レゴで作る日本南極地域観測隊

レゴブロック、日本南極地域観測隊テーマ作成記。

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しばらく資料を探す日々を続けながら、
先日返信を頂いた越冬隊隊員さん(HN:南極のニンゲンさん)
のブログもこれまで以上に訪れるようになった。
予めブログを最初から読んでいると
隊員に応募するところから、隊員になるまで。
隊員になってから越冬隊として出発する為の準備や、
必要な技能を学ぶところが丁重に紹介され、
南極に到着してからは、日々の日常や、仕事、行事などを
細かく紹介してくれている。


※因みにこの方のブログ、「-南極越冬記〜あっちの水は旨いのか?-」は、
ご本人から許可を頂きましたので、リンクに掲載させていただきました。(^^)
南極昭和基地での越冬活動の様々な日常が綴られていていて、
知られざる世界が判ります。お勧めです。


そうして、ブログにもコメントなどさせていただきながら、過していた或る日。
ブログに雪上車の写真が載っていた…。

(転載の許可を頂きました。ありがとう御座います。)

イメージ 1


イメージ 2


それは長い間悩んでいたSM100S/104号車だった。
ありがたくもブログネタとして選んでくれた様…。

解像度も高く、今までの写真では到底わからなかったような
細かいディティールまでわかる写真。
予てからの謎だったブーム脇の毛布を被った何か…も毛布が丁度取り外されていて、
今回初めて、これは発電機だとわかることが出来た…。

す・・・、

すごいぞ!コレならしっかりと知った上で省略したり、調整して作れる。
しかも今もっとも近々の車体状態、嘘をつかないで形が作れる。

一応形になっていたとは言え、
作り掛けだった104号車を引っ張りだして直した。
この時も資料検索はしていたものの、見つけられなかった…。
それが一気に救われたのだからもう筆舌尽くしがたいのは言うまでもなかった。
こうして、長く続いた104号車がとうとう完成の非を迎えた。

イメージ 3


イメージ 4

写真の104号車は前照灯などを試しに加えた時のもので、
ブームは寸法上同じ動きはしないものの、
違和感も少なく畳んだ状態と伸ばした状態を再現出来る。

こちらも今後にブーム周りのシールの追加など、細かい調整が続くことになる。
日数を開けずに返答が届いた・・・。
例え断りでも返答が来ただけでありがたい。
そう思いながら返答を開く。

先方からブロックで雪上車を作っていることについて、
面白く好評だというお話を頂く。

情報についてはやはり特定の要望で勝手に公開したり、
流しては行けないことになっている旨の内容を頂く。

しかし読み進むと、こんなことが…。

情報や資料を教えたり渡したりすることは出来ませんが、
ブログで雪上車の紹介もする予定です。
どれを紹介するかは、その時次第ですが、
尋ねられた車が紹介されることがあるかも知れません。

と書いてあった。

これは凄くありがたい話だった。
少なくとも0%だったの可能性が50%になったのだから、これは大変な進展。
希望が繋がった日だった。

つづく、

104号車作成(5)賭け

さて何処に質問したものか…。
歴代を含めると実にたくさんとなる。

尋ねるのは今南極に就いている隊員からと考えていた。
リアルタイムで実物を触れている方が一番聞きやすく、そして答えやすいと考えたからだ。

2009年2月末、今極地で活躍しているのは、着任約3ケ月の第50次越冬隊となる。
49次隊との引継ぎも終わり、気持的にそろそろ一段落といった所かもしれない。

早速第50次越冬隊のブログを探す。

一口に越冬隊といっても、毎年30人近くの隊員が任に就いている。
観測、医療、調理、機械、設備…様々な分野のスペシャリストが選抜試験を経て一つの隊を成す。
言わば南極の日本代表メンバーだ。

自分は、その中でも雪上車に近い立場の隊員に尋ねなければいけない。
まかり間違って医療隊員に「雪上車のドアは何枚ですか?」と聞いては大変だ…w。

お門違いにならない様に注意する。
今回は南極への純粋な質問じゃあない…。
ブロックの話なんて…きっと前代未聞だろうなあ…。
引かれて受け流すのが普通かもしれない…(^^;

少しでも衝撃を軽くするために、この手の話に抵抗力のある隊員に尋ねなければいけないと考えた。
判りやすく言うと、模型や工作を趣味に持つ人…となる。
細かい作業や工夫が必要な趣味を日常的に取り組む人は、
技術屋、専門職と言われる人々の中では決して少なくない、

必ず見つかるという想いで探すといきなり当たる。
ちょっと驚くも巡り合わせと思って問い合わせることにした…。
事情を書いてブログからメッセージを送った…。

南極昭和基地に居る隊員にメッセージが送れるなんて…。
それもブロック…。(汗 

想像もしなかった…凄い時代だし、凄い話だよなあ…・・・。


実はこれでダメならテーマもココまで…とこの頃漠然と決めていた。
この人がダメだから他の人に…なんてやってはダメだ。
リスクを取ったのだから一発勝負。

さて、どうなることか…。

つづく…

104号車作成(4)賭け

製作が極めて困難に陥ってしまった南極雪上車。
最早これまでのようにネットに上がっている写真を只々探すというやり方では通用しないところに来てしまった。

だが、大元の製造者や機関に尋ねるのはダメだ。
あとは…、あ、そうか。

今回資料収集の主だった所は歴代越冬隊のWEB上のブログや懐古緑だ。

もちろん情報としては雇主の極地研を通ったものであることは十分に想像にできる。
けれども内容の多くは身内や知人向けの物になっていて、
どれも個人活動と重なるようで、割と柔軟にやり取りが行われている。
珍しい雪上車を紹介っていう話題や記事はいくつも見ていた。
自分の資料的にはもちろん十分。

現場の越冬隊なら自分達の足、目の前の車の話だ。
知り合いでもないし、関係者でもないけど…。
聞くだけは出来るんじゃないか?、ひょっとしたら何とかなるんじゃないか?…。
根拠なく、そう思えて来たのだった…。

つづく…。
WEBで探し続けることでコレまで資料を得てきた雪上車造りも
いよいよ本各的に行き詰まる。

おそらく今日までに見て貯めてきた写真は、
切れ端のような物も含めて千や2千ではないだろう…。
もう大体写真は見尽くした感があったし、
検索してもこの頃には、「いつかどこかで見たもの」ばかりになっていた。

そんな時頭をよぎったものがある。
方針転換を考える時期なのだろうか…。

確かに幾つかは浮かぶ…。

・「いつかめぐり合うさ、しばらく寝かせる」
・「高額にも負けない!専門書籍を漁る」
・「正面突破!極地研、大原鉄工所に質問!!」

策はいくつかよぎったが、どれも難しいと思われた。
特に最後などは常識的に無理…いや、してはだめだろう…。(汗

と、一つ思ったことがある。
今は誰でも写真一枚、コメント一つ間単に発信できる。
まさかここまで情報過疎であったとは正直少しばかり驚いていた。。

今回、ばら撒かれたジグソーパズルでも拾って組み立てるような想いで
ココまでたどり着いた。間単に書いているけど実はかなり荊道だった。

これって子供じゃ無理だよなあ、例えば雪上車をもっと
見たい知りたいと思ってもたどり着けない。
知りたいと思った時に、どうにもならない障壁があるのは詰まらない。

雪上車を見たいだけで探すにもコレだけ敷居が高い。
そう思った時、なんとかこいつを揃えて、
せめてブロックを並べていつかWEBの片隅に置いてやろうと思った。

それでいつか誰かが探し当てて、
雪上車や南極に興味もってくれたらちょっと意味がないか?
そう考えた時、少し一線を超えて見たくなった。

つづく…

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