賭人がゆく

港澳(香港、マカオ)往来25年、人生如賭博。

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三井不動産の分譲マンション「パークシティLaLa横浜」の基礎杭偽装が発覚した問題で、二次下請けとして杭工事を請け負った旭化成建材()と親会社の旭化成が一昨日(20日)に会見を開いた。
 
会見の内容は概ね把握し、更に業界関係者からの内々の情報を基に考えてみたが、旭化成本体の対応の早さは評価できるものの、あの会見は下手を打ったとしか思えない内容だった。おそらく本件は旭化成および三井不動産、三井住友建設にとって、いつ大爆発するか判らない「火薬庫」になってしまったと思わざるを得ない。
 
(※筆者は地盤改良と基礎杭業界の隣接分野に20年近く関わってきた者です)
 
社長以下の経営幹部が取り敢えず頭を下げていたものの、浅野社長の泣きは白けたイメージを与えてしまったし、平居副社長の「この10年で傾いたのは1件だけ」という発言も、言い逃れと取られかねないものだった。
 
最悪だったのは、杭工事の現場代理人が
「データは改竄したが、杭は支持層に到達したと記憶している」
と主張している・・・との説明である。
 
データの改竄もしくは無記録こそが問題の焦点なのに、まるで論点をはぐらかすかの如き言い分としか思えない。そして経験15年の重機のオペが風邪で休んでいた云々などの説明も、却って不信感を煽るだけだった。
 
さらに云えば、実施した杭工法を「DYNAWING(ダイナウィング)」工法と説明していたが、実際は違うことである。確かにダイナウィング工法に類似した工法なのだが、そこは多少専門用語で難解な説明となっても正確な話をすべきだったのではないだろうか。
 
想像ではあるが、「素人相手に難しい事を話しても理解されないだろう」と考えていたとするなら、とんだ料簡違いであろう。今はネットの発達で、一般人でも相当の知識を得ることが出来る。その点を理解出来ていたのかどうか、疑問である。
 
三井不動産が採用する基礎杭工法は国交大臣認定工法なのだから、端折らず説明すべきであろう。また国交省もデベロッパー及び一次施行者にそれを要請すべきと考える。
 
それから旭化成幹部には、今回の件を現場担当者だけに押し付けて事を穏便に済まそうと考えている節が見受けられるが、これに対しては強く警告したい。
 
そもそも、こう言っては失礼かも知れないが、10年前の時点でも旭化成建材の杭工法を採用するという事自体があまり聞かない話だった筈。しかしデベやコンサル等への強い営業で獲った物件なのだから、トカゲの尻尾切りは止めて全社的に最後まで面倒見るのが筋だと思うのだが。
 
最後に、三井不動産と三井住友建設へ。
 
設計監理者の責任、工事監理者の責任は絶対に免れ得ないのだから、旭化成だけに対応させるのではなく、積極的に情報開示を進めるべきではないだろうか。
 
「パークシティLaLa横浜」
横浜市都筑区池辺町4035-13
最寄駅:JR横浜線 鴨居駅
ららぽーと横浜の隣り
 
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酷い話ですね。
改ざんの張本人は、かなりの無責任ぶりのようです。
日本人なのだろうか?

2015/10/23(金) 午前 1:35 coffee 返信する

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