太閤ブログ 〜サルと呼ばれた少年の冒険〜

近日中に『織田信長TOP』作成予定です!お楽しみに♪

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・・・・何でしょうこの空気の悪さ!?

当初の予定ではね、信長さまが鷹狩りを楽しんで上機嫌になった所に、

僕がとびっきりのモンキースマイルで木の上から颯爽と登場!!


日「オッス!オラ、日吉!!

  信長さまの家来にして欲しいでモンキー!!」



信「うむ!面白いサルだ!!気に入った!!

  家来にしてやろうじゃあないか!!そーら、キビ団子をお食べ!」




みたいな桃太郎チックな展開を期待してたのに・・・・

とてもじゃないけどそんなフザケた登場出来る雰囲気じゃねーよな・・・・

家来にしてくれるどころか、即刻その場で殺されかねないぞ・・・・





それにしても、信長さまは何にそんなに腹立ててるんだろ?

『鷹が帰って来なくなった!』とか言ってた気がするけど、一体・・・・?

と、僕がそんな事を考えていた次の瞬間。



鳥「ピュ―――――――――――――イ!!」



先ほど聞いたのと同じ鳥の声が、僕の遥か頭上の方から聞こえて来たのです。

見上げてみると、僕が隠れている木のすぐ隣の大木のてっぺんのあたりに、

なにやらジタバタともがいている茶色い影が・・・・

ひょっとして、あそこでもがいてるのがが信長さまの鷹!?

眼下の信長さまに目をやると、さっきの声を聞いてキョロキョロと辺りを見回しています。



信「ハッ・・・・!!

  こ、この声は、オレの可愛い『鷹ノ花親方』に違い無い!!

  おいテメェら!!この辺りをよーく探しやがれ!!」




な・・・・なんつー名前付けてんだよ、鷹に・・・・ いや、それは別に良いんだけど・・・・。

とにかく、あの木のてっぺんでジタバタしてるのが信長さまの鷹っぽいな。

一体どーしたんだろ・・・・? 何であの鷹、呼ばれても帰って来ないのかな・・・・?

僕は少し高い枝に飛び移り、隣の木でもがいてる鷹の様子を覗こうとしたんです。





・・・・すると、そこには衝撃的な光景が!!



なんと、信長さまの愛鷹『鷹ノ花親方』とおぼしき鷹が、

自分の足に巻いてあった綱を何かの拍子に首に引っ掻けてしまい、

半首吊り状態で苦しそうにもがいているではありませんか!?

あわわわわ・・・・!!た、大変だぁ!! 首に綱が食い込んでて痛そう!!

何とか綱を振りほどこうと鷹ノ花親方がもがけばもがくほど、

綱はより一層首元に食い込んでいってる模様!!か・・・・かわいそう!!

こ、このままじゃ、鷹ノ花親方の命が危ない!!



供A「お・・・・おい!! あそこの木の上を見てみろ!!

   あれ、鷹ノ花親方じゃないか!?」



供B「ほ、本当か!?

   ・・・・大変だ!! 首に縄が巻き付いて苦しんでるみたいだぞ!!」



信「何ィ!!?えらいこっちゃあ!!

  テメーら!!何ボサッとしてやがる!!?

  早い所木に登って助けにいかねーか!!?」




下の方でも、ようやく鷹ノ花親方の置かれている窮地に気付いたらしく、

慌ててお供の人達に木に登って助ける様、ヒステリックに命令する信長さま!

しかし、普段木登りなんか慣れていないお供の二人は、一向に上手く木に登れません!

あぁもう・・・・ 早くしないと鷹ノ花親方が・・・・!!




・・・・ええい!! もはや考えてる時間も無い!!!

今この場で、あの鷹ノ花親方の尊い命を救えるのは僕しかいない!!!

うおおお!!気合入れろよ、日吉――!!ここが男の見せ所だぜえええ!!!





僕は、今にも消えそうな鷹ノ花親方の命の灯を守るため、

ある決死の行動に出る事を決意したのでした・・・・。





次回へ続きます。




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目次

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金無い、運無い、力無い。 オマケに顔はサルそっくり。

けれど、そんなどーしよーもない僕にもがある!!

知恵愛嬌だけを武器に戦乱の世を生き抜く少年、

『木下藤吉郎(後の豊臣秀吉!)』が送る、

人類史上最大のサクセス・ストーリー・ブログ、

ここに開幕!!

・・・・の予定です。(by藤吉郎)



〜目次〜

『猿日記』


<<日吉・幼少編!!>>(第1〜5話)

第一話 〜オッス!オラ、日吉!〜
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ある日突然、戦争で亡くなってしまった僕のおとん。すると、おかんが再婚すると言い出して・・・・・・



<<尾張放浪編!!>>(第6〜16話)

第六話 〜快男児!?鈴木孫市、登場!!前編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/6962033.html

高野聖達との約束の場所へと向かう日吉!だが、そこで待っていた意外な人物とは・・・・?



<<蜂須賀一家奮闘編!!>>(第17〜32話)

第十七話 〜木曽の大親分!蜂須賀小六、登場!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/8171524.html

木曽川の大豪族、蜂須賀一家へと招待された日吉達!!そこで遂に孫市の正体が明らかに・・・・・!?



<<武家仕官迷走編!!>>(第33〜40話)

第三十三話 〜遠州灘の出会い!ナイスミドル侍、現る!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/10495516.html

遂に新たな旅へと踏み出した日吉は、遠州灘で立派なお侍さまと出会う・・・・!!




<<運命の出会い編!!>>(第41話〜)

第四十一話 〜旧友との再会。動き出す運命!前編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/12876682.html

傷心のまま清洲城下町をフラつく日吉の前に、懐かしい友の姿が・・・・!


第四十二話 〜旧友との再会。動き出す運命!後編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/12949433.html

旧友・一若の言葉に、日吉は新たなる自分の進むべき道を見出す・・・・!


第四十三話 〜険しき道!!ロード・トゥ・ザ・信長!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/13155354.html

信長との出会いのキッカケを求め迷走する日吉!!しかし、現実はそう甘くなかった・・・・!


第四十四話 〜一筋の光明!?信長への手がかり!!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/13261553.html

信長への接点が見つからず途方に暮れる日吉に、意外なところから一筋の光明が・・・・?


第四十五話 〜運命の瞬間!?暴君・織田信長登場!!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/13465819.html

遂に信長を発見した日吉!!しかし、事態は思わぬ方向に動き始める・・・・?


第四十六話 〜怒りの信長!!俺の鷹はどこだ!?〜NEW!!
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/13738417.html

戻ってこない鷹に苛立ちを隠せない信長!!どうする、日吉!?



〜ファン限定特設コーナー〜

『50猿ポイント』貯めて下さった、

『ごんたさん』<<http://blogs.yahoo.co.jp/gomi070611>>

御本人出演中!! 今後も読者の方が劇中に続々登場!?


『竹中半兵衛の7日間戦争』


第一話 〜竹中半兵衛の退屈〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/11036993.html



第二話 〜竹中半兵衛の受難〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/12203389.html



第三話 〜竹中半兵衛の対談〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/13005847.html



第四話 〜竹中半兵衛の告白〜NEW!!
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/13232558.html




あなた自身が『猿日記』に出演!?
『猿ポイントの部屋』は↓コチラ↓♪NEW!!

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『信長さまは今、鷹狩りにハマってて、

 峠の茶屋の付近に出没するらしい!』



そんな情報を入手した僕は、連日連夜、茶屋に張り込み信長さまの出没を待ちました。

お茶一杯で10時間以上粘る!という営業妨害スレスレの行為にまで及び、

おばちゃんの生ゴミを見るかのような凍てつく視線を背中で受けながら、

それでも尚、僕は張り込み続けました!一週間近く張り込み続けました!(←超迷惑)

『信長さまに会いたい!

 一目会って、何とか織田家に仕えさせてもらいたい!』


そんな純粋な想いだけが、ここまで突き動かしていたのです!!





・・・・そして、張り込み開始から8日目の朝。

遂に『その時』はやって来たのです・・・・!





その日は天気も良く、空を見上げれば雲ひとつ無い青空が広がっていました。

うわ――――・・・・。やっぱ尾張の空はキレイだなぁ―――。

三河やら駿河やら、僕も色々な所を旅してきたけれど、やっぱ地元尾張が一番好きやね。

こんな気持ちの良い日は、信長さまだって思わず鷹狩りに出かけたくなっちゃうんじゃね?





・・・・っていうか、いい加減そろそろ現れてくれないかなぁ? 信長さま・・・・。

いくら『尾張一、恥も外聞も無い男』として名を馳せた僕と言えど、

これ以上毎日毎日お茶一杯でこの茶屋に居座り続けるのは流石に気が引けるってものです。

さっき注文取りに来たおばちゃん、金剛力士像ばりの怒りの形相だったもんなー。

そろそろお茶に一服盛られかねない勢いです。やべーやべー・・・・

僕がそんな事を考えながら、注文したお茶を口に含もうとしたその時。



鳥「ピュ―――――――――イ!!」



すぐ近くの林の向こう辺りから、鋭い鳥の鳴き声が聞こえて来たんです!

鳥の鳴き声・・・・!? ・・・・ひょっとして、これは遂に来たんじゃないですか!!?

急いで勘定を済ませ、声の聞こえた林へダッシュで駆け込む僕!!

・・・・間違い無い!! さっきの鳥の声、誰かがこの辺りで鷹狩りをしている証拠!!

恐らく、鷹狩りをしている人物は『織田信長』・・・・・・!!

よっしゃああああ!!!待ちに待ったチャンス到来じゃあああ!!!

信長さまあああ!!僕の顔見て見て――――!!面白いよ―――――!!






・・・・と、夢中で鳥の声の方へ駆けていた僕なのですが、途中でハッと我に返りました。

い、イカンイカン!!いきなり鷹狩りしてるど真ん中に突っ込んでってどーする!?俺!!

せっかく鷹狩りを楽しんでる最中に考え無しに乱入して、エモノを逃がしでもしたら、

雇ってもらえるどころかその場で斬り捨てられても不思議ではありません!!

あ・・・・あぶねー・・・・ 感情に走りすぎて、何もかも台無しにする所だった・・・・。

テヘッ☆ 日吉、失敗失敗☆





と、とりあえず、木の上にでも登ってそーっと近付いてってみようかな・・・・。

鷹狩りをしてるのが本当に信長さまかどうかだけでも確認しないとね・・・・。

身軽さにはちょいと自信のある僕は、そこら辺の適当な木にスルスルっと登り、

木々の枝から枝へと飛び移りながら、人の気配の方へと近付いて行ったんです。

すると、木の上から見下ろす僕の目に、数人の人影の姿が・・・・

うおお!!待ちに待った感動のご対面の瞬間キタ―――――!!!





・・・・しかし、ここで思わぬ問題が発生しました。

さらに近付き、気付かれぬ様木の上からその人影の御一行を見下ろしてみると、

何やら険悪なピリピリムードが漂ってるじゃーありませんか。

何やら、馬に乗ってる人物がお供の人に怒鳴りちらしている声も聞こえてきます。

多分、あの真ん中でキレまくってる人が信長さまだと思われます。



信「おい!!こりゃ一体どーいうことだ!!?

  テメェの言う通りの所に放ったら、

  俺の鷹が帰って来なくなったじゃねぇか!!

  どこ見てやがったんだ、こん役立たずがァ!!死ね!!」




うお――!!猛り狂ってますよ、このお方!!

何やら文句を言いながら、馬に跨ったままお供の人にゲシゲシを蹴りを入れるという、

北海の荒波を思わせる荒れ狂いっぷり! まさに怒りのアフガン!!

あ・・・・あれがこの尾張の国を治める大名の跡取り、信長さまなのか!?

ハッキリ言って、超恐いんですけど―!?文字通りの意味で『暴君』じゃないですか!?

一若が言ってた事もまんざらウソじゃねー!!僕なんかマジ3日で殺されそうだ!!

ど・・・・どうしよ・・・・? や、やっぱ止めておいた方が良いかな・・・・?




次回に続きます。




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さてさて、そんなワケで信長さまとの出会いを求める僕は、

相変わらず当てもなく清洲の町を徘徊する不毛な毎日を送っています。

正直しんどいです。もうくじけてしまいそうです。

ああー・・・・ 何もかも投げ出して蜂須賀一家でダラダラしてー(←ダメ人間)



そんな途方に暮れ自暴自棄になりかけた僕に、思わぬ吉報が舞い込んで来ました!

清洲からの帰り道、小六親分の好きな団子でもお土産に買って帰ろうと、

僕は峠の通り沿いにある、小さな茶屋へと立ち寄ったんです。

・・・・そう言えば、こういう通り茶屋みたいなお店の主人ってのは、

旅人達が足を止める事が多く、意外と情報ツウが多いと聞いた事があります。

そこで、茶屋のおばちゃんにダメ元で『信長出現スポット』について聞いてみると・・・・



女「・・・・ああ、あの『尾張のうつけ殿』の信長様かい?

  あのバカ殿ならこの辺りでよく見かけるよ!

  あの人、『鷹狩り』が最近凝ってる趣味らしくってねぇ。

  よくこの辺りに従者の人を連れて鷹狩りに来てるよ。」




な、なんですって―――――!?

思わぬとこから重要証言ゲットォ――!!


そ、そうか・・・・鷹狩りかぁ。確かに、言われてみれば織田家くらいの大名なら、

鷹狩りとかセレブな遊びなんていかにもやってそうだよな・・・・。





あのですね、ここでちょっと『鷹狩り』ってものについて説明させて貰うと、

鷹狩りってのは、大名やら領主様やら、セレブな連中がこよなく愛する

いわゆる『貴族のスポーツ』みたいなものなんですよ。

まぁ、お金持ちの社長達がクルージングをこよなく愛する!みたいな感覚と思って下さい。

自分で育て、訓練し、鷹狩り用にカスタマイズしたマイ・鷹を持参し、

鳥見衆(見張り役)やら鶴餌付け(エサ撒き役)なんかを数人引き連れて、

狩りのポイントを吟味し、獲物を見つけると、マイ・鷹を宙に放って撃墜!獲物ゲット!

といった、息もつかせぬ空中戦が見所のエキサイティングなスポーツなのです。

駿河の国にいた頃、領主様がやってるの何度か見たけど確かにあれは面白そーだったわ!

腕から放つなり、獲物目掛けてサイコミュ兵器の如くホーミングで襲い掛かる鷹・・・・。

その爪牙を受け、撃墜され暁の空に散り行く無数の命達・・・・(注:小鳥とか。)

あれは、確かに男子なら誰でも一度は憧れる爽快感があるんですよ!!

まぁ、僕みたいな貧乏サル小僧には一生縁の無いスポーツでしょうけどね・・・・

鷹に狩られる獲物の役とかでなら参加出来るかもしれませんが・・・・





・・・・イカンイカン!急に現実を振り返ってブルーになってる場合じゃないっての!

ともかく、信長さまが最近鷹狩りに凝っているってのは非常に役立つ情報です。

おばちゃん、サンキュー!! 貴女のお陰で僕の未来は開けたかも知れないよ!

お礼に団子死ぬほど買ってくねー♪(っつってもあんま金無いけどな。)





さーて、難攻不落に見えた『織田家仕官への道』にも、一筋の光明が見えて来ましたよ?

そうと決まれば、今日の所は蜂須賀一家へ帰って作戦の練り直しだ!!

んで、明日からはこの茶屋に張り込んで信長さまが現れるのを待ち構えねば!!

でもあんまりお金無いから、お茶一杯で10時間くらい粘ってやるぜ!!(←最低な客)





そういう訳で、僕は明日からの張り込みに備えて体力を温存せねばなりません。

今日のところは早めに寝て、明日に備えたいと思います!!

読者の皆、僕が次回の更新までに信長さまに出会える事を祈っててねー♪




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皆さん、こんにちは。野望に燃える猿、日吉です。

さて、前回、清洲の町で出会った幼馴染『一若』との話の中で、



「オラ、織田家に仕えてぇ!!」



っていう新たな目標を見出した僕、日吉。

しかし、どうにかして織田家現当主、織田上総介信長さまに接触を図りたいのですが、

どっからどう手を付けて良いものやら皆目見当もつきません。さーて、どないしましょ?





いやー、参りましたな!! 何か良いアイデア無いっすかね?

だってさ、一若情報によると、今の織田家には小者も足軽も、

欠員は一人も無いって言うじゃありませんか。既に定員MAXな訳でしょ?

と言う事は、まっとうなやり方では織田家に仕官する事はできないっつー事ですわな。

そうなってくると、僕の取るべき道は一つしかありません。

『この面白モンキーフェイスを利用して、

 信長さまに珍獣として飼ってもらう!!』


という、なんとも自虐的な手段に訴えるという荒業。これしかない!

これは、こないだまで駿河の国にいた時に学習した方法なんですけど、

せっかく僕はこんな『猿と見紛う程の奇跡の顔面』を持って生まれてきたんだから、

劣等感なんて持っててもしゃーないし、いっそガンガン利用してけば良いじゃん!!

という、ある種芸人みたいな心境にまで至った僕の編み出した策なのです。





・・・・ウワサによると、信長さまは大の珍しいもん好きで、

他の誰もが持っていない様な道具なんかを集めたり造ったりするのが趣味とのこと。

きっと、僕のこのアリエナイ猿顔を一目見てくれれば、興味を持ってくれるに違いない!

と、僕は考える訳です(やっぱちょっと自分で言ってて悲しくなるわ。笑)。

その為にも、一度で良いから信長さまの目に止まらないと!





し・か・し!! 問題はここからなんですよねー!

『一体全体、どーやって信長さまの目に止まれば良いのか?』

っていうのが、この作戦の唯一にして最大の難点なんです! こればっかりはどーしよーも無い!

いくら巷でウワサのバカ殿だとは言っても、父親の信秀さまが亡くなって間もないこの時期、

跡を継いだばかりの信長様がそーそーそこいら辺をウロウロしている訳もありません。

こうなってくると、僕みたいな下々の民はなかなか殿様の目に止まる機会なんて無い訳です。

つまり、信長さまにエンカウントする確率はそれこそメタルキング並に低いんよね・・・・。

うーむ・・・・ これはマジで困ったぞ・・・・ 絶望的に出会うチャンスが無ぇな・・・・





でもね、『出会いが無い』なんてOLみたいな言い訳してても何も始まりません!

ジッとしてたら、望む出会いなんてある訳無い!自分から動かなきゃ始まらないよね!!

ってー事で、蜂須賀一家でゴロゴロしてても何にもならん事をようやく悟った僕は(←遅い)

重い腰を上げ、あてもなく清洲の町へと繰り出したのでした。

尾張一の繁華街なら、もしかしたら信長さまが通りかかる事もあるかも知れない!

と考えたわけです。相変わらず僕ってアタマイイなぁ♪





そんな僕の淡い期待とは裏腹に、

僕がいくら清洲の街をうろついても一向に信長さまは現れません・・・・。

まぁ、世の中そんな物語みたいに上手い事話が進んでくれたら世話無いよね・・・・。

『現実は小説よりも奇なり』という諺もありますが、所詮あんなもん嘘っパチですよ。

さーて、今日も蜂須賀一家へ帰って、小六親分や大炊助のアニキ達と飲み明かすかぁ?

しょせん僕みたいなモンは、地侍達のたむろ場で酒に溺れてるのがお似合いなのよ・・・・

猿顔のクセに織田家に仕えたいとか、身の程を知れってカンジですよねー。ウフフ・・・・




次回に続きます。




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