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浜松城の領主・飯尾政実様の失敬極まりない態度に
怒りのボルテージが満タン寸前の僕だった訳ですが、
その時、遂に待ちに待った姫様が姿を現したのです!!
姫「なーに? お父様・・・・
うわあ!お猿さんが服着て刀下げてる!かわいー♥」
そのセリフを聞いた瞬間、爆笑された怒りとかそんなんは全部どうでも良くなったよ。
「かわいー♥」だって。ウフフ。いやいや、アナタの方が百万倍カワイイですよ?姫。
飯「違うぞ、姫! こう見えてもコイツは人間だ!
・・・・ぶっ! ぎゃははははははははは!!」
姫「えーっ!? 人間なの?
すっごーい♥ まるでおサルさんみたーい♪」
相変わらず腹を抱えて転がりまわる領主様とは対照的に、
僕のモンキーフェイスをキラキラした目で見つめてくるお姫様。
おいおい、そんな熱い眼差しを向けないでくれよ、ベイビー。
お前は俺の事が好きなんか!?とか勘違いしちゃうぜ?(笑)
ああ・・・・君が喜んでくれるのなら、それだけで僕はサル顔に生まれてきた意義があるよ。
もはや『気に入られて武家に仕えたい』という目標もそっちのけで姫様に見とれる僕。
姫「それっ、おサルのお兄さん!
栗はいかが?」
よほどテンションが上がったのか、まるで野山の猿にあげるかの様に、
僕に向かって満面の笑みで栗を投げてくる姫。いや、だから猿じゃないんですけど・・・・
・・・・だが、キミが僕に猿である事を望むのなら、僕は甘んじて猿を演じよう!
僕は猿だ!!野猿だ!!愛にナイフを隠して、この恋に命を賭けるのだ!!
日「ムッキャ――――――!!」
奇声を発しながら華麗に宙へ飛び出し、栗を見事キャッチする僕。
そして、野生の猿ライクに前歯で栗を剥いて食べ始めるという暴挙に出ました。
これがまーウケたウケた。
飯「ぎゃはははははははははははは!!!」
姫「すっご――――い♥
本当のおサルさんみた―――い♥」
加「はっはっは、凄いじゃないか! 日吉!」
その日、浜松城の庭には、今が戦乱の世である事も忘れさせてしまうような、
陽気で明るい笑い声がいつまでも響いていたそうな。めでたしめでたし。
まぁそんな感じで、僕の領主様への面会は見事、大成功を収めた訳です!
正直、あの腹立つ領主様には別に気に入られんでも良いんだけど、
お姫様に気に入って貰えたのは何よりです。あのお姫様はカワイかったなぁ〜♪
また会えるかな? 次会うまでに、猿のモノマネにさらに磨きを掛けておかねば!!
さらにめでたい事には、帰り道、加兵衛さまから嬉しいお言葉が!!
加「いやはや、日吉。君のおかげで政実様にも大変喜んでもらえた様だよ。
姫様も大変君の事を大変気に入ってらした様だしね。
どうだい?働き口を捜しているなら、私の元で働いてみないかい?」
ええぇっ!!?ひ、姫様が僕の事を気にしてたですって!?
やったあああああ!!!
い、いやいや、喜ぶ所はそこじゃないな・・・・!私の元で働いてみないかって!!?
日「ぜ、是非働かせて下さい!!
僕、何でもやりますから!!」
加「それでは決まりだね。
明日から、我が松下家の『仲間(ちゅうげん)』として働いてもらうよ。」
日「は、はいっ!! よろしくお願いしますっ!!」
やったああああああああああ!!!
念願の仕え先の武家ゲットォォ――――――!!
よ―――し!!こうなったらこの日吉、主人、松下加兵衛さまのため、
身を粉にしてでもお役に立って立って立ちまくってやろうじゃないか!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とまあ、こうして僕は松下家という立派な仕え先を得た訳です。
いやぁ、ホントこれはラッキーとしか言い様が無いっすわ♪よーし、明日から頑張るぞー♪
そしてあのお姫様とも出来ればもっとお近付きになりたいなー・・・・なーんてね♪
それでは皆さん、オヤスミなさーい。明日もきっと良い日♪
第三十七回はコチラ↓
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