年末奮闘記2018 赤い彗星編 2018,12,29-2019,01,01タイトルに深い意味はまったくありません 念のため
![]() クリスマス頃から29日まで、それほど忙しくはなりません。どれほど余裕が生まれるかといいますと、年末に向けての準備を進めながら、おせちの調理もできてしまうほどです。もっとも煮豆は私が食する分には上出来でしたが、噛む力の弱った母の口にはやや堅かったようです。圧力なべの使い方をもう少し習熟せねば
12月29日、出先で菓子パンを3000円分ほど購入。まさかレジの方も、この量を独りで一晩で消費するとは思っていないことでしょう。出先から戻り明日30日朝の分のそばを打ったら仮眠をとります。
一晩で消費される3000円分の菓子パン
![]() 12月30日、午前6時、さぁ今年も30数時間におよぶ独り体力祭りの始まりです。もろもろの準備を進め、午前10時に紅白幕をレンタルしてきて、店頭のセッティングを済ませます。お昼どきは通常の飲食業をこなし、午後2時、最後のお客様を送りだしたら片付けをはじめます。あわよくば午後3時ごろにそば打ちを始められないか、とは毎年画策しているのですが、そんなに都合よくはいかないものです。
紅白幕をはじめとした店頭設営
そもそも私は逃避型の人間なので、夏休みの宿題を始める前に机の掃除や整理が気になりだして結局宿題にまで手がまわらずに終わるタイプでして、それは今も変わりません。やはり15時間(あくまで目標タイム)におよぶそば打ちを前にして腰がひけているので、ほかの作業に逃げたいところですが、そこをグッと堪えて午後5時、ファーストそば打ちの開始です。まずは強力な自己暗示をかけて、脳には楽しいことをしていると錯覚させます。こう書くと難しいことをしているようですが、普段の私は氷点下の中、一晩中自転車で走り続けて楽しいと思っているくちなので、わりかし簡単に自己暗示はかかります。最高にハイな状態になったら成功です。
ファーストそば打ちの開始です
4キログラムの粉に、2キログラムの水が加わり計6キログラムの生地を練っていくわけです。私がそば打ち教室で用意しているのが500グラムですから、およそ8倍の重さです。
6キログラムの生地は
なかなか手強いです
6キログラムの生地とは言っても、作業工程は普段と少し違うだけなので切るまでにさほど時間は要しませんが、パック詰めするのに時間がかかります。さらに、パック詰めしたそばを冷蔵庫に先入れ先出しで積み上げていくため、有る程度貯まるまで外気温(このとき2度)と同じ室内に置いておきます。暖房をつける訳にいかないので着るもので工夫しますが、今回は腕まわりが楽かと思ったダウンベストがチョイスミスでした。動きを止めると体が動かなくなる。そんな冬山遭難みたいな経験が都会に居ながらできてしまいます。
ワンオペで作業をしているので
パック詰めに時間がかかります
積み重ねていくのも
時間と手間がかかります
![]() 田無という都会にいながら
冬山遭難体験ができてしまう
田無は都会指数ゼロ・・・
![]() ラジオはTBSをつけっ放しにしており、レコード大賞が聞こえてきましたが、知っている曲はピンクレディーメドレーくらいなものでした。ノリノリでサウスポーの振り付けを踊っていたら、窓越しに道往く人と目が合ってしまいました。
最初に限界を迎えたのは腰でした。次に包丁が限界を迎えたので、夜中に独り包丁研ぎを行います。なんだかあやしい気分になってくる私って変ですか?疲労も肩の痛みもマックスに達したころ、NHKからは西城秀樹特集が聞こえてきて、元気のチャージができました。もうひとふんばりいけそうです。
夜中に包丁研磨をしていて
あやしい気分になる私
![]() 体の節々に痛みを覚えながらも、進行的には順調にきて、31日午前5時30分、想定より早く予定数量を打ち終えました。腕はしびれ、握力も失せたこの右腕。さながら右手を恋人に一晩中自家発電し続けた中学生男子の右腕と同じような症状でしょうか
![]()
人間が気温2度の中、12時間もそば打ちを続けるとどうなるかと言いますと、まず先にも記した通り握力は失せ肩が上がらなくなり腰も痛みを覚えます。付け加えるなら、肩は亜脱臼したときと同じような違和感も覚えます。さらに手の潤いが完全に消え、一晩中ブラックコーヒーを飲み続けて胃壁は壊れ、顔の表情や集中力も低下します。完全にブラックな職場環境ですが、経営者の私が自分に課してやっているだけなので、お咎めはないものと信じます。
未明にそば打ちの作業は終わりました
ここから天ぷらを揚げ続けます。甥っ子達が手伝いに来てくれた午前8時には天ぷらの詰め合わせを何セットか店頭に並べられるほどでした。天ぷら揚げと並行して、時折発生する諸雑務を解決しながら午後4時、店頭販売分は完売となります。甥っ子達にアルバイト料とお年玉を手渡したら帰宅させ、暗くなる前に店頭を片付け、あとは暖房をつけていない店内で予約分のお客様をひたすら待ちます。
ひたすら天ぷらを揚げ続ける時間が続きます
足を向けて眠れません
![]() でも、一番下の甥っ子は
時間のほうが長かったかな
![]() ちなみにこのDVDを用意したのは私なんですけどね
体験してもらいました
椅子に腰をおろすと3秒で睡眠の世界に入り込んでしまいそうなので、立ったまま事務作業をこなし、午後9時、予約分最後のお客様に手渡してやっと店内の暖房をつけることができました。今年も紅白歌合戦の内容はまったく頭に入ってきませんでした。
大雑把に片付けをし、戸締りと火の元だけ確認したら新年まであと2時間と迫っていました。着替える体力も気力も無いのでそのまま布団へ。今年から生活環境が大きく変わったことを理由にランニングをさぼっていたので、大晦日を乗り切る体力は最低ラインまで落ちていました。反省せねば。
撤収の進む店頭
間もなく夕暮れが迫ります
10時間くらいは寝るぞ〜と決意していたのですが、やはり午前6時には目覚めてしまい、残務処理と新年の営業初日に向けての仕事が始まります。とは言え、体力も気力も一年で一番最低レベルなので、休み休みしながらの、なんとものんびりとしたものなんですけどね。さて明日2日の走りに向けての準備を済ませたら、早めに寝るとしよう。(2日の走り→こちら)
おしまい
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徹夜のそばうちお疲れさまでした。
ばいしくるそばやさんのお蕎麦を食べて
年を越せる人は幸せですね
[ bar***** ]
2019/1/28(月) 午後 9:19
> barakumaさん、ありがとうございます

ほめても何も出ませんよ〜
今年もほどほどのお付き合い、よろしくお願いいたします
2019/1/29(火) 午後 4:42