動き出すチカラ 〜伊藤央のブログ〜

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コメント欄に憲法タウンミーティングに関してご意見をいただいていました。
 
「参院問題に触れろ」というリクエストでした。
 
参院の在り方についてのご主張でしたが、憲法改正論議の中でのことですから一院制議論に含めてという意味かとも理解しました。
 
 
残念ながら、パネルディスカッションは決められたテーマについて意見を述べるのがルールでして、今回は一院制についてはテーマとして取り上げられませんでした。
 
ただ、安倍元総理は第1部の講演の中だったと記憶していますが、「一院制にすべき」と主張されました。
 
 
結論から申しますと、私は反対です。
 
コメント欄にいただいたように、私は参院が本来与えられている役割をしっかり果たさなくてはならないと考えています。
 
 
現実として、所謂「ねじれ国会」という状態が起き、そのことがスピーディーな政治決定を妨げていることは認めます。
 
物事にスピードは大切ではありますが、最重要ではない。
 
ただただスピードを重視するためだけに一院制にすれば、それ以上に大切なものを失いかねません。
 
(安倍元総理はスピードの問題だけではなく、参院職員などの削減も含めた行政改革の観点からも一院制を主張されました)
 
 
参院の特徴の一つは解散が無いことです。
 
「郵政解散」などという選挙は今でも私は馬鹿げていたと思っていますが、そのようなシングルイシューによって候補者や政党の選択を行うような選挙になりづらいのが利点です。
 
以前の参院選の時にも記事に書いたことですが、参院選では、もっと国の在り方根本に関わることから候補者を選択すべきだと考えています。
 
 
そして、良識の府であることを考慮するのであれば、参院では党議拘束を外すべきです。
 
それぞれの議員がそれぞれの信条や良識に照らして議案を審議することが望まれます。
 
だからと言って、党公認制度をなくすのはどうかと思いますので、党としては公認候補を決定する際に、自らの党も含め、衆院の監査役を推薦するような姿勢で選ぶべきではないかと感じています。
 
そのような公認候補であれば、参院は比例代表だけにしても良いのではないか。
 
参院は特に人気投票的な選挙になることを避けるためにも。
 
ただ、残念なことに、政党がスポーツ選手だのタレントだの(そういった職業出身の方全てに能力や見識がないとは申しませんが)を公認候補とする。
 
これでは、「比例代表だけに・・・」とも主張しづらい現実が非常に残念です。
 
目論見通り票にはなってしまうのかもしれませんが、長い目で見れば、自分の首を自分で絞めることになるでしょう。
 
 
いずれにしても、参院がしっかりとその役割を果たすことは、政治にとって必要だと考えます。
 
そういった理由で、一院制には反対です。
 
そして、堂々と一院制に反対できるような参院になっていただきたいとも感じています。
 
 
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閉じる コメント(5)

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参議院は何もしていないとか、一院でいいとかの議論より、国民を裏切るな。

誤解してもらっては困るが、自民党公認で当選。大臣になりたいばかりに、離党した与謝野。今日も、浜田某という昨年議員になったばかりの新人議員が政務官というポストの餌に釣られて離党。

こんなことでは、なんの選挙か??? 先ず、この制度を変えるべき。 憲法そのものは有っても無くても、変わりなし。

現に、現憲法下でも、自衛隊議論を初め、自由に解釈は変わっている。

2011/6/27(月) 午後 11:39 [ 遠山金四郎 ]

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一院制にしろと言ってるわけではない。二院制は必要だ。参院は政局を左右しようする言動をするなと言っているのだ。

民主党も自民党も野党時代は参院を使って問責決議案を可決し、審議拒否して法案の成立を遅らせるなどして、政局を動かそうとしてきた。そんなことをするなと言っているのだ。

そんなことをすると、目先の政治的な利害にとらわれないで中長期的な観点から公共の福祉のための政策を論じることが期待されている参院の存在価値がなくなり、国民のためにならないからだ。

イギリスでも100年くらい前までは貴族院(上院)の権限が強く、庶民院(下院)の議決を覆したり、審議を引き延ばして議決しないなどということがしょっちゅうあって、政治が大混乱し、国政が停滞した。そこでとうとう貴族院の権限を弱めた。予算案だけでなく法案も、貴族院が一定期間内に議決しなければ自然成立することとした。また、貴族院が法案を修正しても庶民院が(3分の2以上でなく)過半数で再議決すれれば成立することとした。

2011/6/28(火) 午前 9:45 [ 香久山 ]

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(続き)

日本の参院は100年前のイギリスと同じ行動をとっている、日本の政治は100年遅れているということだ。日本でも、一定期間経過による法案の自然成立や、3分の2でなく過半数の再議決で法律が成立するように憲法を改正すべきだ。

このような意見は、新聞やテレビにはほとんど出てこない。その理由は簡単だ。参院が口出しして政治が混乱した方が、新聞やテレビは売り上げや視聴率が増えるし、政治学者も出番が増えるからだ。日本のマスコミや政治学者はその程度のしろものなのだ。

しかし、参院改革は憲法学会や国会ではしょっちゅう論じられている。マスコミが取り上げないだけなのだ。日本のダメマスコミや飼い犬学者が取り上げないからと言って、問題が存在しないというわけでは決してないのだ。

2011/6/28(火) 午前 9:47 [ 香久山 ]

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香久山は憲法とは直接関係ない話をしてるから議論が噛み合わんのだ。

2011/6/28(火) 午前 10:03 [ しれ ]

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しれさんへ

>香久山は憲法とは直接関係ない話をしてる

いや、関係大ありのことを書いてますよ。

予算について、自然成立などの衆院の優越は憲法60条第2項。
法律について、衆院再議決要件である3分の2以上は憲法59条第2項。

これらを改正して、参院の権限を弱めろ(衆院の権限を強めろ)と言っているのです。

【日本国憲法】で検索すればすぐ出てきます。一度、全文を読んでみてください。

2011/6/29(水) 午前 7:07 [ 香久山 ]


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