賭人がゆく

港澳(香港、マカオ)往来25年、人生如賭博。

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昨日センター試験が終わったが、これからが大学受験シーズン本番である。そこで今月お薦めしたいのが、今や日本中で知らぬ者の無い「今でしょ!」の東進ハイスクール講師・林修氏の佳作、

『受験必要論 〜人生の基礎は受験で作り得る』
 
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『受験必要論 〜人生の基礎は受験で作り得る』(2013年、集英社刊)
 
初版が出たときにすぐ買って読んだが、今改めて読み返してみても納得できる点ばかりの名著と言える。
 
林氏はこう説く。
 
「どの大学に入るかによって、会う人が変わってきます。それに伴って、考えの基準が変わります」
「自分の中の基準というものが大学という場所で作られる可能性が極めて高いんです。そして、その基準で一生生きていくことになるので、そういう意味でどの大学に行くかということは人生のすべてを決めることになるんです」
 
社会に出るとまさにその通り。たしかに東大レベルの人とそれ以外の大学の人とでは、単に“学力の差”というよりも“思考能力・問題解決能力の違い”が存在している。これは頭の良し悪しもさることながら、大学4年間で日頃どういう人たちと接触しているかという点が大きく影響しているのではと感じている。
 
同様に早慶上智〜GMARCHクラスを出た人とその他大学出身でも、学力差ではなく理解力・判断力の差が若干ある。その差が人生を渡ってゆく上で、時として重要になる。これは歳を重ねて判って来たことでもある。
 
斯く云う私自身は東大どころか早慶さえも手の届かぬ凡才だったが、本書で説かれている、
 
「受験勉強の意味が「創造」と「解決」という2つの能力を高めること」
「社会に出ると回答の無いような問題に直面するが、受験という回答のある問題を解くことで答えの無い問題を解く基礎が出来る」
 
という主張に全く賛同する。
 
十代後半という人生の基礎部分の終わりに「受験」を通した思考訓練をすることで、その後の人生の問題解決力は確かに高まる。これは年を経るごとに実感する処でもある。
 
そのためにも受験に臨む学生さんには、間違っても「Fラン大学」になぞ行ってもらいたくない。私の経験上では最低でも日東駒専レベルである。それ未満の大学4年間では、人生の内に回ってくるチャンスを上手く掴んで逆転する能力が養われるかどうか疑問であるからだ。
 
本書は2月の入試ラッシュを迎える受験生だけでなく、ご父兄や受験を来年に控えた高2生にも一読をお薦めしたい一冊である。
 

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