賭人がゆく

港澳(香港、マカオ)往来25年、人生如賭博。

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2018年台湾(中華民国)統一地方選挙は明日24日に投票が行われる。台湾6大直轄市(新北、台北、桃園、台中、台南、高雄)の各市長選挙及び各級地方議員選挙である。
 
4年前にも述べたように、台湾6大直轄市の市長は、自治体首長の権限だけでなく「閣僚」としての地位も有する。従って“市長選”とはいえ、実際は国政選挙と同等といえる。
 
そして今回の焦点は、民進党と台湾独立派の“聖域”である高雄市市長選である。
 
長年にわたる台湾南部の経済不振に付け込むようなかたちで、国民党の韓国瑜候補(61)の人気が急伸しており、それを台湾メディアは「韓流」と呼び、集中的に報道している。
 
韓氏の主張は、「高雄にディズニーランド誘致」であるとか、「高雄市の人口を現状の倍の500万人(現在277万人)に増やす」などなど。
 
筆者が集めた情報によれば、その韓氏を援護するように台湾南部の主に中小企業家と農家に巧妙に入り込んでいる団体が様々な甘言を弄している由。実際に相当の金も動いているようだ。
 
韓氏支持の人々の目論見は、経済不振打開策として農作物の大陸=中共への輸出拡大やその他産業も大陸への依存を増やすというもの。
 
人間、最後は金目で動くものらしく、韓氏の「学校教育の言語は北京語と英語で、台湾語はそれぞれの家庭で話せばいい」などといった台湾アイデンティティを崩壊させるような主張は見事にスル―されている。
 
はっきりした物証は現段階で確認できなかったが、関係各方面の話から推量するに、どうやら国民党(と裏で繋がっている中共)は“高雄攻略”に全力を注いでいるようである。
 
そして南部の選挙民の間にも、「いっぺん国民党にやらせてみるか」という空気があるようだ。
 
そういえば、どこかの国でも「いっぺん民主党にやらせてみるか」で政権交代させた結果がどうなったか。台湾はここ20年で3回政権交代しているから日本よりは強かの筈だが、安心は出来ない。
 
前回(2014年)の台湾地方選で「香港大陸化、台湾香港化」への流れは一旦遮断されたものの、このままでは香港より先に台湾が中国化してしまう。そして香港は大陸と台湾の両方向からの圧力を蒙ることになる。
 
明日の台湾地方選の、特に南部の結果が台湾の命運を左右することになるだろう。
 
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