太閤ブログ 〜サルと呼ばれた少年の冒険〜

近日中に『織田信長TOP』作成予定です!お楽しみに♪

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小「ま、まあ、自己紹介も済んだようじゃし、

  折角久々に遊びに来たんだしのう!!

  茶でも煎れようかのう!!半兵衛!!日吉!!」




半「あ、それじゃあ俺、ほうじ茶で。」



引きつった笑みを浮かべる僕から迸る意の波動を感じ取ったのか、

慌てて小六親分が半兵衛と僕の間に割って入ります。

親分・・・・申し訳無いんですけど、今の僕の心の中は



日「このクソ生意気な若造を、

  こないだ手に入れたばかりの名刀『村正』

  犠牲者第一号にしてやりたい・・・・!!」




というドス黒い感情でいっぱいですよ・・・・!!

今時の若者風に言うならば、MK5(マジでキレる5秒前)ってヤツですよ!!

(注:今時の若者はもはやそんな言葉は使いません。)



小「と・・・・ところで半兵衛。 

  ヌシ、親父殿の付き合いでこっちまで来てる言うたのう?

  重元殿は一体何の用でこんな美濃と尾張の境まで足を運んでるんじゃ?」




半「さあね。 近々、道三様の娘帰蝶(きちょう)様

  例の『尾張のバカ殿』の所に嫁ぐって話だし、

  多分、それ関連の打ち合わせか何かで道三様に呼ばれてるんじゃないの?」




運ばれて来たほうじ茶を啜りながら、素っ気無く答える半兵衛。

いやいや、お前の親父の事だろうが!? 何でそんなあやふやな答えなんだよ!?



小「多分・・・・って、自分の父親が今何してるのかも把握しとらんのか!?

  ヌシだって将来は親父殿の跡を継いで領主となる男じゃろうが。

  親父殿に付いて行って、仕事を覚えるなり道三様に顔を覚えてもらうなり、

  色々とやっておいた方が良いんじゃないかのう?」




半「・・・・興味無いね。 俺は親父と同じ道を歩むつもりは無いし。」



小「やれやれ・・・・。ヌシの気難しさは筋金入りじゃのう。」



半「そりゃどうも。」



小六親分の助言にさして興味も無さそうな様子で、茶を飲み干す半兵衛。

こ・・・・この野郎・・・・! どこまで生意気な口利けば気が済むんだコラァ!!?





!! ・・・・ははぁ。読めたぞ読めたぞ。さてはアンタ、世間によくありがちな、

『優秀な父親に劣等感を抱いている跳ねっ返り息子』ってヤツでしょ!?

ホラ、よく聞くじゃないですか!? 優秀な経営者の父親と比べられるのが嫌で、

あえて親の会社を継がず、叶う筈も無いミュージシャンの夢を見て上京!!

『親父!!俺は俺のやり方で成り上がってやる!!

アンタの言いなりにはならねぇ!!』


とか青臭い台詞を吐きたがる甘ったれた金持ちのボンボンって!!

(注:これは日吉の偏見です。実在の人物・団体とは一切関係ありません)

そうだとも!!お父さんは領主を務める程能力のある人間なのかも知れないけど、

息子にまでその才能が遺伝してるとは限らないですからね!!

大体ね、優秀な遺伝子はほとんどが隔世遺伝と相場が決まってるんですよ!!

例を挙げるなら、某元野球監督の所とか!!某映画監督の所とか!!

(注:しつこい様ですがこれは日吉の偏見です。実在の人物・団体とは以下略。)

それにね!!これこそ声を大にして言いたいんですけど、

顔の良い男に頭の良いヤツはいません!!ゼッタイに!!!

キムタクみたいな顔の検事を現実に見たことありますか!!?!!

フクヤマみたいな顔の物理学者を現実に見たことありますか!!?!!

天は二物を与えず!! 現実では、頭の良い職に就いている方達は、

大概ブッサイクなんですよ、皆さ―――――ん!!!

(注:再三申し上げる通り、これは日吉の偏見で以下略。)





・・・・ええと、何の話をしてたんでしたっけ? 

ちょっとヒートアップし過ぎて訳が分からなくなってしまいましたが・・・・

そうそう! そんなワケで、僕はこの半兵衛が出来の悪いバカ息子なのでは無いか?

という仮説を打ち立てた訳です!!これはもー信憑性バッチリ!!

だってさー、考えてみたらコイツ、頭悪そうなチャラチャラした格好してますもん。

多分、クイズヘキ○ゴンで言うと最後列に座る事になる部類の人間ですよ。

ケッ!!人間見た目じゃないっつーの!! 大事なのは中身だっつーの!!

男は顔じゃないんですよ!? 皆さんもそう思うでしょ!? ねぇ!!?(←必死)




しかし、僕のそんな思惑とは裏腹に、

半兵衛は予想外の行動に出たのです・・・・。





またまた次回に続きます。







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目次

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金無い、運無い、力無い。 オマケに顔はサルそっくり。

けれど、そんなどーしよーもない僕にもがある!!

知恵愛嬌だけを武器に戦乱の世を生き抜く少年、

『木下藤吉郎(未来の豊臣秀吉!!)』が送る、

人類史上最大のサクセス・ストーリー・ブログ、

ここに開幕!!(仮)

ちょっとだけ歴史のお勉強にもなると思います♪





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〜目次〜

『猿日記』


<<日吉・幼少編!!>>(第1〜5話)

第一話 〜オッス!オラ、日吉!〜
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ある日突然、戦争で亡くなってしまった僕のおとん。すると、おかんが再婚すると言い出して・・・・・・



<<尾張放浪編!!>>(第6〜16話)

第六話 〜快男児!?鈴木孫市、登場!!前編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/6962033.html

高野聖達との約束の場所へと向かう日吉!だが、そこで待っていた意外な人物とは・・・・?



<<蜂須賀一家奮闘編!!>>(第17〜)

第十七話 〜木曽の大親分!蜂須賀小六、登場!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/8171524.html

木曽川の大豪族、蜂須賀一家へと招待された日吉達!!そこで遂に孫市の正体が明らかに・・・・・!?


第十八話 〜さらば孫市!!それぞれの明日へ・・・・!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/8374331.html

蜂須賀一家に仕える事になった日吉に、長い間旅を共にした孫市との別れの時が訪れる・・・・


第十九話 〜新たなる日々!日吉の蜂須賀一家奮闘記!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/8452967.html

蜂須賀一家の下働きを続ける日吉は、戦国の世の厳しさを改めて知る事になる・・・・!


第二十話 〜クビを賭けた戦い!?日吉vs小六!!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/8752095.html

順調に蜂須賀一家の下働きを続ける日吉は、小六からある変わった勝負を申し込まれる・・・・!!


第二十一話 〜日吉の3日間戦争!前編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/8752095.html

遂に始まった『刀盗りゲーム』!!タイムリミットが迫る中、日吉は工作の為の行動に移る・・・・!!


第二十二話 〜日吉の3日間戦争!後編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/9140706.html

『刀盗りゲーム』決着!!小六と日吉、日の出の直前に二人の取った行動とは・・・・!?


第二十三話 〜日吉、調子に乗るの巻。〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/9216921.html

小六のお陰で自信を取り戻した日吉。しかし、必要以上の自信は過信へと変わり・・・・?


第二十四話 〜クールなライバル!?竹中半兵衛登場!!前編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/9382855.html

賭場に突如現れたクールで生意気な少年・半兵衛。はたしてその正体は・・・・!?


第二十五話 〜クールなライバル!?竹中半兵衛登場!!後編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/9382855.html

ナマイキな態度を続ける半兵衛に、日吉のフラストレーションは爆発寸前・・・・!?


第二十六話 〜日吉、半兵衛に嫉妬するの巻。〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/9711347.html

態度は悪いが顔は良い!? イケメン半兵衛にブサメン日吉の嫉妬が爆発!?


第二十七話 〜勃発!日吉VS半兵衛、将棋バトル!!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/9863345.html

日吉と半兵衛、己のプライドを賭けた戦いの火蓋が遂に切って落とされる!!


第二十八話 〜絶体絶命!?竹中流三十六計の恐怖!!〜
<http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/10040998.html

遂にベールを脱いだ半兵衛の真の実力!!『竹中流三十六計』とは一体・・・・!?


第二十九話 〜決着!!日吉、世の広さを知る・・・・!〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/10130557.html

日吉VS半兵衛、白熱の将棋バトル決着!!その時、日吉は何を思う・・・・!?


第三十話 〜真夜中の二人。前編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/10208480.html

半兵衛の提案で、二人っきり徹夜で将棋に打ち込む事になった日吉。果たして・・・・?


第三十一話 〜真夜中の二人。後編〜
http://blogs.yahoo.co.jp/hiyoshi1537326/10281409.html

対局を通じて分かり合っていく二人。そして、半兵衛との別れの時・・・・!


第三十二話 〜さらば!蜂須賀一家!新たなる旅へ・・・・!〜NEW!!
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『蜂須賀一家奮闘編』遂に完結!!日吉の新たなる旅が今始まる・・・・!!



『1コマ猿漫画』

第一〜五話ダイジェスト漫画
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小「ガッハッハ!! 相変わらずよのう!!

  今日はどうしたんじゃ? ワザワザ岩手村(いわてむら)から

  尊敬するワシに会いにきたのかのう?」




半「いや。父さんの仕事の付き合いで近くまで来たから

  暇潰しにちょっと寄っただけだよ。」




小六親分のジョークを日本代表の柳沢ばりに華麗にスルーし、

目線も合わさず素っ気無く答える半兵衛。うおぉい!!失敬だろ、お前!?

もうちょっと乗るなりツッコムなりしないと親分の立場が無いだろうがァ!!?

目上の者には敬意を表して接しろってパパとママに教わらなかったのか!?ボーイ!!



小「なんじゃ、相変わらずノリの悪いヤツだのう。

  そうじゃ、日吉、お前に紹介しておこう!!

  こいつは『竹中半兵衛重治(たけなかはんべえしげはる)』

  美濃の岩木村の領主、『竹中重元(たけなかしげちか)』殿ん所の息子じゃ。」




半「・・・・ども。」



小六親分の紹介に、素っ気無くペコリと頭を下げるだけの半兵衛。

た・・・・態度悪くね―――!? 初対面なのにそんな感じ!?

これはアレですな。俗に言う『挨拶の出来ない若者』ってヤツですな。

領主の息子だか何だか知らないけど、要は甘やかされて育ったボンボンって事か?

しかも、さらに腹が立つのは、この半兵衛のチャラついた格好!!

頭に布なんか巻いちゃって、首からは長数珠なんか下げちゃって、

オマケにダボダボの長羽織を羽織り、手にはナマイキにも扇子なんか持っちゃっている!


というバサラっぷり!!今で言う所の渋谷系(←これ自体もう古い?)といった感じです。

しかも顔を良く見れば男前!!と来ればこれはもはや万死に値します。

こういう女の子にチヤホヤされそうなタイプは、僕は大嫌いなのです!!

つまり僕は、顔が良い男が憎くて仕方無い訳ですよ!!!


(注:単なるひがみです)

うわー、僕って大概の人とは仲良く出来る自信があったんですけど、

こういうタイプとは友達になれそうにありませんね!!マジで!!





・・・・いやいや、しかし相手が礼儀を欠いた若者だからと言って、

こちらが礼節の心を失くして良いかと言えば、それはまた別の話です!!

無礼な相手にも礼をもって接する! それが日本男児ってものでしょう!!

それに、ここで嫌な表情してしまったら、小六親分の面目も潰してしまいますからね!!

ほとばしる熱き思いを胸に秘め、必死で笑顔を作りフレンドリーに対応します。



日「は、はじめまして!

  僕はこの蜂須賀一家でお世話になってる
  
  『木下藤吉郎』って言いまーす♪

  皆からは『日吉』って呼ばれてるから、

  半兵衛くんも気軽に日吉って呼んでね☆ウフッ☆」




若干キモいくらいの勢いで、必要以上にフレンドリーに接する僕!!

こういうヒネたタイプの若者には、多少やり過ぎなくらいこっちからアプローチした方が

早く打ち解けられる!と何かの本で読んだことがある気がします!!(←あいまい)

さあ、半兵衛よ!! 僕はこんなにも歩み寄っているぞ!! 貴様も心を開くが良い!!

しかし次の瞬間、半兵衛の口から出た言葉は僕の予想を遥かに超えたモノだったのです・・・・



半「『日吉』? ・・・・ああ、なるほど。

  サルに似てるからそういうアダ名なのか。」




僕の顔をチラリと見ると、ボソっと一言呟いた半兵衛。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




こ・の・ガ・キャアアアアァァァァァ!!!!

やっぱりコイツ、超気に喰わねええええええええええええ!!!





尚も引きつった笑みを浮かべる僕の心の中には、

生まれて初めて『殺意』というドス黒い感情が芽生え始めたのでした・・・・





・・・・こうして、僕と半兵衛の最初の出会いは、最悪の第一印象から始まりました。

しかし、この時の僕はまだ知る由も無かったのです・・・・

この『竹中半兵衛』という男の、本当の意味での恐ろしさを・・・・




次回に続きます。







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世の中には『天は二物を与えず』という諺があります。

これは『人間、そう幾つもの長所や才能を持ってるものじゃないよ?』

という意味を持った言葉だと僕は理解しております。

具体的な例を挙げて考えてみましょう。

例えば、読者の皆様もご存知の事とは思いますけど、

ホラ?僕ってちょっと顔面の造形が残念な人間じゃないですか?

しかし、その『ブサイク』という欠点と引き換えに、

神様は僕に『冴え渡る頭脳』というなけなしの長所を与えたもうた!

そうポジティブに解釈しながら、僕は今日のこの日までこの残念な顔面と共に

心が折れる事無く強く生きてこれた訳ですよ。分かります?

あぁ、多分イケメンに生まれてきてたら今より頭悪かったんだろーし、

もっと賢く生まれて来てたら、それこそ世紀末級ブサイクになってたかもしれない。

今くらいのバランスが、案外丁度良かったのかも知れないなぁ・・・・

そう前向きに考えて、今日のこの日まで非モテ人生を歩んできた訳ですよ。分かります?





しかし、僕は先日、僕のこの概念を根底から覆す存在と出会ってしまったのです・・・・。

そう、『あの男』と・・・・・・!!





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





その日、僕は例によって休憩時間を利用し、

賭場で小六親分達と将棋バトルに熱中していました。

いやぁ、ここ最近では何とか僕を打ち負かそうと、

蜂須賀一家中の皆がこぞって対戦を申し込んで来るという有様で、

休み時間は引っ張りだこの大人気なんですよね♪ 

まぁ、ムサいおっさん達からですけど・・・・。

この日も、僕の得意とする戦法『棒銀』が炸裂し、遂に小六親分の王将を

逃げ場の無い袋小路に追いやった、『蜂須賀村の竜王(自称)』こと僕、日吉。



日「王手!! これで完全に『詰み』ですね♪」



小「ぬ、ぬうっ!! 勝てん!!どうしても勝てん!!」



いやぁ、自分の得意分野で目上の人をコテンパンに打ちのめすのって楽しいなぁ(笑)

小六親分には悪いんですけど、ハッキリ言って親分の打ち筋は単純なんですよね〜♪

何と言うか、小六親分をはじめ蜂須賀一家の皆の打ち方って、

その場その場の戦局しか見ていない打ち方の様な気がするんですよね。

僕が思うに、このゲームの肝は『相手の数手先の狙いまで読みきる!』

っていう所にあると思うんですよねー。


「あ、この手を打ってきたって事は、この人はこんな感じで攻めて来たいんやな。」


ってな感じで、なんとなくでも相手の手を予想出来れば対策の立て様もありますからね♪

それに、攻め手にしたって、ただ単調に歩を進めるだけじゃあ僕には通用しませんよ!!

僕みたいに『銀将』を尖兵に『飛車』で後方から長距離奇襲を掛ける!!みたいな、

ちょっとはヒネった攻め方しなきゃあ、僕は倒せませんよ!!親分!!

(注:将棋のルールを知らない人はこの辺は適当にスルーして下さい。笑)



小「くそう!! 約束は約束じゃあ!!

  今晩の晩飯のオカズ、もってけドロボー!!」




日「あーざーっす!!」



悔しそうに言い放つ小六親分に、ホクホク顔を隠せない僕。

よっしゃ!!今晩も晩御飯のオカズ増量決定!! 倍率ドン!さらに倍!みたいな!

いやぁ、将棋って素晴しいゲームだよね♪ この将棋ブームがいつまでも続いてくれれば、

僕は毎晩おなかいっぱいご飯が食べられるのになぁ♪

僕がそんな事を考えながら、次の対戦の為再び盤上に駒を並べ始めたその時。




声「・・・・小六さん、いる?」



不意に、賭場の戸をガラガラッと開け、ズカズカと賭場へ入ってくる人影が!

な、なんだぁ!? は、蜂須賀一家へのお客さんかな・・・・?

僕が目をやると、そこには歳の頃は僕と同じかちょっと下くらいの、

目つきの悪いナマイキそうな印象の若者の姿が。



小「!! おぉ!!久しぶりじゃのう!!

  元気にしとったか!? 半兵衛!!」




半「別に。普通だけど。」



小「なんじゃ、久しぶりに会ったってのに

  随分素っ気無いのう。 もっと何かこう、言う事は無いのか!?」




半「・・・・じゃ。 相変わらずムダにでかいね、小六さん。」




小「む・・・・ムダに・・・・って、お前・・・・」



満面の笑みで出迎えた小六親分の言葉に、『半兵衛(はんべえ)』と呼ばれたその若者は、

表情一つ変えずシレっと返します。 な・・・・なんだコイツ・・・・!?

荒くれ者の巣窟、蜂須賀一家を束ねる大親分にこんな偉そうな口を利くなんて・・・・!!

こ、この半兵衛って男、一体何者!!? 






次回に続きます。







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日「王手・・・・!! これで詰みですね!!親分!!」


小「ぬぅ!? しまった!!?」



乾いた音を立て盤上に打たれた僕の『龍王』は、

小六親分の『王将』の退路を絶ち、この戦に終止符を打ったのでした・・・・!





あ、どうも皆様、只今、公私ともに絶好調の日吉です♪

いやぁ、前回の『刀盗りゲーム』の模様は皆様にもお伝えした通りな訳ですが、

あれからと言うもの、僕の生活はかなり劇的に変化したんですよね〜。





正直、あの勝負に勝つ前までの僕は、誰がどう見てもこの蜂須賀一家における

いわゆる『THE・下っ端的存在』だったんですね。

自○党で言う所のたいぞう的なポジションとでも言いましょうか・・・・

(注:上の台詞は日吉の偏見かつ妄想です。実在の人物・団体とは関係ありません)

これは周りの人間が僕を低く扱うって事だけが理由では無くって、

僕自身、蜂須賀一家の屈強な野武士達に囲まれながら暮らしている中で、



日「いやぁ、僕なんて所詮、貧弱なボーヤっスから・・・・」



的な、肉体的なハンディキャップからくる気後れみたいなものもあった感は否めません。

だってさー、木曽の大土豪・蜂須賀一家と言えば、美濃・尾張の二国を股に掛けて暴れ回る

命知らずの猛者達の巣窟ですよ? 辺りを見渡せば一面ゴリゴリのマッチョメンな訳です。

そんな中に、多少猿知恵が働くだけのモンキーボーイ・日吉君が混じってみなさいよ?

そりゃもう場違いも甚だしいどころの騒ぎじゃ無い訳です!!

例えるなら『不良の巣窟みたいな工業高校に間違って入学してしまったガリ勉君』

みたいな状況ですからね! 24時間カツアゲされ放題!!みたいな感じ!





しかし!!小六親分との勝負に見事勝利した事により、

僕はこの蜂須賀一家において『力は無いが頭はキレる奴!』というポジションを

確立する事に成功!! 見事『脱・パシリ』を成し遂げる事が出来たんです!!

いやぁ〜、貧弱なボーヤでしか無かったこの僕が、

よもや屈強な野武士達の群の中で一目置かれる存在になろうとは・・・・!!

これも勝負を提案してくれた小六親分のお陰ってもんですよね♪





さらに!! 良い事ってのは重なる時は重なるもので、

僕はまた一つ、この蜂須賀一家で自分の才能を活かせる場を発見しました♪

それは、蜂須賀村にある娯楽施設『賭場』で今、最も熱いゲーム『将棋』!!






『将棋』とは、古くは6世紀頃、海の向こうの大陸から伝わってきたボードゲームで、

プレイヤー二人が敵味方に別れ、合計20枚のコマを動かし、

相手の王将コマを取った方が勝ち!!という対戦型ゲームなのですが、

これがまー戦略性が高くって面白いったりゃありゃしない!!

シンプルなルールながらも、『香車』『桂馬』など、

個性的な動きをするコマ達をいかに配置するかによって如何様にも変化する戦局!!

さらに、倒した相手のコマを自分の手駒として扱うことが出来るという要素も有り、

一瞬の気の緩みから大逆転敗北もあり得る!というスリリングな勝負展開!!

この将棋が、我等が蜂須賀一家でも今ちょっとしたブームになってまして、

休み時間になると、皆で賭場に集まっては晩飯のオカズや小銭を賭けて、

ギャーギャー言いながら賭け将棋の対戦に熱中している訳ですが、

そんな中、蜂須賀村将棋界の絶対王者として君臨しているのがこの僕なのです!!





前回の刀盗りゲームくらいから自分でも薄々感づいてはいたんですけど、

ホラ、僕って基本的にはアタマイイ部類の人間じゃないですか?(←超感じ悪い。)

こういう将棋みたいな頭使うゲームは得意なんですよね〜♪

初めはルールも知らなかった僕ですが、小六親分にちょっと教えてもらっただけで

大体のコツは掴んでしまった訳ですよ!!アタマイイから!!

しかも始めて3日目には師匠である小六親分をアッサリと倒してしまう、

という天才バカボンもビックリの天才っぷり!!いやぁ、自分の才能が恐いぜ!!

古来、この『将棋』というゲームは、戦の際に大陸の武将達が自分達の軍略を

シミュレーションする為に盤上でコマを動かしたのが始まりと言われていますからね!!

って事は、僕ってもしかして『軍師』の才能があるんじゃないかしら♪

う〜ん、改めて自分の才能に惚れ惚れしてしまうぜ!!



日「ワッハッハ!! いやぁ〜、すみませんね、小六親分!!

  僕、正直言ってこの『将棋』に関しては誰にも負ける気しませんよぉ♪」




小「おいおい、日吉。 自分に自信を持つのは結構な事じゃが、

  ワシに勝ったくらいで、そりゃあちと大きく言いすぎじゃろのう。

  世の中には、お前の想像もつかん様な賢い奴もおるかもしれんぞ?」




日「えぇ〜? ホントにそんな人なんていますかねぇ〜? ウフフフフ。」



小「やれやれ・・・・・・。

  どうもヌシは気持ちに浮き沈みがあるのう・・・・。」




完全に調子に乗り切ってる僕に、半ば呆れ顔の小六親分。

いやいや、でもね! 聞いてくださいよ皆さん!!

こんな事言うとスゲー調子こいてるみたいに思われちゃうかも知れませんけど、

実際、これまでの僕の短い人生経験の中で言うと、

僕が『この人、スゲェ!!』って思える様な頭脳の持ち主って

出会った事無い気がするんですよねー。マジでマジで。





今の時代って何時何処で戦争が起こってもおかしく無い物騒な世の中じゃないですか?

当然、世間には『戦争で手柄を立てられるヤツ=将来有望』みたいな意識がありまして、

皆、将来の為に何をするかと言えば、武芸に磨きを掛けたり身体鍛えたりってのが王道。

勉学に力を入れているガリ勉君なんて存在しないに等しい状態なのです!





その点僕はと言えば、幸か不幸か幼い頃から絵に描いた様な貧弱なボーヤだった為、

早々に『強い武士になる!!』なんていうどう考えてもインポッシブルな夢は捨て去り、

なんとか知恵を働かせてこの世の中を生き抜く術を考えてばかりいましたからね!!

そこいらへんの連中とは脳細胞の活性度合いが違うワケですよ!!

あーあー・・・・!! 一度で良いから、僕より頭良い人に出会ってみたいなあ・・・・!!

なーんつってね!! ハッハッハ!!これぞ才溢れる故の孤独というヤツですかな!?





・・・・この時の僕は、将棋での連勝に気を良くして完全に調子こいてました。

今、改めて自分で思い出してみてもこれは痛さ爆発です。我ながら、

『この時の僕、死ねば良いのに!』とか思わざるを得ません。キモイにも程がある。

しかし、人間、あんま調子こいてるとロクな事が無い!というのが世の常。

この直後、僕は『上には上がいる!』っていう至極当たり前の事を、

身をもって痛いほど思い知らされる事になるんです・・・・





・・・・『あの男』との出会いによって。





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