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「原発をどうするのか」の記事。
最初は反応が薄いなと思っていたら、日に日にコメントが増えました。
しかし、冷静で無い方がおられるなとの印象を受けました。
「原発と自動車を同列に論ずるな」というご意見。
私は、少なくともこの日本では、“ある意味”「車の方が危険だ」とさえ思っています。
それは前の記事に書いた通りデータが証明しています。
>原発が怖いのは、今回の事故(人災)のように、何の罪のない大勢の不特定多数の人が被害者になることだ。自動車事故と同列に扱うことそのものが間違っている。
では、自動車事故で亡くなった方には何か罪があるのでしょうか?
今日もクレーン車に“関係の無い”子供達が巻き込まれ、6名もの命が奪われるという事故が起きています。
目に見えたって、その目前で命が奪われることを止められないこともあるし、避けようがないことだってあるのです。
お二人が命を落とされた交通事故被害者に対して、本当にこのような考えを持たれているとは思いませんが、原発を危険だと言いたいがために、自動車を事実以上に「安全な物」扱いしているように思えます。
「同列に扱うな」という言葉が、「車と原発を比べることに意味はない」という意味であれば、確かにそうかもしれません。
しかし、「同列に扱うな」という言葉に「車の方が安全だ」という意味が込められているのであれば、首肯できません。
原発も自動車も罪もない人の命を奪う可能性のあるものです。
しかも、自動車の怖いところは、「プロではない人」がいたる所でこれを扱っている点。
中には無免許で扱う者や、飲酒して扱う者も。
このように自転車は、この上なく危険で、しかし、便利で我々の生活に欠かせない物なのです。
自動車のエンジンの中では、爆発が繰り返されています。
なのに、我々がある程度安心してこれを扱える理由は、その爆発が制御化にあるからです。
ただ、事故が起こった時には燃料に引火し、手に負えない爆発を起こすこともある。
この点では、原発と非常に似ています。
危険なことには変わりない。
人間の手(人間がプログラムしたコンピュータ等も含め)で“ある程度”制御できるかどうかということが非常に重要なのです。
完璧な制御などあり得ないことを承知で、より安全性を高めるかということが非常に重要で、果たして今、原発の制御技術(事故防止、事故対応も含め)がどのレベルにあるのかということが大事だと思っています。
残念ながら、これについて、政府の言うことも、東電の言うことも信じられないというのが、目下、一番の問題です。
利権構造の問題も当然あるでしょう。
しかし、それは原発の是非を直接左右する問題ではありません。
農林水産業にも利権はある。
だからと言って、「農業は要らない」と言う人はいないでしょう。
ありとあらゆるところに利権があり、それに巣食う人達がいる。
利権構造を打ち壊し、歪んだ行政は正さなくてはならない。
しかし、それと原発そのものの存廃の議論とは分けて考えるべきです。
ただ、その議論の前提となる科学的根拠を示すべき人たちが、その利権構造の中にどっぷりと浸かっていることが大問題ではあるのですが・・・。
いずれにしても、原発のことになると、推進派も反対派も、議論に冷静さを欠き、また、感情的になる人が多いように感じます。
結論に理由を付けていることが多いようにも見えます。
反対派がヒステリーを起こし、それを嫌がる推進勢力が事実を隠したり、捏造したり・・・そんな構造が出来上がってはいないか。
エネルギー問題を軽んじる方はほとんどいないはずです。
だからこそ、冷静な議論と判断が求められます。
日本が「核」というものについて、非常にナーバスになる歴史的な背景があることは承知していますが、今そこに原発がある以上、冷静に向き合わなければ、その危険を増大させてしまいかねません。
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2011年04月18日
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