動き出すチカラ 〜伊藤央のブログ〜

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憲法タウンミーティングに参加してきました。
 
1部の安倍元総理の講演は、現在の憲法にどんな不都合があるのかを、自らの経験などを交え、非常に分かりやすく説明されたものでした。
 
 
 
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やはり、国会議員として外交に携わったり、特に総理という立場を経験した方でなければ話せない内容。
 
50分という時間では少し物足りなく、まだまだ聞いていたい内容でした。
 
 
しかし、私とは憲法に対する考え方が異なる部分も。
 
憲法を変えなければならないと考える一つの理由として、「60年以上の長命憲法であり、その間一度も改正されていない、世界でも極めて稀な憲法である」ということを述べられました。
 
私は「長命であること」「改正されていないこと」は、直接、憲法改正の理由には当たらないと考えています。
 
憲法改正論者の中には「時代に合わせて変えていかなくては」という主張もありますが、これにも私は賛同できません。
 
なぜなら、憲法は国の在り様を示すものであり、であれば、そうそう変えるものではないと考えているからです。
 
現憲法においては、日本国としての国の在り様を示すものにはなっていないので、当然、これは変える(というか、全く新しく制定し直す)必要を強く感じてはいるのですが・・・。
 
 
いよいよ、第2部のディスカッションでは、私の出番。
 
これらの考え方の相違については、第2部のパネルディスカッションの際にも述べさせていただきました。
 
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この点について、特に安倍元総理からご意見を伺うことが出来なかったのでは、残念。
 
 
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英米の憲法に話が少し及んだときに、「アメリカ独立宣言文と米憲法は趣が違う」ということを仰られました。
 
これには賛同。
 
アメリカ独立宣言文は明らかにフランス革命の影響を受けていて、啓蒙思想が入っていますが、米憲法は全く性質が違い、その精神は英憲法に由来していると考えています。
 
憲法論議の中でこれらに言及される方は少ないように感じています。
 
 
今日のパネルディスカッションでは、「集団的自衛権」「個人の権利と公共の福祉」「日の丸・君が代」など、これまでにも改正議論の争点となってきた事柄がテーマに取り上げられました。
 
その中でも例えば、至上の価値のように扱われている「基本的人権」、これが公共の福祉と相反する場合云々以前に、ある人の基本的人権が他人の基本的人権を侵害するという、つまり、「基本的人権を尊重する」という言葉自体が矛盾を孕んでいるということについて言及させていただきました。
 
 
そもそも憲法とは何のために必要なのか、当然、国によってもその考え方に違いはあるのでしょうが、長い歴史を積み重ねてきた日本ならでは憲法に対する考え方があって然るべきです。
 
 
歴史があっても、政権が変わるごとにそれまでの歴史を全否定し、リセットして新しい国を作ってきたような中国ともやはり日本は大きく違う。
 
日本にふさわしい憲法は全く新しい国家を創造するようなものではなく、歴史、伝統、文化を尊重し、先人の積み重ねた叡智や経験を活かし、日本として変えてはならないものをしっかりと定めることにあると考えています。
 
それは、主権者たる国民と言えども、その時々の気分や流行で変えて良いものではない日本の国のあるべき姿とも言えます。
 
そう考えると、実は我々はその答えを既に持っているはずで、憲法などというものは、「作る」という性格のものではなく、「確認する」というくらいのものではないかとさえ思ってしまいます。
 
 
また、憲法は法律よりも上位に位置する国の根本を定めルールであるという認識は、人によって大きく変わるものではないでしょう。
 
ならば、国民全員が理解し、出来れば朝に夕に暗誦てきるようなものが良いのではないかとも思っています。
 
 
今日のディスカッションでは、もう少し言い足りないこともあったし、所謂「護憲派」の方々の意見ももっと聞いてみたいし、議論を交わしてみたいとも感じました。
 
 
しかし、元総理とディスカッションという貴重な機会を与えてくれた、青年会議所山口ブロック協議会の皆さんに感謝!
 
 
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賛成できる点には触れないで、違和感があった点だけ。

>英憲法に由来している

イギリスは、成文憲法(文章化された法典としての憲法)を持たず、普通の法律や慣習法で「憲法事項」を規定している。だから3分の2の特別多数決ではなく、過半数で憲法事項を改正できる。

伊藤氏の記事が間違っているということではないが、念のため。

2011/6/27(月) 午前 6:40 [ 通行人 ]

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〜続き〜

>憲法などというものは、「作る」という性格のものではなく、「確認する」というくらいのもの

日本の歴史には、民主の思想と、これに基づく国家体制や政府活動が存在しなかったのは否定しがたい事実。幕末に吉田松陰が、藩主も天皇も頼むに足らず、草莽掘起あるのみと主張し、これを受けて高杉が奇兵隊を組織したところに、わずかに民主の萌芽を見るのみ。

「あったものを確認するというくらいのもの」と伊藤氏は言うが、民主主義については言い過ぎ。それとも、日本の歴史にも民主主義が存在していたとでも?

ちなみに、民主主義と天皇制の関係については次の通り。民主主義をとる欧米でも宗教的な権威は認めている。アメリカ大統領はキリスト教の聖書に手を置いて宣誓し、イギリス国王は英国国教会の首長である。我が国の天皇も本質は宗教的な存在であり、政治的な役割は限定的である。

2011/6/27(月) 午前 6:42 [ 通行人 ]


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