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普段、授業中、寝てる子が、
普段、教室に入らない子が、
教卓の周りに集まって、真剣に話を聞いてくれる。
自分の根幹において大切だけど、どうしても話せないことを抜かして、
伝えたいことの多くを、子どもたちにぶつけた。
子どもたち。とか言っても、
考えてみれば、
先生方より、ぜんぜん、生徒のほうが歳は近いわけで。
中学のときは、先生とか学校とか死んじゃえって思ってた話。
高校をやめた話。
働いたけど、働くのが怖くなって、ニートになった話。
でも、はいあがりたいって思った話。
実際は、だめ人間だった話。
大学目指した話。
ルワンダのジェノサイドの発生現場で、
自分が誰かに殺されたり、自分が誰かを殺すことよりも、
自分が本当に大好きな人が、誰かに殺されることが、
自分が本当に大好きな人が、誰かを殺してしまうことのほうが、
自分にとって、すごく怖かったっていう話。
生きることについて。
死ぬことについて。
谷川俊太郎の、「あい」「これが私の優しさです」の2作。
生きることが、ただ、全部なのだ。に代表される安吾の言葉群。
今の私が、
50分間で伝えられることは、全部伝えた。
受け止めてもらえたかどうかはわかんないし、
何を思ったかはわかんないけど、
真剣に聞いてくれたこと、
そのことだけで私には十分すぎた。
今日、学校に行けば、もう行かなくていいなんて、信じられない。
学校って、本当にドラマがある。
ハリウッドの学校を舞台にした映画に出てくる教師の気持ちになれる。
2年前から、
「子どもはきらい」だって思い込むように、心がけていたし、
「子どもが好き」とか言う人は信用できないなあとか思ってたけど、
なんか、そんなことないなあと思う。
教員になりたい。って思った。
教員採用試験の日程を確認してしまったくらいに。(実際ならん)
最初はわたしに対して敵意を抱いてた子が、変わっていくのを間近で見れて、
人間って、ほんと、おもしろい。
こうやって、授業の準備をするのも、今日が最後。
安堵と寂しさが入り混じる。
もう今日が終わったら、日常に戻るんです。
色んな場所に、色んな自分ができてくる。
教育実習やってる私と、
大学通ってる私と、
小学校の友だちと一緒にいるときの私と、
中学の友だちにあってるときの私は、
全部、違う。
変な感じ。
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