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莫言先生ノーベル賞受賞おめでとう。
映画「赤いコーリャン」良かったなァ〜。
産経新聞
「雪国」など日本文学が影響 魔術的リアリズムの作家、莫言氏 中国社会の矛盾あぶり出す
中国籍で初めてノーベル文学賞に決まった莫言氏(57)の作品は、チャン・イーモウ監督が映画化した「赤い高梁」をはじめ多くが邦訳され、日本の読者にも親しみが深い。当局の検閲をくぐり抜けるためにフォークナー(米)やガルシア・マルケス(コロンビア)らから受け継いだ魔術的リアリズムの手法を使い、社会主義下の残酷な現実に切り込む作風は内外で高く評価されてきた。
中国山東省の農家に生まれ、文化大革命のあおりで小学校を中退。「作家は社会のあらゆる出来事に注目しないといけない」。苛烈な歴史の中で貧困や差別に苦しんだ原体験が、タブーを恐れない批評的な視点がはぐくまれた。人民解放軍に入隊したのは「軍に入れば毎日ギョーザを食べられる」という噂を聞いたから。少年時代から草地に寝転がり空想を巡らし、青年期からそれを文字にし始めた。たんに「革命小説」をまねをしていた莫言氏を大きく変えたのは、実は軍の芸術学院で読んだ日本の文学作品だった。川端康成の「雪国」に秋田犬が出てくる場面には、小説が本来持つ「自由」に目覚めさせられたという。
「物資がとぼしい時代に生きてきたが、喜びもたくさんあった」。そう述懐する莫言氏が、強く悔いているのが、軍在籍当時に自らの昇進のために身ごもった妻に中絶を強いたこと。その悔恨は「神の手」とあがめられた産科医の転落を重層的な構成で描いた最新作「蛙鳴」だった。
映画「赤いコーリャン」
『赤い高粱』は、第2次世界大戦中の中国の農村を舞台に、人々のたくましい生命力を描いた莫言氏の出世作で、中国を代表する映画監督、チャン・イーモウ氏が、女優、コン・リーさんを起用して映画化もされ、話題を集めた作品です。(NHK)
この映画では中国の伝統的な陶磁器が登場します。コーリャンを飲むのに天目茶碗が使われます。「天目」とは言っても日本の国宝になっているようなものではなく、中国の民芸的な庶民が使う天目茶碗です。それがなかな良い茶碗なのです。伝統だなァ〜、と感じさせます。酒甕も良いですョ!陶磁器に関してはなかなか凝った映画だとの印象があります。
産経新聞
村上春樹ファンの中国人留学生「賞が2つあればよかったのに」
2012.10.11 22:18 [ノーベル賞]
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121011/art12101122210005-n1.jpg
莫言氏の受賞を喜ぶ中国人留学生ら=11日午後、東京・東京大学(荻窪佳撮影) 中国の作家、莫言氏(57)のノーベル文学賞が決まった11日夜、村上文学を愛し、東京大学大学院(東京都文京区)で文化的背景などを研究している中国人留学生らは「ノーベル文学賞が2つあればいいのに…」と複雑な表情を浮かべた。
莫氏と同じ中国山東省出身の留学生で、「東大中文村上春樹研究会」の副会長を務める権慧(ケンエ)さん(25)は、高校時代に「ノルウェイの森」を読みほれ込み、大学で日本語を専攻したほどの村上文学ファン。「莫氏の受賞は同郷として誇りだが、村上さんが選ばれなかったのは残念。村上文学で何度も泣き、勇気をもらった。来年こそは村上さんに」と語った。
同研究会会長の中国人留学生、徐子怡(ジョシイ)さん(27)は「中国人の受賞はうれしいが、村上文学の魅力も認めてほしかった」と話していた。 このような交流が相互理解へとつながるのだろう。
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