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『信長さまは今、鷹狩りにハマってて、
峠の茶屋の付近に出没するらしい!』
そんな情報を入手した僕は、連日連夜、茶屋に張り込み信長さまの出没を待ちました。
お茶一杯で10時間以上粘る!という営業妨害スレスレの行為にまで及び、
おばちゃんの生ゴミを見るかのような凍てつく視線を背中で受けながら、
それでも尚、僕は張り込み続けました!一週間近く張り込み続けました!(←超迷惑)
『信長さまに会いたい!
一目会って、何とか織田家に仕えさせてもらいたい!』
そんな純粋な想いだけが、ここまで突き動かしていたのです!!
・・・・そして、張り込み開始から8日目の朝。
遂に『その時』はやって来たのです・・・・!
その日は天気も良く、空を見上げれば雲ひとつ無い青空が広がっていました。
うわ――――・・・・。やっぱ尾張の空はキレイだなぁ―――。
三河やら駿河やら、僕も色々な所を旅してきたけれど、やっぱ地元尾張が一番好きやね。
こんな気持ちの良い日は、信長さまだって思わず鷹狩りに出かけたくなっちゃうんじゃね?
・・・・っていうか、いい加減そろそろ現れてくれないかなぁ? 信長さま・・・・。
いくら『尾張一、恥も外聞も無い男』として名を馳せた僕と言えど、
これ以上毎日毎日お茶一杯でこの茶屋に居座り続けるのは流石に気が引けるってものです。
さっき注文取りに来たおばちゃん、金剛力士像ばりの怒りの形相だったもんなー。
そろそろお茶に一服盛られかねない勢いです。やべーやべー・・・・
僕がそんな事を考えながら、注文したお茶を口に含もうとしたその時。
鳥「ピュ―――――――――イ!!」
すぐ近くの林の向こう辺りから、鋭い鳥の鳴き声が聞こえて来たんです!
鳥の鳴き声・・・・!? ・・・・ひょっとして、これは遂に来たんじゃないですか!!?
急いで勘定を済ませ、声の聞こえた林へダッシュで駆け込む僕!!
・・・・間違い無い!! さっきの鳥の声、誰かがこの辺りで鷹狩りをしている証拠!!
恐らく、鷹狩りをしている人物は『織田信長』・・・・・・!!
よっしゃああああ!!!待ちに待ったチャンス到来じゃあああ!!!
信長さまあああ!!僕の顔見て見て――――!!面白いよ―――――!!
・・・・と、夢中で鳥の声の方へ駆けていた僕なのですが、途中でハッと我に返りました。
い、イカンイカン!!いきなり鷹狩りしてるど真ん中に突っ込んでってどーする!?俺!!
せっかく鷹狩りを楽しんでる最中に考え無しに乱入して、エモノを逃がしでもしたら、
雇ってもらえるどころかその場で斬り捨てられても不思議ではありません!!
あ・・・・あぶねー・・・・ 感情に走りすぎて、何もかも台無しにする所だった・・・・。
テヘッ☆ 日吉、失敗失敗☆
と、とりあえず、木の上にでも登ってそーっと近付いてってみようかな・・・・。
鷹狩りをしてるのが本当に信長さまかどうかだけでも確認しないとね・・・・。
身軽さにはちょいと自信のある僕は、そこら辺の適当な木にスルスルっと登り、
木々の枝から枝へと飛び移りながら、人の気配の方へと近付いて行ったんです。
すると、木の上から見下ろす僕の目に、数人の人影の姿が・・・・
うおお!!待ちに待った感動のご対面の瞬間キタ―――――!!!
・・・・しかし、ここで思わぬ問題が発生しました。
さらに近付き、気付かれぬ様木の上からその人影の御一行を見下ろしてみると、
何やら険悪なピリピリムードが漂ってるじゃーありませんか。
何やら、馬に乗ってる人物がお供の人に怒鳴りちらしている声も聞こえてきます。
多分、あの真ん中でキレまくってる人が信長さまだと思われます。
信「おい!!こりゃ一体どーいうことだ!!?
テメェの言う通りの所に放ったら、
俺の鷹が帰って来なくなったじゃねぇか!!
どこ見てやがったんだ、こん役立たずがァ!!死ね!!」
うお――!!猛り狂ってますよ、このお方!!
何やら文句を言いながら、馬に跨ったままお供の人にゲシゲシを蹴りを入れるという、
北海の荒波を思わせる荒れ狂いっぷり! まさに怒りのアフガン!!
あ・・・・あれがこの尾張の国を治める大名の跡取り、信長さまなのか!?
ハッキリ言って、超恐いんですけど―!?文字通りの意味で『暴君』じゃないですか!?
一若が言ってた事もまんざらウソじゃねー!!僕なんかマジ3日で殺されそうだ!!
ど・・・・どうしよ・・・・? や、やっぱ止めておいた方が良いかな・・・・?
次回に続きます。
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