太閤ブログ 〜サルと呼ばれた少年の冒険〜

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皆さん、こんばんは。日吉です。

さてさて、例の『刀盗りゲーム』の決着が付きましたので、

今日の日記ではそのご報告をいたします!!

それでは、どうぞ!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4日目、夜明け前。

相変わらずの雨模様の中、

遂にタイムリミットの夜明けまであと僅かとなってしまいました。

相変わらず、小六親分は部屋の刀の前にドッシリと構えてます。

き・・・・緊張するなー・・・・・ でも、チャンスは一瞬だけだ・・・・。

一瞬の勝機が訪れるその時を待ち、様子を伺いながら息を潜める僕。

と、その時、



鶏「クック・ドゥードゥールドゥー!!」



一日の始まりを告げるニワトリの鳴き声が響き渡り、

東の地平線からうっすらと明かりが挿して来ました。

うわわ、やっべー!!マジでもう時間ねぇ!!

いや、慌てるな、日吉・・・・。ここで慌てたら負けだ・・・・!

僕が自分にそう言い聞かせ、平静を保とうとしていたその時!



小「・・・・ガッハッハッハ!!

  どうやらこの勝負、ワシの勝ちのようじゃのう!!

  ・・・・そこにいるのは分かっとるんじゃあ!!日吉!!




夜明けのニワトリの声を聞き勝ちを確信したのか、

急に立ち上がり、庭に通じる障子をガラッと開らく小六親分!

ゲェッ!!?な・・・・何故に・・・・・・!!?



小「やはり、賢いとは言ってもまだまだ子供よのう!!

  雨音に隠れ、スキを見て庭から部屋に忍び込もうという算段だろうが、

  傘に当たる雨音の違いでバレバレじゃあ!!

  それに、茂みにしゃがんだ所で、傘の頭がハミ出とるわい!!




ギャアアアアアアアアアア!!

ぜ、全部バレとる――――!!?


小六の親分は立ち上がり、外の茂みへと歩み寄って行きます!



小「ガッハッハ!!いつまでも隠れてたってもうムダじゃあ!!

  ほら、早いところ負けを認めて部屋へ上がれ!!

  風邪ひいてしまうからのう!! そりゃっ!!」




茂みからはみ出した傘の淵に手を掛け、一気に引き剥がす親分!!

ああ・・・・お、終わった・・・・この勝負、僕の負けだ・・・・・・










・・・・ってウソじゃボケエェ―――――ッ!!!

掛かったな、蜂須賀小六―――――ッ!!!






日「よっしゃあああ!! 刀盗ったあああああ!!



小「ぬおっ!!? こ、こりゃあ案山子に傘を被せて・・・・!?

  日吉、い、いつの間に!?」




そう・・・・これも全て僕の計算の内だったのです。

小六親分はこう見えてかなり頭の切れる人です。

雨の日に、僕が傘をかぶり部屋の外に潜んでいるのも、

傘に当たる雨音の違いで見破ってくる
であろう事は予想出来ました。

そこで、僕はその『傘に当たる雨音』をオトリに使おう!

と思い立ったワケです。わぁ、僕ちゃんアタマイイなぁ♪

3日目の夜の内に、あらかじめ用意しておいたカカシに傘をかぶせ、

僕の身代わりとして茂みの中に忍ばせておく、という手の込んだ策!

そうとも知らない小六親分は、



小「日吉のヤツめ・・・・ 

  上手く隠れてるつもりだろうが、バレバレじゃわい。

  所詮、サル顔の奴は頭の中までエテ公レヴェルよのう。カスが!!」




と思っていた事でしょう。ひ、ヒドイや!!親分!!(←被害妄想)

ところがどっこい!! 親分にそう思わせて油断させておいて、

本物の僕は途中から隣の部屋で聞き耳を立ててたんだよねー♪

で、僕の計算通り、勝ちを確信した親分が油断して庭へ立ったその瞬間!!

風神の如きスピードで部屋へ飛び込み、刀をダッシュで奪取したのです!!





窓の外を見ると、お日様も半分ほど地平線から顔を出しています。

あ・・・・あ・ぶ・ねえええええええ!!!!超ギリギリだった・・・・!!

でも、とにかく約束の日の出前までに刀を盗ったからね!!

この勝負、僕の勝ちですよ!!親分!!





すると、親分は刀を抱えた僕を見て、突然大爆笑し始めたではありませんか。

な、何だぁ!? 勝負に負けた悔しさで、頭オカシくなったのか!?



小「ガッハッハ!! いやぁ、まさかワシが出し抜かれるとはのう!

  いやな、日吉。この勝負は一種のテストみたいなもんでの。

  蜂須賀一家の中で頭の切れそうな奴には、今までも何度か

  この勝負を受けさせてみてたんじゃ!

  稲田、松原あたりは良い所までは粘っとったんだが、

  ワシから刀を盗ったのはヌシが初めてよ!!」




えぇっ!?こ、この勝負って別に僕だけに挑んでたんじゃないの!?

って事は、特別扱いされてたと思ってたのは、僕の思い上がり!?

うわっ!!カッコ悪っ!! 日吉、ハズカシー☆

親分はさらに言葉を続けます。



小「・・・・のう、日吉よ。

  おヌシはどうも、『雑賀の倅の友人だから。』という事で

  おヌシの事をえこひいきしていると思ってる様じゃが、

  そいつはヌシの勘違いも良い所よのう。

  ワシはただ、おヌシの普段の働きを見て、

  それ相応の評価を下しているだけじゃ。

  ホレ、現にお前はワシとの勝負にだって自分の力で勝っとるじゃろが。

  もっと自分に自信を持つんだのう!! ガッハッハ!!」




なんて、僕の心を見透かすかの様な事を言ってくるんだもんな。

お、親分・・・・!そこまで僕の仕事を見ていてくれたなんて・・・・!!

そして、そんなにも僕の気持ちを分かってくれてたなんて・・・・!!

蜂須賀小六・・・・・・あんた、格好良すぎるぜ!!

『お前は小池徹平か!?』と問い詰めたくなるぜ!!

(↑気持ちを分かってくれるから。)

ああ・・・・やっぱり僕、この蜂須賀一家で働いてて良かった・・・・!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



かくして、僕の激動の3日間は幕を下ろしました。

僕は見事親分を出し抜き、クビという最悪の事態を免れ、

戦利品として親分の大事にしていた刀も頂きました!ヒャッホウ♪

そして何より、『小六親分との絆』というかけがえの無い宝物を、

改めて確認する事が出来たのです・・・・・・!!

親分・・・・僕はこれから、親分の信頼を裏切る様な行為は絶対しないよ!!





・・・・ちなみに、副親分である『稲田大炊助(いなだおおいのすけ)』様から

後日聞いた話によると、僕が小六親分から頂いたこの刀、

『村正』という銘の業物で、家一軒くらいの値段が付く代物だとか。



日「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



いや、決して

「これ、質に入れたらしばらく遊んで暮らせるんじゃね?」

なんて不埒な事は考えてませんよ?僕は。

そんな親分の信頼をウラギルヨウナコト、

カンガエルワケナイジャナイデスカー。ハハハ。








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皆さん、こんにちは。日吉です。

さてさて、前回の日記にも書きましたが、

ひょんな事から勤め先の社長、小六親分の挑発に乗せられて、

クビを賭けて小六親分と頭脳戦を繰り広げる事になってしまった僕。

まぁ、クビを賭けるって言い出したのは僕自身なんですけどね・・・・。

『口は災いの元』って言葉があるけど、あれって本当ですよねー。





しかし!!過ぎてしまった事を悔いても何にもなりません!!

やると言ってしまったからには、何としてでも勝つしかないんです!!

それにこの勝負には僕のクビだけでなく孫市の名誉も掛ってるからね!

よおぉーし!!いっちょ、小六親分に僕のサル知恵を見せつけてやるか!





かくして、

僕と小六親分の壮絶な戦いの火蓋が切って落とされたのでした・・・・。

勝負のルールは至ってシンプルなもの。

3日以内に親分の目をかいくぐって、

部屋にある刀を盗る事が出来れば僕の勝ち。

もし刀を盗る事が出来なければ親分の勝ち。


という訳で、勝負開始です!!





1日目。

いつもと変わらず雑用仕事に精を出す僕に、親分が話しかけて来ました。



小「随分と余裕だのう、日吉!

  策も練らずにノンキに洗濯なんかしてて良いんかのう?

  3日以内に刀を盗れなきゃ、ヌシはクビなんじゃぞ?」




来た来た。早速プレッシャー掛けに来ましたよ?

しかし、この程度の事にいちいち動じる僕ではありません。

こちとら生まれてこのかたずーっとイジメられっ子で生きて来たんじゃ!!

そんな生ヌルい脅し文句なんか、僕にはむしろ心地良い位ですよ!!

自慢じゃないけど、僕はそういうM的な発想が生まれる程にタフなんですよ!

(↑注:本当に自慢になりません。)



日「いえ、この勝負と仕事とは関係ありませんので。

  自分のやるべき事はシッカリとやらせて頂きますよ。

  ・・・・それに、もう刀は頂いたも同然ですからね。」




小「ほう・・・・!!」



余裕タップリに言い放つ僕に、眉を顰める小六親分。

はい、皆様もお気付きの通り、THE・ハッタリです。

こういうカケヒキは余裕の無さを見せた方が負けなんですよ!

それに、実際何の策も考えて無い訳じゃないですからね・・・・。





2日目。

この日、尾張の国に雨が降り出しました。

この地方はこの季節になると長雨が何日も降り続くんです。

・・・・チャンス到来!この雨を待っていたんだよ!!

早速、この勝負に勝つ為の工作に取り掛かる僕。

僕はいつも通り雑務を終えると、傘をかぶりミノをまとい、

雨の中、小六親分の部屋の外の茂みに身を隠しました。


コッソリ部屋の中を伺うと、小六親分は刀の前にドッシリと座り込み、

いつ僕が部屋に入って来ても気付く様に眼を光らせています。

フッフッフ・・・・親分、僕はそんなストレートに盗りに行く様な

ヒネリの無い真似はしませんよ・・・・・。





・・・・で、今日が3日目です。

今日も尾張の空は生憎の雨模様。

しかし、この雨こそが僕にとっては救いの雨となるのです。

昨日と同じ様に、仕事を終え傘をかぶり外の茂みに身を隠す僕。

傘にパラパラと落ちる雨の音を聞きながら、ジッと親分の様子を伺います。

もうすっかり日も暮れ始め、最後の3日目も終わろうとしています・・・・。

でも、これで良いんです。勝負の瞬間は、明日の日の出の直前・・・・!

タイムリミットギリギリに最後の勝負を掛けます!!

そのためにも、僕はこれから最後の『仕掛け』を仕込みに行ってきます!

よーし、今夜は徹夜だ・・・・!絶対、小六親分から刀を盗ってやるぞ!!





・・・・って事で、今日の日記はここまで!!

勝負の行方は次回の日記にて皆さんに報告出来ると思います!!

みんな、僕の勝利(そしてクビ回避)を祈っててねー。








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皆さん、こんにちは。

窓辺のマーガレット、日吉です(←無意味)。

さて、今日は非常に困った事が起こったのでご報告を・・・・。





小「日吉。 一つ、ワシと勝負をしてみんかのう?」



相も変わらず蜂須賀一家の雑用任務に精を出していた僕を、

小六親分は自分の部屋へ呼び出し、急にこんな事を言い出したんです。



日「・・・・親分。僕を殺す気ですか?」



小「アホか!! お前と腕力で勝負しようと思う訳ないじゃろが!!

  ワシは鬼か!!?」




いや、それは分かってましたけどね、僕も。

小六親分はこういった僕のシャレを割と喜んでくれる人なんで、

ついつい調子に乗ってひとボケしてしまうんですよねー。ウフフ。

でも、それじゃあ『勝負』って一体・・・・?



小「勝負と言っても、いわゆる『頭脳戦』よ。

  ルールは簡単じゃ。

  3日以内にワシのこの刀を盗る事が出来ればお前の勝ち、

  盗る事が出来なければ、ワシの勝ちってヤツじゃ。

  どうかのう?もしお前が勝てば、あの刀はお前にやるぞ?」




そう言って、部屋の壁に立てかけてある自分の刀を指差す親分。

えぇ―――? 正直、あんま気が乗らないなぁ・・・・・・。

ホラ、僕って争い事とか野蛮な事が嫌いな高潔な精神の持ち主じゃないですか?

正直、刀とかいらねーし、知恵比べとは言え、親分と争うってのもちょっとなぁ・・・・。





つーかね、僕は蜂須賀一家に来てからずーっと感じてた事があるんですよ。

それは、「親分は僕の事を過大評価してる。」ってー事です。

どうやら小六の親分は、僕の仕事ぶりを見て感心したのもさることながら、

『雑賀衆の次期頭領に一目置かれてる男』という事で、

僕を仕事の結果以上に買い被ってる所がある気がするんですよねー。

いや、嬉しい事は嬉しいんですけど、なんだかなぁ・・・・・。

確かに、僕は孫市とは親友の仲だと思ってますけど、

それはたまたま道中、気が合ったからであって、

別に孫市と一緒にいる時に大した事をした訳でもないしなぁ・・・・。

それにね、こういう特別扱いをされちゃうとさ、

僕が孫市との友情を利用しているみたいでイヤな感じがするんですよ。

「俺は雑賀衆のヘッドとダチだぜ?」的な虎の威を借る狐みたいでさ。



日「いやいや親分、僕は遠慮しておきますよ。

  僕のサル知恵が、親分に通用するワケ無いじゃないですか。」




困った様な笑みを浮かべながら、丁重にお断りをする僕。

ま、実際この小六親分、ちゃちな小細工が通用する様な相手では無いし、

僕ごときが本気で策を練ったって通用しないかもしれませんからね。

小六親分もどうせ思いつきで言ってるだけの遊びだろうし、

別にこの知恵比べくらい、断っても問題ないよね・・・・。

ところが、僕がそう思って返事をすると、小六親分の顔色が急に変わったんです。



小「ほう・・・・。日吉、お前、勝負から逃げるんか?

  なんだ、とんだ期待ハズレじゃのう・・・・。」




急に真面目な顔になり、ため息をついてうな垂れる小六親分。

そ・・・・そんなガックリせんでも・・・・! た、たかが遊びの勝負でしょ!?



小「あの雑賀の変わり者の坊主が入れ込んどったから期待しとったんじゃが、

  所詮、お前もそこいらにいる普通のガキだったゆう事かのう。

  つー事は、お前を推してた孫市の目も曇ってたゆう事になるのう。

  これじゃあ、天下の雑賀衆も先が知れとる言うものよのう。」




親分がそう言い放った時、僕の中に久々に何か熱いものが、

ゴゴゴゴゴ・・・・ってこみ上げて来てしまったんよね・・・・。





おいおい、ちょっと待てや、蜂須賀の親分さんよ・・・・!?

僕の事はタダのサルガキと思ってくれたって全然構わねぇ・・・・

だが、僕の親友の事がバカにされるのだけは、

どうにも勘弁ならん!!!


久々にブチ切れ、今にも猿から大猿に変化しそうな勢いの僕。

親分をキッと睨むと、



日「良いですよ!!その勝負、受けて立ちましょう!!

  その代わり、このままじゃ不公平だから僕もリスクを背負いますよ!

  僕が負けたら、この蜂須賀一家を出て行きます!!




と勢いでとんでもない事を自ら口にしてしまうという有様。

うおおお!え、えらい事言ってしもーたけど今更後には引けねええぇ!!

すると、さっきまで沈痛な面持ちでため息をついていた小六親分が、

急にイタズラっぽい笑みを浮かべ、



小「男に二言は無いな?日吉!

  では、勝負は3日間!!決着は4日目の日の出じゃ!!

  その時までにこの刀をワシから盗れればお前の勝ちよのう!

  せいぜい知恵を絞ってかかって来るんじゃぞ?ガッハッハ!」




とか言って爆笑しだす有様。 は・・・・謀ったな!!小六親分!!?

僕は良い子分だったが、僕の父上がいけないのか!?いや、父上は関係無いけど・・・・

ええい、パニクってる場合じゃないっつーの!!しっかりしろ、僕!!

挑発に乗せられたとはいえ、勝負を受けてしまった以上、

なんとか3日以内に知恵を絞ってあの刀を奪い取るしか無いんだ!!

・・・・っていうか、もし盗れなかったら4日後からは、

またあの毎日のメシもままならぬ流浪の毎日に逆戻りって事・・・・・?





ギャアアアアアアアアアアア!!!

3分前の僕のアホ―――――!!!!


何故にワザワザ言わんでも良い自分に不利な条件を提案したんだああああ!!?

って言うか、完っっ全に調子に乗りすぎたああああああああああああ!!!

ああ、もし僕の机の引き出しからドラ○もん的な存在が現れたら、

迷わずあの瞬間に戻って過去の自分を角材でド突き回して黙らせるのに・・・・・

将に『後悔先に立たず』!!

そして『覆水盆に還らず』!!

皆もね、自分の発言には充分気を付けた方が良いと思うよ!!

日吉お兄さんからの忠告だ!!





そういう訳で、明日からの3日間、

僕は常に小六親分の刀の事を狙いながら、

普段通りの仕事もしなくてはならなくなりました。

そして、今のところ全くのノープランです。白紙もいいところ。

さーて、これはいよいよ再就職先も考えておかないとダメかな!?キャハッ☆

・・・・ま、出来る限り策を考えてみたいと思います。うわ、マジでやべー。

それではみんな、オヤスミー。次更新する時は無職になってるかもね。ハハハー。







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皆さんこんばんは。日吉です。

さてさて、ひょんな事から美濃斉藤家の下の土豪、

『蜂須賀一家』の正社員として採用された僕な訳ですが、

ここで僕は今、将に鬼神の如き勢いで働いてます!!

とは言っても、入りたての新入社員でしかない僕に、

そんな大きな仕事が回ってくる訳もありませんので、

もっぱら炊事、洗濯、掃除、買出し、といった雑用、

早い話がパシリ的な事ばっかりなんだけどね。実は。





しかしね!!いくらやってる事がほとんどパシリだとしても、

この日吉、どんな仕事も手を抜く訳にはいきません!!

そう!!僕のコンセプトは『今、自分に出来る事を全力でやる!!』

という事なのです!!分かりやすくルー先生のお言葉を借りて説明するなら、


「YOUがCANならDOすれば良いじゃない!!」という事です。


『蜂須賀小六』というおやぶんに仕える身である以上、


僕は蜂須賀一家の役に立つ為なら、肥溜めに頭から突っ込む事も辞さない!

それくらいの覚悟を胸に秘め、毎日一生懸命働いているのです!

まぁ『肥溜めに頭から突っ込む事によって皆の役に立つ』なんて

シチュエーションが果たして本当に存在するのかどうかは謎ですが。





とにかく、そんな覚悟を胸に秘めて仕事に臨む僕は、

どんな些細な用事を言いつけられても常に全力で取り掛かります。





一度「街まで薪を買いに行ってきてくれ。」と頼まれれば、

『疾き事風の如し!!』といった勢いで街まで一目散に買い物に出かけ、

幹部の皆が真剣に話し合いをしている時は、決して邪魔にならぬよう、

『静かなる事林の如し!!』といった勢いで死んだように大人しくしています。

仲間から「オレ、実は○○村の○○ちゃんの事、好きなんだ!」と恋の相談をされれば、

『『侵略する事火の如し!!』と言わんばかりに村娘との合コンをセッティングし、

「・・・・俺達、これから二人で抜けるから!」とデキた二人が場を離れる際には、

『『動かざる事山の如し!!』と言わんばかりに他のメンバーが邪魔せぬ様引き止める!





この様に、僕のパシリストとしての活躍ぶりは、もはや、

戦国最強と謳われた武田騎馬軍の様相を呈してきている訳です。

お得意の『空気を読む』といった特技のお陰で、最近では一部の女好きの中では

『合コンの神』と呼ばれありがたがられる存在まで登りつめるまでに!

でも、本人が良い思いをした事は今まで只の一度も無いんだけどな!!





まぁそんな感じで時には雑用ですら無いような頼まれ事も引き受けながら、

僕はなんとかこの蜂須賀一家の中に溶け込んでいます。

それにさ、ここの大親分である蜂須賀小六さん。

最初会った時はそのマウンテンゴリラみたいな風貌から、

暴力的で粗雑な、典型的な野武士タイプの人間かと思ってたんですけど、

いざ下について働いてみると、意外や意外。めっちゃ良い人なんです!

親分だからといって威張り散らす事もなく、誰にでも気さくに振舞うし、

部下への気遣いも忘れない人情家でもあるというTHE・理想の上司っぷり!

しかもイザ戦となると、自ら戦線に立って蛮勇を振るう!

というパーフェクト超人ぶりを発揮します。すごいぜ!!小六親分!!

しかも、僕が雑用を一生懸命こなしていると、



小「おう、日吉。 雑務、頑張っとるようじゃのう。

  お前が来てから家事仕事の能率が良くなったと、皆褒めとったぞ。」




と、細かな雑務仕事の成果まで見てくれているという素晴しさ。

な・・・・なんて理想的な上司なんだ・・・・ホント、ここに就職出来て大正解っすわ♪





でもね、だからこそ、この小六親分を見ていると、

この戦乱の世で成り上がっていくって事がどれだけ難しいのか、

って事が痛いほど思い知らされるんですよね・・・・。

こんなに優秀で人望も厚い人でも、言い方はちょっと悪いかもしれないけど、

『美濃斉藤家のはるか下に付く土豪の親分止まり』なんだもんなぁ。

当の本人は、



小「なに、この世の中で成り上がれるかどうかなんぞ、

  それこそ運次第ってヤツだからのう。

  ワシには運ってもんが無かっただけじゃろの。 ガッハッハ!」




とか言って豪快に笑ってましたけど、そういうもんかなぁ・・・・?

でも実際、どんなに能力的に優れてても運が無ければ、

どこかの戦場でアッサリ討ち死にして終了!ってな事になるかも知れないし、

運が良ければ足軽として戦場に出てても敵の武将のクビ取って

一気に出生街道を猫まっしぐら!
という事だってあるかも知れません。

うーん・・・・『運』ねぇ・・・・ あ、図らずもダジャレみたくなってしまった。





ま、でもそんな事も所詮僕みたいな者にはあまり関係の無い事ですよ。

そもそも僕は運がどうこうとか言う以前の問題として、

小六親分とは違い何の力も持ってませんからね。

あえて言うなら、人並みよりはちょいと勝った知恵はあると思うんですけど、

やはり出世するには知恵だけじゃダメなんです。

やはり今の時代、実際に戦場で武勲を立てられない人間には、

悲しいかなチャンスは巡って来ないんですよね。シット!

はぁ・・・・。 チクショー、なんか切ねー・・・・。





・・・・まぁね、人間にはそれぞれに『分』ってもんがありますからね。

僕みたいに、大した力も無い人間は、自分の出来る範囲で一生懸命やる、

という道しか残されていないんですよ。出世なんて夢見てる場合じゃねーや。

さ!!今の僕には蜂須賀一家の使いっ走りという大事な役目があるんだ!

親分も尊敬できる人だし、とにかく今はこの人の役に立つ事だけを考えよう!

『何をすれば親分が喜んでくれるか?』をよーく考えて行動するんだ!

考える事だけが唯一の僕の武器ですからね。そこを活かしていかないと!





よっしゃ!明日からも頑張るぞ!!

今日はこれから寝る前に皆の草履を洗って干してから寝るかな♪

昨日は雨で道がグシャグシャだったし、多分汚れてるでしょうからね。

と、言う訳で皆さん、オヤスミなさーい。







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前回、矢作川のほとりで出会った大男『蜂須賀小六』

彼との出会いが、僕を『武家仕え』の道へと導いたのでした。

いやぁ、この出会いは将にラッキーとしか言い様がありませんね♪

これでとりあえず喰う寝る所に住む所には困らないぞー♪





しかし、そんな嬉しい新たな出会いもあれば、

悲しい別れも待っているのが人生ってモンなんだよね・・・・。





孫「・・・・さてと、それじゃあ俺はそろそろ紀州に帰るかな。」



僕が蜂須賀小六おやぶんと雇用契約を交わしていると、

不意に孫市が口を開きました。えぇっ!?か、帰るって・・・・!?



孫「今回は結構長い事里を離れちまったからな。

  あんま帰らないと流石にオヤジにどやされちまうし。」




そ、そうか・・・・孫市はもともと雑賀衆の跡取りだし、

僕と違って蜂須賀一家に残る理由なんて無いんだよね。

別に、いつまでも一緒に旅してられるとは思ってなかったけど、

まさかこんな急に別れの時が来るなんて・・・・





思えば、僕が上宮寺からここまで旅してこれたのも、

いつも一緒にいてくれた孫市の存在が大きかったんよね、実は。

孫市は、僕の事を『認めてくれた』初めての友達だったからさ。

小さい頃から、義父からは「役立たず」と罵られ虐げられ続け、

奉公に出た先の光明寺でも、先輩の仁王からは「弱虫」と殴られる、

僕がいくら知恵を絞ってアイデアを出しても、

力の有る奴等はそんな僕を「弱虫がサル知恵を振るっている」と

頭からバカにして掛かり、相手にもしてくれませんでした。

こんな戦乱の世の中だから、それも仕方無い事なのかも知れません。





・・・・でも、そんな僕を、孫市だけは認めてくれたんです。

「お前、スゲーな!!」って言ってくれたんです。





日「孫市・・・・! お、俺さ・・・・!!」



立ち去ろうとする孫市に、何か言わなきゃ!

そう思った僕が口を開こうとしたその時。



孫「・・・・日吉。 

  俺はこの旅で、お前に出会えて本当良かったと思ってるよ。

  ・・・・正直、俺はちょっとこの戦国の世に嫌気がさしてたんだ。

  どこの大名も、気に入らねぇ奴は敵も味方もブチ殺して、

  自分が天下取る事しか考えてねぇアホばっかりだ。

  かと思えば、下の方の民衆共は、自分の境遇に文句言うばかりで、

  自分からは動こうともしねぇグズばっかりだと思ってた。」




日「・・・・・・・・・。」



僕の目を真っ直ぐ見据え、静かに語りだす孫市。

うわっ。やばい、そんな感じで来られたら・・・・・。



孫「だけど、お前は違った。

  金も身分も力も無い、オマケに顔までサルそっくりと来てる。

  そんな誰よりも恵まれない境遇にありながら、

  お前は自分の『知恵』だけを武器に、

  それどころか欠点のハズのサル顔さえも有効活用し、

  必死にこの世の中で生き抜こうとしてた。

  自分なりのやり方で、自分に今出来る事を全力でやってた、

  俺はお前のそういう所をマジで尊敬してる。

  お前みてーな奴がいるなら、この世の中もまだ捨てたもんじゃねー。

  そう思えたんだ。本当だぜ?」




・・・・うわー、そんな事、真面目な顔で言われちゃったらさ、

そりゃ僕としては涙ぐむしか無いに決まってるじゃないですか・・・・



孫「日吉、俺はお前に勇気を貰ったんだぜ?

  お前を見習って、俺は俺なりの戦い方で生きてく事にした。

  ・・・・その為に、俺はこれから雑賀の里に戻る。

  あばよ、日吉。 お前との旅、なかなか楽しかったぜ?

  欲を言えば、少しばかり女っ気が足りなかったけどな。」




孫市が差し出して来た手を握り、ただただ号泣する僕。

御礼を言わなきゃならないのは僕の方なのに、涙で上手く声が出ないよ・・・・!



孫「それじゃ、また会おうぜ、日吉!!

  お前は俺の親友だ。もしお前がこの先、

  本当に危ない目に遭いそうになる事があったら、

  俺は何を差し置いてもお前の所に駆けつけるぜ?

  その代わり、お前がもし出世する事があったら、

  その時はキレーな姉ちゃんのいる店ででも一杯奢れよな?」




そう言い残すと、鉄砲を担ぎいつもの真っ赤な陣羽織をはためかせ、

孫市は一人、蜂須賀村を去っていきました。

孫市・・・・。僕は、お前が思う様な凄い人間なんかじゃないよ・・・・。

でも、いつか本当にお前が思う様な凄い人間になれる様に、

僕はこれからも、自分に出来るだけの事を一生懸命やってくからさ!!







だから、いつかまた会う日まで、さよならだ!!孫市!!








小「・・・・行ってしまったのう。孫市の奴。」



傍で僕達のやり取りを見ていた小六おやぶんが口を開きます。

うわー、思いっ切り泣いてる所を見られてしまった!格好悪いなー、もう!

しかし、この小六のおやぶん、ゴツい図体に似合わず、

なかなかセンシティブな心の持ち主の様で、僕達の劇的な別れを目の当たりにし、

感無量といった表情でジッとうつむいてらっしゃいます。お、おやぶん・・・・!!

出会ったばかりの僕の為に、一緒になって感動してくれるなんて・・・・!!





小「・・・・って事は、日吉を雇ったウチ(蜂須賀一家)のピンチには、

  天下の雑賀衆が助けに来てくれる
、っていう事になるのう!!!

  やったー!!超めっけもんじゃああああああああ!!!」






うおぉ―――――い!!?そんな計算しとったんか―――い!!?

感動が全部ブチ壊しだろうがクルァ!!?

つーか思っても口に出すんじゃねぇ!!そういう事は!!!




小「ま、冗談はさておき、明日からはキッチリ働いてもらうからのう。

  よろしく頼むぞ、日吉!!」




・・・・どうやらこの親分、ゴツい図体に似合わずカナリの食わせ者の様です。

ま、こりゃ下で働く甲斐はありそうだな。ハハハ・・・・。

とにかく、僕のすべき事は、出来る事を一生懸命やるって事ですからね!

孫市の期待を裏切らない為にも、蜂須賀一家の役に立ちまくるぞ!!

と心に決めた僕なのでした。よーし、明日からまた頑張るぜえええ!!!







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