太閤ブログ 〜サルと呼ばれた少年の冒険〜

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ええと、あの後(前回の日記参照)僕達は

例のマウンテンゴリラ風の大男の屋敷まで案内され、

そこで夕飯ごちそうになって泊めてもらった訳ですが、

話している内に幾つかの衝撃の事実が発覚しましたので、

今日はその事について触れていきたいと思います。




まず、衝撃の事実その1

僕達を招待してくれたこの大男。

なんと、ここいら木曽川周辺一体を仕切っている大型『土豪(どごう)』

『蜂須賀一家(はちすかいっか)』大親分さんだったのです!ヒエー!!

どーりででかい屋敷に住んでると思ったよ!!家政婦さんもいたし!

あのね、ここでちょっと簡単に説明させてもらうとね、

土豪っていうのは、まぁ簡単に言えば大名の劣化版みたいなもんで、

部下に正式な武士を引き連れてる訳では無いんですけど、

ここいらの野武士達をたばねて、近くの村を敵国から守ったり、

かと思えばヒマな時は農家の仕事をフランクに手伝ったりする、

まぁ一言で言うと地域密着型の会社みたいなもんなのです。

んで、この大男『蜂須賀小六(はちすかころく)』さんは、

社員約2000人にものぼるこの『蜂須賀一家』を束ねる、

偉い偉いシャッチョーサーンって訳です。ワァーオ、VIP!

その蜂須賀一家も『美濃斉藤家』という超大企業の一子会社なんですけど。





そしてさらに衝撃の事実その2

思えば三河の近くの上宮寺から長い事一緒に旅をしてきた孫市

なんとこの男、実は『戦国最強の傭兵集団』とまで噂されている、

『雑賀衆(さいかしゅう)』の次期・頭領だと言うからさあ大変。

どえええええええええ!!!?ま、孫市、そんな凄いヤツだったの!?

あのですね、雑賀衆って言ったら、紀伊半島の西部の山の中で暮らし、

「毎日が山篭り」みたいな修行漬けの生活を送ってると言われてる、

履歴書の趣味の欄に『筋トレ』とか平気で書いてそうな

根っからの戦闘集団ですよ!?サイヤ人もビックリ!!

孫市は、そこの御曹司!?ベジータ的存在!?



孫「いやー、黙ってるつもりは無かったんだけど、

  どうも言い出すキッカケが無くってよ。

  カンベンな? 日吉!」




とか言ってたけど、いやいや、聞かなくて正解だったよ。

もしそんな話を自己紹介の時聞かされでもしていたら、

ルックスからしてどちらかと言うとサイバイマン的存在の僕としては

100%こんなにフランクに話せる仲にはなれんかったわ(笑)

小六さんとは、孫市のおとんが昔一緒に仕事をした事があるとかで、

その時依頼の顔見知り、っていう事だそうです。





そして、最後の衝撃の事実その3

孫市がいつも抱えていた、あの布包みの中身の正体です。

ボロボロの布の中から姿を現した鉄製のボディ。

『鉄砲』という新型の兵器らしいのですが、驚くべきはその攻撃性能!!

鉄の筒の中で火薬を爆発させ、その衝撃で鉛玉を飛ばす仕組みで、

その威力たるや、甲冑を貫通してなお敵を殺傷するとかしないとか。

す・・・・すげえ!!そんなハイテク機器が戦争に使われる時代になるとは!!

っていうか、そんな兵器がこれからもっと世の中に出回り始めたら、

槍や刀を持った歩兵隊や騎馬隊なんか意味無くなっちゃうんじゃねぇの!?

うーむ・・・・これからの時代、ますます戦局は混乱していく予感がします・・・・

・・・・ってか、なんでそんな凄い兵器を孫市が持ち歩いてるんだ!?





話によると、この鉄砲という兵器が初めて世の中に登場したのは、

ほんの数年前の事。『ポルトガル』という、遠く海の向こうの国から

伝わってきたのが始まりだそうです。おお!異文化コミニュケーション!

んで、その時初めて持ち込まれた2丁の鉄砲のうちの1丁が、

流れに流れて紀伊半島までやって来た所に目を付けたのが、

孫市の実家の雑賀衆と仲の良かった忍者集団『根来衆(ねごろしゅう)』

さっそく鉄砲の構造を研究し、設計図を描いて試作品を組み立てたと言うのです!

そして、その試作品と設計図を根来衆から買い取ったのが雑賀衆

そんな経緯で、現在孫市の手元に試作品があるという事らしいのです。



孫「俺が思うに、これからはこの『鉄砲』が戦争の主軸になるぜ?

  だから、誰よりも早いうちからこの鉄砲に扱い慣れておくために、

  今回の旅でもこのプロトタイプ火縄銃を持ち歩いてたって訳だ!

  俺ってアタマイイだろ? ハッハッハ!!」




い・・・いやいや、そんな貴重なモン、一人旅で気軽に持ち歩くのはマズくね?

もしどこかの大名とかに目を付けられて奪われてたらどーする気だよ!?





はぁ・・・・しかし、話を聞けば聞くほど、

この二人と僕とでは生きる世界が違うって感じだなぁ。

何故、この話し合いの場に僕みたいなもんが混じってるんだろ?

美濃の斉藤家お抱えの大型土豪『蜂須賀一家』の大親分に、

戦国最強の傭兵団『雑賀衆』の未来の若頭、と来たもんだ。

それに引き換え僕と来たら、ただの百姓生まれのサル顔の行商人ですよ。

分かりやすく説明すると、



小六 ・・・・・・・・・・ 中小企業の社長


孫市 ・・・・・・・・・・ 大企業の御曹司


日吉 ・・・・・・・・・・ 上野動物園の猿




といったカンジです。僕だけ明らかにランクが違う。

ま、所詮この人達と僕では生きる世界が違うって事ですな。ハハハー。

さーて、僕は僕で明日からの動向でも考えよ。頑張って針売らないと。

正直、清洲を出てからというもの売れ行きはガタ落ち、明日のメシさえ危ぶまれます。

僕は僕で、今を必死に生きるしか無いのです!



小「なんだ、日吉とやら。明日喰う飯にも困っとるのか?

  なら、明日からちょっくらウチで働いてみんかのう?

  給料も少ないが出してやるけんの。」




な、何ぃ――――――ッ!!?マジですか――――!!!?

どうやら小六さん、孫市から話を聞いてるうちに、僕に興味が湧いた模様。

こ、これはもしかして就職のビックチャンス到来!?

土豪とは言え、ここで働くって事はある意味『武家仕え』って事ですよ?

明日の寝床も知れない行商人から比べれば、大出世もいいところですよ!

で、でも、本当に良いの!?僕みたいなもんを雇っちゃって!?

とか思ってたら孫市のヤツが、



孫「ああ、そいつは名案だ!!

  小六の兄ちゃん、日吉は絶対雇って損は無いと思うぜ?

  顔は猿だが頭はキレるし、何より人使いの才がある。

  いらねぇんなら俺らが貰うぜ?」




とか言うもんだから、小六さんもノセられて、



小「雑賀の小倅がそこまで言う程の人物なら是非欲しい!」



的な感じでアッサリ採用となりました。

うおお!!孫市、ありがたいけどそれはちょっと持ち上げ過ぎだろ!?

これは完全にTHE・過大評価です!!しょっぱなからハードル高っ!!

小六さん!!僕なんてただのドジでノロマなサルですよ!?





そんなワケで僕は晴れて蜂須賀一家に雇われる身となった訳です。

ハッキリ言って超ラッキーです。貧弱なボーヤでしかなかった僕が、

地侍とはいえまさか武家仕えの真似事をする身分になろうとは・・・・!!

よーし、明日からは張り切って小六親分に仕えるぞー♪





え?『行商王』になる夢はどうしたのかって?

ハッハッハ、やだなぁ。僕、そんな事言いましたっけ?







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日「ぎゃあああああ!!出たあああああ!!

  妖怪『人喰い鬼』!!」





男「おわあああああ!!出よったあああ!!

  妖怪『しゃべる猿』!!」




顔を見合わせたまま、同時に驚愕の声を上げる大男と猿男。

いや、情け無いと思われるかも知れんけどそりゃ誰でもビックリするでしょ!?

急にチェ・ホンマンみたいな大男に首根っこ掴まえて持ち上げられたらさ!

って言うかホントにでけえぇ!!光明寺の仁王とかそんなレヴェルじゃねぇ!!

この男、本当に人間か!!?こ、恐ぇ―――――――!!



孫「おいおい日吉、何大声挙げてん・・・・おわっ!?」



僕の悲鳴を聞きつけて駆けつけた孫市も、この大男を見て絶句した模様!

ま、孫市ィィ―――!!た、たっけて―――――!!



孫「!! こんのバケモノ!!日吉を離しやがれっての!!」


男「誰がバケモノじゃ!!ヌシらこそ一体何者じゃい!!?」



僕が捕まっているのを見るや否や、布包みを振りかざし大男へ立ち向かう孫市!

おお!!僕のためになんて勇敢な!!日吉、ちょっとカンゲキ!!



孫「ハァッ!!」



男「うおっ!!?」



大男目掛けて勢い良く駆け出し、そのまま袈裟切り状態で布包みを振り下ろす孫市!

孫市の攻撃を受け、大男もたまらず僕を離して防戦に転じます!

す、凄いぞ孫市!!っていうか、お前こんなに強かったの!!?

すかさず、体勢の崩れた大男の顔面目掛け蹴りを放つ孫市。

しかし、大男の方も負けてはいません!

孫市の足を素手で受け止め、そのまま足首を掴んで宙へ放り投げます!



男「おんどりゃあ―――!!!」



孫「うわっ!!?危ねっ!!!

 なんつーバカ力だよ!?」




空中で身を翻し、なんとか地面に着地する孫市!す、凄ぇ!!ざ、雑技団!?





うおお!?何なのこのバトル展開!?っていうか、僕だけ超場違いなんですけど!!

例えて言うならこの状況、セルゲームに来ちゃったヤム○ャ並に場違いです!

戦闘力皆無の僕としては、この状況、ただただ孫市を応援する他ありません!

が、頑張って――――!!孫市っつぁ―――――ん!!

僕が奥義『応援のモンキーダンス』を繰り出すか否かの瀬戸際に立たされたその時!



男「・・・・!!? ちょ、ちょっと待たんか!

  その赤の陣羽織ヤタガラスの紋・・・・!

  お前、ひょっとして『雑賀(さいか)』の小倅か!?」




孫「・・・・!! そのの紋・・・・!

  ひょっとしてアンタ、『小六(ころく)』の兄ちゃんか!!?」




急に戦う手を止め、お互いの顔を見合わせる孫市と大男。

えぇっ!?孫市、このマウンテンゴリラと知り合いなの!!?



男「がっはっは!! やっぱりお前、孫市か!!

  道理で、このワシが手こずる筈よのう!!

  ずいぶんでっかくなったのう!!」



孫「はっはっは!! 小六のにいちゃんこそ!!

  相変わらずケンカ強ぇな――!!

  さらにムダにデカくなってんじゃねぇの?」




いきなりガシッと肩を組み合い笑い合う孫市と大男。

やっぱり知り合いかーい!!ビックリさせないでよもぉ――!!

・・・・っていうか、孫市、雑賀の小倅って・・・・?



男「っと、それじゃあもしかして、

  あのしゃべる猿はお前のペットか何かか?」



孫「違ぇーよ!! あれは俺のダチだよ。

  限り無く猿に近い存在だけど、一応人間だぜ?」




本人を目の前にしながら失礼な会話を繰り広げる二人。クルァお前ら!!!



男「ほう、お前が男のダチ連れて旅なんて珍しいのう。

  とにかく、今日の所はウチに寄ってけ!!

  メシと寝床くらい用意してやるわい。」



孫「マジで!? ラッキー!!

  おい、日吉!今晩、泊めてくれるってよ!」




ど、どんどん勝手に話が進んでいく・・・・

いや、泊めてくれるって言うか、その結局人誰なのさ!?

まぁ、色々と聞きたい事や突っ込みたい事もあったのですが、

下手な事言って機嫌を損ねてヒネリ潰されたら敵わんので、



日「わ、ワ―――イ、アリガトウゴザイマス!」



とか言ってヘラヘラと二人に着いて行く僕。心底情けない。

ど、どーなっちゃうの!?僕!?





と、言う訳で、今晩はこの謎の大男のおうちに招待されるみたいです。

な、なんで孫市のヤツ、こんなバケモノみたいな人と知り合いなんだ!?

それに、雑賀の小倅って・・・・孫市の正体って、一体・・・・!?

詳しいことは次回の日記で報告しますね!!それまで僕が生きてればね!!







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相も変わらず尾張の国で行商の旅を続ける僕達。

いやー、清洲だとあんなに上手くいった行商ですが、

一度外に出てしまうとビックリするほど売れませんな!!針!!

ああいう大きな町だと住んでる人も裕福だから商売も成り立つけど、

ちょっと城から離れた貧しい村なんかでは、下手すると通貨さえ使えない始末。

僕の売り物の針も、村人が自分の分は自作してたりしてるもんで、

悲しいかな、商売なんか成り立たないんです・・・・。ドチクショ――!!!

貯めてた金も底を付き、ついには喰うにも困る状況まで追いやられるという、

数日間の間に絵に描いた様な転落人生を経験するハメに・・・・。アリエナイ。

そんな訳で、すきっ腹を抱えながらヨタヨタと街道を歩く僕と孫市。

くっそー・・・・清洲がダメとなると、いよいよ尾張での商売は無理か?

こうなったら、いっそ北方の美濃まで遠征してやろうかしら?

そう言えば、美濃の盟主のマムシこと『斉藤道山(さいとうどうざん)』は、

油売りの行商からスーパー大出世して今の地位を得たと聞きます。

もしかして、美濃の方がビックビジネスのチャンスがあるんじゃね?ウフフ。





そうこう考えている内に、日もすっかり暮れ、

僕達は尾張の北方に流れる『矢作川(やはぎがわ)』のほとりにたどり着きました。

うーわ、ここら辺、民家とか宿とか全っっっ然ねーじゃん・・・・

これは今夜はここいらで野宿決定か・・・・?さ、サミシ―――!!



孫「おい、日吉。俺ちょっとクソして来るわ。

  何も喰って無くっても、案外出るもんは出るんだな?

  ハッハッハ!!」




そんな下品なセリフを吐きながら薮の中へと消えていく孫市。

心の底からお上品な僕として耐えがたい物がありますが、

とりあえず孫市はほっといて僕は寝床になりそうな場所を探します。





そう言えば、孫市のヤツ、うんこしに行く時まで例の布包み持ったままだな。

結局、アレって何なんだろ? ヤツとはもう結構長い事一緒にいるけど、

未だにあの細長い布包みの中身が何なのか知らないもんね、僕。

ま、本人がなんとなく話したく無さ気なので、詳しくは聞いてないんですけどね。

誰だって、他人に知られたくない事の一つもあるもんなぁ、やっぱ。





そんな事を考えながら川べりをウロウロしていると、

川岸に打ち上げられたボロっちい小船を発見!!

あら!!良いですねーコレ。全然寝れるんじゃないですか?これなら。

しかもおあつらえ向きに布団に良さそうなゴザまで置いてあるじゃありませんか!

これはもうアレだね。ここで寝なさいっていう神の思し召しとしか思えませんね。

・・・・しっかし、孫市のヤツ遅いなー。どんだけデカいうんこしてんだよ?

もしかして我慢できずにうんこ漏らしちゃって大慌てで袴洗ってるとか?

まぁ良いや。そんなに分かりにくい場所じゃないし、ここで寝てたら

孫市も勝手に見つけてこっち来るだろ。疲れたし、先に寝よ寝よ。

一人、ゴザに包まり目を閉じる僕。うーん、サティスファクショーン。





数分後。





声「・・・・ああ? 何でサルがゴザに包まって寝てるんじゃ?」



突如、何者かにいきなりゴザをひっぺがされ、

首根っこを掴まれヒョイと持ち上げられる僕!!

ななな何だ!!? 誰!?誰!? も、もしかして、孫市!!?

ま・・・・まさか、お前やっぱりHGだったのか!!?ギャアア!!

ひ、酷い!!今までずっと、僕の身体が目当てで付いて来てたのね!!?





まだ半分寝ぼけた頭でそんな事を考えながら、恐る恐る目を開ける僕。

すると、目の前にあったのは、

身の丈2mはあろうかという、

まるっきりバケモノとしか形容しようの無い大男の姿だった訳で・・・・。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





日「ギャアアアアア!!

  ででででででで出たあああああ!!

  妖怪『人喰い鬼』ィィ――――――――!!」






絹を裂く様な僕の悲鳴は、

夜の矢作川に虚しく吸い込まれていったのでした・・・・・





次回に続きます。







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世の中には『禍福は糾える縄の如し』という諺がございます。

皆もご存知の通り「幸せと不幸は表裏一体で、交互に訪れるもの」

っていう意味の言葉なんだけど、これってホントだよね・・・・。

人生、良い事の後にはたいていとんでもない出来事が待っているのです。





さてさて、あれから数日の間、僕と孫市の二人は、

ここ、尾張の中心清洲で『おサルの針屋』を続けてたんです。

孫市の威勢の良い口上と、僕の常軌を逸したサル顔のお陰で、

店は連日大繁盛!なんと3日間で元金を1.5倍に増やす事に成功!

こないだまでは義父のDVに耐えかねて家出して右往左往してたこの僕が、

今や商売繁盛、右肩上がりの左団扇ってなもんですたい!シンジラレナイ!

いやぁ、僕って商才あるかもなぁ♪このまま清洲に永住してやろうかしら?





けど、やっぱ人生ってのはそんなに甘くない。

残念ながら僕の幸運パワーはここで尽きてしまった様で・・・・。



取「おい、お前達!誰の許可でここで商売やってんだ!!」



そう、達の『おサルの針屋』の存在が、

遂に『座(ざ)』の取締り人に僕バレてしまったのです!

チッ・・・・・!いつかはバレるとは思ってたけど、もうバレたか・・・・!!

あのですね、実を言うと商売ってのは誰でも簡単に始めて良い訳ではなく、

『座』っていう国公認の商工業組合から認可を得てないと始めちゃダメ!!

っていうルールがあるんです。これは守らないと厳罰に処されます。

しかしですね!!この『座』ってのは加入条件がかなり厳しく、

僕みたいな小汚いモンキーボーイが、



日「オッス!オラ、商売始めたいでモンキー!!」



とか言ったところで、アメ玉貰って追い返されるのが関の山です。

要するに、僕みたいな身分のもんが商売始めようと思ったら、

いちいちルールなんざ気にしてられない!無許可で始めるっきゃ無いのです!

バレなきゃ関係ねぇ!!と思ってたんですが、思いっきりバレてしまった模様。

うーむ、繁盛したのは良いが、少々目立ちすぎたか?



孫「(ヒソヒソ)お、おい日吉!

  流石に『座』の連中に目ぇ付けられたらマズくねえか?」




日「(ヒソヒソ)大丈夫!!

  一応こうなる事も想定済みだから!孫市は黙って見てろって!」




慌てる孫市に、平静を保つ様にクギを刺す僕。

僕はルックスこそ人類の進化から取り残された類人猿の様相を呈してますが、

頭の中に関して言えばむしろ常人以上の進化を遂げていると自負しております。

街中で大っぴらに商売してりゃーいつか『座』に目を付けられるって事くらい

この天才チンパンジー・日吉君にはお見通しです。誰が天才チンパンジーだコラァ!!





そもそもね、僕がワザワザ猿マネなんかして笑いを取ってたのは、

何も客をたくさん集める為だけにしてた事ではございません。

これは、もし今回みたいに座の連中に目を付けられた際、



日「行商人?ハッハッハ、おかしな事をおっしゃる。
  
  ぼかぁ通りすがりの万歳楽(芸人)ですよ?

  おサルの針屋?ああ、これコントの題名ですから。

  っていうか、こんな面白い顔した商人なんている訳無いでしょ?」




という逃げ道を確保する為でもあったのです。

それに、商売道具に『針』を選んだのも、軽くて持ち運びが便利というだけでなく、

取調べを受けた際に隠しやすいから!って事もあるんです!

こういうイザって時は、それこそパンツの中にでも隠しておけば、

それこそ取り締まり人がサル顔フェチのハード・ゲイで、



取「ムムッ!!

  貴様、パンツの中に立派な刀を隠し持ってるな!!

  けしからん!!没収する!!ぐへへ・・・・」




とかいう展開にでもならない限り、まずバレやしません。

まぁ万に一つもそういう展開になったりしたら、

『諦めて身を委ねて見逃してもらう』という手も無い事は無いですが。

いや、やっぱその手は無いな、流石に・・・・。





案の定、取調べは僕の言い訳テクも手伝って華麗にスルー。

わぁ、僕ちゃん何て頭イイんでしょ♪孫市も、



孫「日吉、お前ホントすげぇな!!

  そこまで考えてあんな商売してたのかよ!?」




とか言ってアホみたいな顔で驚いてました。ククク、当然よ!!

この日吉、ダテにガキの頃から商売の構想を練ってないわ!!





しかしね、とりあえず罰則的なものは免れる事は出来ましたが、

流石に一回『座』に目を付けられてしまっては、

これ以上この清洲で商売を続けていくのは流石に難しいでしょう。

はぁ・・・・ここまでか・・・・せっかく軌道に乗り始めてたのになぁ・・・・





ま、人生そう甘くは無いって事ですね・・・・。

それにしたって、今の僕の状況は昔に比べれば素晴しいものです。

自分で考えた商売を始められ、それを手伝ってくれる友人もいる。

それだけだって十分すぎるほどラッキーなんだよね。

過ぎた事を文句ばっか言っててもしゃーない!!

重要なのは、これからどうするか?って事です!!





よーし!!早速明日にでもこの清洲を出発して、

新たなる商売の場を探す旅の始まりと行こうじゃないか!!




あばよ、尾張一の城下町、清洲!!僕の夢の第一歩の場所!!

僕はまたいつか必ずここに帰って来るからな!!






そういう訳で、これからはまた僕のさすらいの日々が始まります。

で、もはや当然の如く孫市も着いて来る来マンマンみたいなんですが、

そう言えば、結局、コイツは何が目的で旅してんだろ?




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孫「さてと!!清洲の街行くそこな御主人・御嬢さま!!

  お急ぎでなければ、しばし足を止め御照覧あれ!!」




通りの真ん中で、清洲中に響き渡る様な声を張り上げる孫市!

う、うおぉ!!す・・・・すげぇ声量だ!!活舌も良いし!!

その透き通った大声に、思わず足を止める清洲の人々。

孫市はニッコリと微笑むと、さらに口上を続けます。



孫「さあさあお集まりの皆さん!!

  ここにおりますは、美濃(みの)の国に生まれし、

  世にも奇妙な半人半猿の小人にございます!!」




もちろん、これは綿密な打ち合わせで決めたセリフです。

美濃の生まれとか半人半猿の小人とか、もちろんそんなのは

超適当ブッこいてるだけなのですが、そこいらへんはウソも方便ってヤツです。



孫「さてさて、元々はこの猿小僧、

  美濃の関なる刀鍛冶に飼われていた身だったのですが、

  あまりの度の過ぎたイタズラに家を追われてしまったのでございます!」




ここいら辺は若干ノンフィクション入ってます(笑)



孫「その際にこの猿めが、主人からせめてもの餞別にと受け取ったのが、

  ここにあります『関の針』!!

  最高級の出雲の玉鋼(たまがね)を惜しみなく使い、

  当代随一と謳われた刀鍛冶が、刀を鍛える合間合間に

  魂を込めて鍛えに鍛えたのがこの針でございます!!

  いかがでしょうか!?この針で鎧かたびらを繕えば、

  戦場で必ずや御主人の守りとなりますでしょう!!

  また、ここにおります猿めも、かつての主人の作品を買って頂ければ

  喜びのあまり舞を舞う事間違い無し!! 是非一つ!!」




いやぁ、我ながらなんてもっともらしいハッタリなんでしょ♪

それに、孫市の口上もなかなか堂に入ってます。コヤツ、やりおるわ!!

まぁ、何故自分でセリフを言わずに孫市にやってもらっているかと言うと、

単純に、孫市の方が僕よりルックス的に優れているからです。

僕みたいな猿人間が大層な口上垂れてても、見てる人には逆に

胡散臭く思われる危険性がありますからね!!ちょっと悲しいけどー!!

それに比べて、孫市は黙ってりゃ実はかなりの男前だし、

芸をしてる分には例のイカれた赤い陣羽織も衣装っぽく見えて気になりません。

ちゃんとした口の利き方さえ守っていれば、僕が直接針を売るより

孫市が売った方が4割り増しで売れ行きも上がると踏んだワケさ。

これが大当たり!!なんと商売初日は完売御礼でした♪

いよっしゃああああああああああああ!!!手応えアリ!!!





これぞ将に適材適所!!せっかく孫市が手伝ってくれるってんだから、

その人間のスペックをフルに活かせる配役をした方が絶対得です!!

孫市はこの作戦を始めて話した時、



孫「おいおい、俺は別に良いけどよ、

  これじゃお前は町の皆に只の猿男だとしか思われないぜ?

  お前、商売で成り上がって皆を見返してやりたかったんじゃねーの?」




と、僕の名誉が傷つく事を気にしてくれていた様でしたが、

僕に言わせりゃそんなの関係ねぇ!!って感じです。気遣いはウレシイけど。

とりあえず商売が軌道に乗るまでは、とにかく稼ぐ事が第一ですから。

ぶっちゃけ、どんな手を使おうが結果的に儲かればいーんです。

僕がそう言うと孫市は、



孫「・・・・日吉、お前には『人使い』の才能があるぜ。

  目的の為なら自分が貧乏クジ引いても気にしねー、

  そういうのは人の上に立つのに欠かせない素質ってヤツだ。

  やっぱお前、将来かなりの大物になるんじゃねーか?」




といって笑って言いました。だから大物になんかならねーっつーの。





ふぁー・・・・しっかし、今日はいつもに増して疲れましたわ。

お客が針買ってくれる度に、壊れたシンバルモンキーみたいに手を叩いて

『喜びのモンキーダンス』を舞ってたからだな、多分。

しかし、多分今日と言う日は僕の今までの人生の中で最も充実した1日でした。

手伝ってくれた孫市にも感謝しないとなー。明日なんか奢ってやろ。





さてさて、今日の日記は興奮のあまり長くなってしまいましたが、

最後までお付き合い頂いた方、本当にありがとうございました!

と、言う訳で、今日はここまで!!明日からも色々アイデア出して、

売って売って売りまくって来ようと思います!!

それでは皆さん、オヤスミなさーい。

今までになく心も懐も暖かい日吉でした!!ウェイ!!




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