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松浦玲『佐久間象山 横井小楠』中央公論社、中公バックス日本の名著30,1995年は、両者の代表的論文を現代語に訳してたものである。 佐久間象山と横井小楠は、同時代の人であるが、交流はなかったようである。 ペリー来航を記に海防を考え、列島ハリネズミ論では戦うことができないことを理解し、欧米流の黒船をもって対抗することを主張した。 佐久間象山は、儒学者として「夷の術を以て夷を制す」ることを考え、そのためには先ず敵を知る必要を訴え、留学の重要性を主張した。 横井小楠は、やはり海軍建造を主張し、併せて金融政策を主張した。 象山も小楠も、当時の知識人として開国文明開化を主張し、そのことによって暗殺された。 時代を見る目は確かで先覚者、海軍建設の預言者であった。が、実践には、勝海舟、坂本竜馬を待たなければならなかった。 それにしても幕末期、開国−通商貿易−富国強兵ー海軍建設を唱え、明治期の文明開化を理論付けた有為な人物であった。 註:松浦玲『佐久間象山 横井小楠』中央公論社、中公バックス日本の名著30、1995年
「評伝 佐久間象山」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/62946720.html 「汗血千里の駒」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/62113446.html
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2011年12月02日
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