愚者の楽園

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漂流の読後感

すみません稿者: midorinop (女性/北海道札幌市)
「漂流」読みました。
若い頃の 純粋な ただひたすら愛する気持ち
好きで好きでたまらない人と過ごした時間
自分の置かれている立場から その人のことを
諦めなくてはならなかった その時の
胸を引き裂かれるような思い
それらが 読むものの心に迫ってきます。
(まだ 言いたいのですが あらすじまで
話したらご迷惑でしょうから)

気持ちが走りすぎて 文章が空回りして
いないかな とか 他の女性やお友達
のこと 後から思えばだから「漂流」なのかと
思うのですが 読んでいる間は ちょっと
違和感を感じました。
生意気言ってすみません


 このテーマは従妹容子との恋と別れと氷解であるが単にその二人の恋を描くだけでなく屈折した少年の背景やその後も必要と思ったが、人によるとそれが違和感と捉えらることもあるのだと感じました。

父への想い

 思い起こせば、自分は父を軽蔑し続けていたような青春の日々だった。
 母と離婚して若い継母と再婚した父は、本来のなまくらを其処でも発揮して、殆ど働かずに売りくい生活、たまに働いて得た金は何処かの女に、己の見てくれに・・と幼かった我が心にも父の生きざまは継母の激しい罵りで手に取るように伝わってきた。
 そして時に伝わる我が本当の兄や姉の影、其処には不思議な事があった。
 
 何故か、父は出来た上から順に養子として出していたのだった。
 兄は本家のつまり父の兄の家に、姉は兄の姉の家に・・と請われたからだした、と言っていた。
 家庭内はその頃から複雑で継母の連れ子に父との間に出来た弟、それに自分と次の弟
 碌に働かずに金の入らない家庭に転がり込んできた自分と弟にたいする継母の態度は冷たくて当たり前、幼心にもそれは当たり前と映ったものだったが、
 人がほんの少しの優しい言葉を掛けてくれたそれだけで、何故か全身が雲の上にのったようなふあふあとした少しむず痒いような心地よさを味わった。
 その場にそのまま永遠に居たい・・そんな感情が良くわいた。

 今思えば母の愛に飢えていた心にはそれは母の温もりとして伝わってきていたものと感じているが、その感情はずいぶん大きくなるまで時に感じたものだった。
 それが岡山の田舎、そしてその生活を見かねて会社を成功させた叔父(父の弟)が大阪へ呼んでくれた。
 そこでも父は直ぐに働こうとはせずに朝になると難癖をつけては休み、そしてやがて会社には行かなくなった。
 生活は働かない父の分を会社で面倒を見てくれていたがそれはその頃新しく出来た弟妹を含めて8人家族には決して楽な金額でもなかったが、とにかく生きては行ける・・そんな生活、だが時にその働いていない給与が来ない時があった。
 そんな時父は「お前らがおるから、お前ら居るからこの家はまずしいんや!」とまるで狂ったように幼い弟妹を川のバンドで追いまわしていた・・。

 でも何故か父は自分には一切手を出さなかった。 そんな父を自分は何時も軽蔑の眼で黙って眺めていた。
 父はよく「世が世なら・・」と口走っていた。
 自分の祖父は侍大将で祖母は家老の出なのに・・と、でも働こうともしないそんな父が何を云っても無駄だと僕は何時も冷たい目で見ていた。
 父は就職難の時代に三越に入った、といつも自慢していたし、字もうまく絵も描くし尺八も吹いていた。 それよりも何よりも弁が人一倍たった。
 でもそれを何一つ利用せずに人生を終えてしまったようだった。

 僕が24の頃に田舎に舞い戻ったときに父の凄い評判を聞いた。
 それはそこいら近辺では誰も知らない人はいないほどの遊び人としての評判だった。
 「あの人の子・・」なんてよく言われ、その意味が良く分からなかったが、「父のような人間と思われないように気をつけろよ・・」と兄が云ったのでなんなとなく父の生家での生きざまが見えてきたものだったが、
 女道楽だけでなく口が上手く人を騙すのも得意のようなそんな噂も伝わってきた。
 だらしなくいい加減なそんな性格の元は祖母が特別父を溺愛したことも皆は云っていた。
 何かあれば母が・・それが父の終生変わらぬ人に依存する心の原点でもあったのかもしれないが、今はその父の血を引き継いでいるのが我が弟、父同様見てくれも良く弁はたつし頭も悪くないが人間にとって一番大切な責任感の欠落、無責任で人生を過ごし多くの人を不幸にしても未だにそれに気がつかない、
 それでも面倒を見るものがいなければ誰かが犠牲にならなければ・・空しいものでもこれも運命なのかも知れない・・が。

 そんな父が癌で亡くなる寸前病院のベッドに横たわるその有様を見ていた僕に父の何とも言えぬ寂しそうな目が今も浮かんでくる・・。
 何かを云い残したかったのだろ・・が、何にも言えぬままこの世を去った父への思い、決して心から褒められた人生では無かったかも知れないが今は父の気持ちも少しは理解できる・・父も弟の下で・・それが苦痛だったのかも・・と、想うのだ。

投稿者: lavender1494 (52歳/女性) 2002/ 5/16 21:20
メッセージ: 84 / 190

やっと、つい先ほど「幻影の彼方で」を読みきりました〜
湯気が、上がっています。(笑)

今までのhiさんの書き込みが、本当の意味で私の中に入ってきたのは、言うまでもありません。
読後感と言っても、この掲示板のカキコでどれだけの私の感想が、書けるのか自身がありません。
でも、未熟な私が感じたまま、正直に書きますね。

この本の中に描かれているhiさんの年代は、主に17歳から30歳ぐらいまでですよね?
ほんとに、青春期の真っ只中〜
私はと言えば、ほんとぬるま湯の中で、何もかもが中途半端な生活をしてた時期・・・
hiさんのように、いつもご自分の中で葛藤しながらの人生。。。
比べるのも、おこがましいですが〜
恥ずかしいです。

私がみる冬太は、あまりにも純粋なゆえに自分に厳しすぎること、そして、幼い頃の母への慕情・・・が、以後の数人の女性とかかわる上で、大きく影響していたのではと・・・
最後のページで、何故か涙が出たのです。
hiさんなら、わかっていただけますよね?

また、びっくりしたことは、hiさんの傍にはいつも”神”のような存在が、ありますよね、(今もそうですよね?〜)
私も、無神論者ではありますが、いつもそういった(たぶんhiさんとはまた違ったものかもわかりませんが、)存在を感じるのです。
そういうことでも、このトピでhiさんと知り合えたことは、何だか自分の人生で大きな意味を持つような気がしてなりません。

女性として、私が冬太に言わせてもらえるなら、もう少し積極的になってたら、少し
違った人生になったかも〜なんて・・・
でも、それだから冬太としての由縁があるのでしょうが・・・
「積極的」というのは、もう少しあからさまな自分というものを出していき、女性の真の気持を直接確かめなかったのか、ということを言ってるつもりです。

それにしても、背景が岡山や四国、渚夕子の”京都の恋””京都慕情”など、私の若かりし頃の恋も呼び覚ましてくれたのが、尚hiさんへ近づけてくれたような感じがします。
何故って〜?
私、岡山なんです。それに、四国も近いから土地勘もあるでしょ?
だから、よけい臨場感があるんです。

まだまだ、書きたいことやお聞きしてみたいことなどありますが、とりあえず読後感ということで。。。
 ようやく読みました

友の言の葉

 わがHPの掲示板から消えていた文章の中でマニキユアさんの前に寄せてくれていた方のを載せました。 皆さん僕の本を探して買ってくださった方からのお便りでしたが、今再び読んで感謝、有難う!と思っています。


投稿者 Morii 投稿日 2001年7月25日(水) 17時53分49秒

感想と云われたらなんと書いて良いのか、 今時こんなにも純粋な心の人間が居ると言う事が不思議な気がする。 
自分もなんだか忘れていた物を思い出したような気がした。 でも今の商業主義の時代には合わないような気がする。
 これが君でなく誰が有名な人が書いていたらきっとヒットしていただろうと思うよ、でもこんないい本を読ませてくれて有難う。


投稿者 亀山 投稿日 2001年 7月 8日 (日)10時27分18秒

 あの日君に云われ紀伊国屋まで走って買ってきて一気に読んだが、良かったよ、
本当に良い本だと思った。
 でもこんな本が何で世の中に出てこないのか?何とかならないのか?
 本当に悲しいことだ。


投稿者 八木 投稿日 2001年7月5日(木) 13時35分32秒

何人もの方に読んで貰ったけれど結構評判は良かったわよ。
 人によって最初の方が良いという方と後半の部分が良かったという方と夫々だったけれど、物語の展開が速いので読みやすく感じたわね。


投稿者 TADASI 投稿日 2001年6月28日 (木)13時03分04秒

俺は本を良く読んでいるし本については結構煩い方だろう、自分でもそう思っている。
 その俺でも思ったより良かったと思えた。結構感動した、これは人間の愛の物語そんな風に感じた、特に蓉子のところが上手く描けているとおもった。


投稿者 遠藤 投稿日 2001年6月26日(火)15時43分48秒

 本屋には結構行くのだが、読みたい本はあまり無い、名の通った者の本でもたいした本はないし、宣伝しすぎるのにもたいした本は無い、其れが実情、それに比べればこの本はずっと上だろと思う、まるでNHKの朝ドラにでもいけるそんな気がした。
 でもこの本が売れるとしたら、君がこのよを去ってからだろうね。
 今の世では無理だろう・・、それと今度書き直すとしたらその時は写真は載せない方が良いと思う、他の者もそう云っていたよ。


 投稿者 UGAWA 投稿日 2001年6月19日 (火)22時51分58秒

 あれから半年も過ぎたので少し感動も薄くなってきてるけど、呼んだ時の感動は今も残っているし、この人は太宰に傾倒してるのと違う?と云った娘の言葉が今も思い出されるよ。

投稿者 マニキア 投稿日 2001年7月29日18時03分48秒

感想書くのって難しいですね。 面と向かってお話するのはたやすいですが、
途中から、自分の心の軌跡を辿っているような気がしました。
ケネディ暗殺、そして、その前の安保闘争、同じ頃に青春を共にした者として、無力感に
とらわれつつ、それでも何かを追い求めずにはいられない心の疼きの種類は違っても、ひたむきで純粋さは同じような気がします。
また、プラトニックラブ、云うにいえない作者の心の襞は共感と過ぎし日を彷彿させました。

 私は同じ世代の人には読んで頂きたいな、と思いました。
 素敵な本に巡り会えて、掲示板の持つ不思議な力を再確認しました。
 有難うございました。
 

 文芸社の書類を調べていたら、わがホームページに書き込んでくださっていた方のをコピーしていたのがでてきました。
 その中でも僕のほんの感想を最初に下さったのがこの人、本当に知性的で素晴らしい女性で僕は僕の幻の母とも読んでいました。 又遠い日の文学少女を常に彷彿させてくれる素敵な人でした。

 今こうして思い出して、あの頃は本当に有難う・・と感謝しかありません、ネットの世界に入って直ぐにこの人やすなおと言う素敵な方に出会えたことを今は懐かしく思い出し、そして皆さんがご健康であられる事をお祈りしています。

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