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今日だけブログってみます。 シナリオ創作(コンクール用等)で、しばらくお休みすると言いながら、もう復帰します。(呆れないでくださいね(笑))シナリオ以外に何か文章が書きたくて・・・ で、私の創作シナリオは、ある程度の姿(ストーリー)は出来上がってきましたが、もうひとつパンチがありません。 これは、お話の「特徴」とでもいましょうか。それと、人の心の何を描くかによると思います。 「ジョゼと虎と魚たち」 たとえば、私の大好きな「ジョゼと虎と魚たち」という映画です。 この話は、簡単に言うと、「お人良しの気弱な男(妻夫木聡)が、ある不幸な女(池脇千鶴)と恋仲になったが、将来を打算的に考え、結局は女を捨ててしまう」、たったそれだけの話といってもいいでしょう。 でもこの映画は実に輝いている。なぜでしょう。それは、この物語が心に響くテーマを扱っているからだと思います。 この物語では健常者と障害者との恋愛を描いています。 主人公のジョゼ(池脇千鶴)は足が悪く歩けません。祖母に育てられているのですが、祖母は彼女を世間様に顔向けできない「壊れ者」と言い、彼女の存在を隠しています。 (そして、どうやら学校にも通わせてもらっていない様です。今でこそ、障害者に対する理解は深まっていますが、ほんの数十年前では、こういう風潮だったでしょう。私も祖母を悪く言うつもりはありません。) ジョゼが外に出たいときには、乳母車に乗せて上から毛布で隠し、ジョゼは毛布の隙間から空を見上げ、空気を吸い、季節を感じ取るのです。 ここが、この物語の特異性と言えるところです。こういう点を発想できるかどうかが、平凡な話か印象に残る話かの違いになるでしょう。 ジョゼと祖母の二人は、貧しい生活を送っているようです。 ジョゼは、本を押し入れの中にたくさん持っていますが、祖母が外から拾ってきたものでした。ジョゼはこの本を通して外の世界の情報を得ている、外の世界と繋がっているといっていいでしょう。しかしジョゼは気の弱い人物として描かれていません。凛とした強い女性でした。 そんなある時、大学生の男(妻夫木聡)が彼女たちの生活に入り込んできます。 別れのシーンでは、大学生の男と、ジョゼの心を両方を実に丁寧に描いています。だからこそ、切なく、印象に残るものになったと思います。また、ジョゼの描き方が従来の障害者に対する紋切型のイメージでなく、一人の人間としてきちんと描いていました。 私は、オリジナル作品を創作中ですが、単純な話が、なぜ輝くことが出来るのか、いろいろ考えてるところで、まさにストーリーに色をつける(脚色)作業中です。 *ちなみに、「ジョゼ」の監督の最新作「○−○−だって×である」大○弓○原作は、見ない方が良いでしょう。全然面白くありません
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