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近未来の日本。
国民一人一人のDNAデータが記録され、警察の科学捜査では
検挙率100%、冤罪率0%の社会が出来上がろうとしていた。
DNA解析によって捜査を行なう、特殊解析研究所の
主任解析員・神楽龍平(二宮和也)。
彼は捜査をする側でありながら、ある殺人事件の現場にあった犯人の
DNAが神楽のものと一致し、追われる立場になってしまう。
神楽は15歳のときに父親が死んだ時から、二重人格が現れるようになっていた。
彼は、もう一人の人格「リュウ」が人殺しをしたのではないか?
と、自分自身を疑い始め、本当のことが知りたいために、逃亡することを選んだ。
原作は東野圭吾の小説「プラチナデータ」。
この小説は最初、映画化されることを前提に書き始められたが、執筆の途中で
作者自身が行き詰まり、一時執筆も映画企画もストップしていた。
数年経ち、映画化にこだわらず小説にしか出来ないことを書いてやろう、と覚悟
を決めてから、執筆が再開。
2006年幻冬舎「パピルス」での連載が始まった。
2010年6月に単行本化された。
今作の監督・大友啓史は特殊解析研究所のセットにもこだわり、
神楽の目の前に展開される大きなスクリーンは、CG合成ではなく、実際に
データや画像を映し出し役者の演技と同時に撮影されている。
このスクリーンは、SOIL社が扱っているviZoo社のホログラフィックシステム。
日本映画でこのシステムが使われたのは初めてである。
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