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防府JCでは、今年『知っちょる防府』という事業を行います。
この事業は、防府の魅力を再発掘し、発信していこうというもの。
今日は第1回の勉強会が開催されました。
今回は『松崎地区の文化財』というテーマで、国分寺や防府天満宮、毛利氏庭園について学びました。
「今更・・・」っていう気がするほど、防府市ではメジャーな観光スポットなのですが、いやいやまだまだ知らないことが多い!
「へぇボタン」を何度も押したくなるようなことを沢山知ることが出来ました。
改めて、防府は歴史の長いまちだと感じます。
私の通った桑山中学校の校歌にも「久米王子(聖徳太子の弟)の〜♪」と歌われているように、古墳時代から開けていた地域です。
菅原道真、重源、豊臣秀吉、大内氏、毛利氏、維新の志士・・・歴史好きなら垂涎のエピソードがいくらでも転がっているのが防府市です。
逆に多過ぎて、「コレだ!」と一押しを決め難いところが弱点なのでは、と感じてしまうくらいです。
これから防府の魅力発信に必要なのは、数ある歴史エピソードをテーマで括り直し、いくつかのメニューやを開発していくことではないかと考えます。
要は、素晴らしい食材の数々を今まで上手に料理できていなかったということ。
もしかすると、素材が良過ぎたので、手を加えることに気が引けたのかもしれません。
これまでシェフ役は、行政や事業主などが構成する観光協会が主に務めてきた訳ですが、もっと歴史研究家の意見やアイデアを活かすことが必要なのではないでしょうか。
これからの観光は、単に歴史的建造物を見て回るというものでは、ダメでしょう。
今後の一番の観光客のターゲットは、定年を迎え「金」と「時間」に余裕のある世代。
この世代に訴えるには、知的好奇心を満たす付加価値づくりが必要です。
天満宮にしても、菅原道真・陰陽師といった面から興味を惹きつけることも出来るし、高杉晋作・野村望東尼など維新との関わりで惹きつけることも出来ます。
一つの素材で、様々なメニューやコース料理が作れます。
「まちの駅」を作って、天満宮、国分寺、毛利邸をつなぐというのは、料理の作り手の勝手な都合。
素材を組み合わせて料理を作ったり、コースに仕立てるには、テーマやストーリーが不可欠なのです。
ナポリタンに、餃子に、鯖の味噌・・・スーパーやコンビニで買ってきた惣菜が統一感無く、食卓に並ぶ家庭が増えているそうです。
居酒屋でそれぞれが好き勝手に料理をオーダーするとこんなことになります。
防府市の観光は、和食でも、中華でも、イタリアンでも良いから、とにかくストーリーのあるコース料理にすべきだと考えます。
いい素材があったからと、やたらめったらにお客に勧めるのは「おもてなし」とは言いません。
これらの素材をどう美味しく召し上がってもらえるかを考えるのが「おもてなし」ではないでしょうか。
今回、「知っちょる防府」に参加した高校生も私たちJCメンバーも、今は素材を知るための研究段階。
ここから、驚くようなメニューが開発されれば素晴らしい事業になると思います。
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