軍である。ただしタイ海軍空母「チャック・ナルエベト」(満載1万1486トン、全長182.64メートル、スペインで建造され、垂直離着陸戦闘機6機とヘリコプター6機が艦載可能)は予算不足のためヘリコプターだけを運用しており、実質的にはヘリコプター空母になってしまっている。
 インド海軍は、「ヴィラート」と「ヴィクラマーディティヤ」の2隻を運用中である。また純国産の4万トン級「ヴィクラント」を建造中で、6万5000トン級「ヴィシャール」も建造予定である。
(「ヴィラート」は満載2万8700トン、全長226.5メートル、イギリス海軍空母を購入したもので短距離離陸垂直着陸戦闘機と各種ヘリコプターを最大30機艦載可能、少なくとも2017年まで使用予定。「ヴィクラマーディティヤ」は満載4万5400トン、全長283.5メートル、ロシア海軍航空巡洋艦を購入して改装したもので、艦載戦闘機MiG-29Kと各種ヘリコプターを最大で36機艦載可能)
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/3/0/400/img_302db10e403d93ef098f44975b6c15be180685.jpgインド海軍「ヴィラート」(写真:インド海軍)
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/7/2/400/img_72bd5862800643cf72df2b79e0ebb092259551.jpgインド海軍「ヴィクラマーディティヤ」(写真:インド海軍)
 
 この他にも、海上自衛隊が運用中のヘリ空母「ひゅうが」と「いせ」(ともに満載1万9000トン、全長197メートル、各種ヘリコプターを最大11機艦載可能)ならびに建造中の「いずも」と「24DDH」(ともに満載2万7000トン、全長248メートル、各種ヘリコプターを最大14機艦載可能)には、垂直離着陸戦闘機が(簡単な補修のみで)艦載可能と考えられている。そのため、中国海軍にとっては日本は4隻の空母を保有すると見なしうるのである。
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/d/9/400/img_d936d6f1a8d76ec10375ae4398efed6b366612.jpg海上自衛隊「ひゅうが」(写真:アメリカ海兵隊)
 そしてオーストラリア海軍が建造中の強襲揚陸艦「キャンベラ」(現在公試中)と「アデレード」(ともに満載2万7500トン、全長230.82メートル、各種ヘリコプターを最大12機艦載可能)にはスキージャンプ甲板が設置されており、短距離離陸垂直着陸戦闘機を艦載する能力が本来的に備わっている。
 もちろん、航空母艦だけが海軍力を判断する指標ではない。むしろ優秀な潜水艦や原子力潜水艦の方が空母よりはるかに強力な戦力と考えられなくもない。しかし、いくら多数の新型潜水艦や原潜を揃えたとしても、もともと隠密行動を要求される潜水艦では海軍の“威容”を目に見える形で示すシンボリックな役目を果たすことはできない。いくら理論上は現代潜水艦が最強兵器と言っても、かつての戦艦のように、やはり目に見える巨大軍艦である空母の存在は、海軍の“威容”とは切っても切れない意味がある。
 したがって中国海軍がアジア諸国海軍の盟主になるためには、インド、日本、オーストラリア、タイといった空母を擁する海軍を、見に見える形での“威容”の面で上回る必要があり、どうしても「遼寧」に加えて、より強力な(ただしアメリカ海軍のように超強力である必要はない)空母を数隻保有する必要があるのである。

対アメリカ海軍のためではない

 もちろん、中国海軍の威信を目に見える形で高めるためだけに空母を建造しているわけではない。戦略的に意義がなければ建造にも運用にも大金がかかる空母を保有する意味がない。
 巷でしばしば言われているような、「東アジアでの紛争に対するアメリカ軍の介入を思いとどまらせるために人民解放軍は空母戦力を保持しようとしている」という推測は誤っていると考えるべきである。中国海軍がアメリカ海軍同様のスーパー空母数隻を保有して西太平洋上第2列島線付近に対米阻止ラインを設定しアメリカ海軍の来援を阻止するという、かつての日本海軍の漸減邀撃作戦のような計画を構想していることは推測しがたい
 実際、第1列島線周辺に展開するアメリカ海軍空母を撃破するための東風21D 型対艦弾道ミサイル(DF-21D)の開発をはじめとして、中国沿岸域からの長射程ミサイルで、東シナ海や南シナ海に来援するアメリカ軍を撃退する能力を構築しつつある人民解放軍には、アメリカ海軍的な戦略構想の下で運用される航空母艦を、莫大な予算を投入して手にする意義はほとんどないのである(ちなみに、アメリカ海軍ニミッツ級原子力空母の運用コストは作戦行動1日あたりおよそ7億円と言われている)。
 要するに人民解放軍が航空母艦戦力を保持する目的はアメリカ海軍に正面から対抗するためではない。

中国海軍が支える共産党の長期的国家戦略

 それでは、中国海軍空母の目標は何か? それは、明らかに「近場」への戦力投射のためと考えられる。すなわち、フィリピンや日本と万が一にも“短期激烈戦争”が勃発した際に海上から強力な航空戦力を投入し、平時には領土・領海紛争での中国政府による攻撃的主張をサポートするために係争海域にプレゼンスを示して威嚇することが、中国海軍空母戦力の直接的使命なのである。
 そして、空母戦力の海上からの戦力投射能力ならびに多数の長射程ミサイルによる精密破壊能力を誇示することにより日本やフィリピンなど近隣諸国を威嚇する。同時に、強力な長射程ミサイルと多数の潜水艦を中心とした接近阻止・領域拒否能力の強化によってアメリカ軍の来援を牽制しつつ、日本やフィリピンそれにベトナムなどとの間の領域紛争では恒常的に強硬手段を取り続ける。それらの一連の策略によって、東シナ海や南シナ海それに西太平洋までをも中国のコントロール下に置こうというのが、中国海軍戦略が突き進んでいるシナリオである。
 もちろん、それらの海域が中国海軍の支配下に置かれることは、同時に中国近隣諸国とアメリカの同盟力が弱体化されることを意味している。その結果、日本やフィリピンをはじめとしてアメリカ軍事力の庇護の下に置かれていた中国近隣諸国は実質的に中国の属国的存在にならざるを得ないことになり、これこそ中国海軍戦略が支える中国共産党の長期的国家戦略ということになる。
 このように、中国が構築に邁進している本格的空母戦力は、アメリカ海軍に直接向けられた脅威ではないものの、より大戦略レベルにおいて、アメリカ海軍力を東アジア地域から叩き出すための重要な道具の1つであると理解すべきなのである。
 
 
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