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滋賀県の佐川美術館で、6月15日まで「ウルトラマン創世記展・ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ」が開催中です。というコトで、車で行ってきました。
ご存じの方は「4月5日からやってるのに、いま頃?」かも知れませんが。
実は5月10日には、池谷仙克さんの講演会「ウルトラマン特殊美術」があったんですよ。それまでにもウルトラマンのサイン会だったり、黒部進&桜井浩子さんの対談があったりしましたが、どうせ行くなら、TVや雑誌役者さんのお話よりも裏方さんの話が聞きたいと思ったんですよ。
展示内容は、例のごとく撮影禁止なので図録からご紹介。
マスクや隊員服、またデザイン画なんかはよくあるんですが、創世記展では、ちょっと珍しい展示が多かったのが印象的でした。
当時の撮影で使われたプロップもラルゲユウスの足・ナメゴンの目・クール星人の手の先っぽ・タロウ登場シーンの手のひら、文書関係で嬉しかったのは、絵コンテの他にオプチカルプリンターの指示書。
ラルゲユウスの足とかナメゴンの目とか
登場するタロウの手のひら
オプチカルプリンターの指示書
80のダイナマイトボールのように、図録に掲載されながら展示されてないのもあって、それは残念でした。
ダイナマイトボール、実物が見たかったです
でも逆に、図録には掲載されてないけど展示されてて嬉しかった石膏型・造形道具が入った木箱・丸形や切れ長など3種類あった怪獣の目の押し型、針金で組まれた着ぐるみの頭部ホルダー、着ぐるみ設計図、きくち英一さんのサイン入り当時の新マンスーツの切れ端、レオのマーク部分だけ、80のバックルなど、他では無かったんじゃ?と思う展示が、地味ながら多くありました。
そうそう。金城哲夫さんのストーリーメモのノートの隣に、ウルトラマンの3クール目への注文リストがあったのも嬉しかったです。外人タレントの起用、怪獣の能力をアピール、カラータイマーの扱いについて、など、放映当時に要望されていた内容が書かれていました。
かなりの人気番組であったにも関わらず、まだまだ「より良くしよう」と試行錯誤していたんですね。まあ外人タレントの件は、人気番組だからこその「チャチャ入れ」とも思えますけど(苦笑)
4部目の展示は、関口猪一郎さんのマルサンプラモ向け原画&実物のプラモ箱に続いて、小松崎茂さんのグラビア向けやイマイプラモ向け原画、南村喬之さんの少年マガジン向け原画&マガジンやぼくら実物、もちろん梶田達二さん、前村教綱さんの原画も展示してありました。
それから図録。表紙カバーはこれ。
ウルトラマン創世記展の図録
表紙カバーの裏には、南村喬之さんのワイドグラビアが印刷されてました。
カバーが横長なのを生かしてます
それから、池谷仙克さんの講演会「ウルトラマン特殊美術」に参加。これも写真はダメ、録音もダメ、握手会もなしってコトで写真はありませんが、非常に興味深いお話が聞けました。基本的には、氏の生い立ちから参加した仕事や出会った人物のお話だったのですが、これは以前に「デザインの原点は?」と聞かれても答えられなかったので、そのヒントになればというコトでした。
池谷仙克さんのデザイン画
その中で、成田亨さんから怪獣デザインの仕事を引き継いだときに、動物図鑑などは見てなくて、もっぱらファッション誌を見ながら描いていたこと。円谷時代は本当に時間が足りなくて、とにかく手を動かしていたこと。特撮の画の作り方などの多くは怪奇大作戦に参加していたトキに学んだこと。そうやって円谷プロで活動していたのはほんの2年ほどで、そこで学んだことがこれまでの仕事・活動でずっと生きていること。
そんな感じで、どちらかと言うと「円谷で仕事ができてラッキー」「人と出会ってラッキー」という感じのお話が多かったです。うわ、すごい謙遜(笑)
また、歳の計算はしたくない・身体が動く限り創っていきたいとお話しする一方で、お世話になってはいるけれどCGは嫌い・いやこれは年寄りの意見だと許してねって甘えてみたり。うわ、すごい狡猾(笑)
とかとか、やっぱ当時の現場を知る裏方さんの声が聴けたのは嬉しく面白かったです。できれば次の機会にも、製作の方のお話が聞きたいなと思いましたね〜
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創世記展は新潟県で見て感動しました(勿論ダイナマイトボールもありました)が、
池谷仙克さんの講演会「ウルトラマン特殊美術」は羨ましいですね。
新潟の時は、ダンとアンヌ隊員でサイン会もあったみたいで
午前にかなり混み合った事で午後は時間が短縮されたという話を聞いたことがあります(笑)
ウルトラヒーローにはGW中にかなり会いましたが現場側のトークも聞きたいです。
2014/5/12(月) 午前 0:22
ポイズンさん、やはり微妙に展示内容が変化してるんですね。
となると、こちらだけの展示や期間限定のもあるのかもですね。
池谷仙克さんの講演会、羨ましいでしょ(笑)
書籍やインタビューでは伝わってこないニュアンスが感じられて
楽しかったですよ。機会があれば、チャレンジおすすめ d(^^)
2014/5/12(月) 午前 1:52 [ こーじぃ ]
タロウの手、パースの関係でああ見えているのかと思いきや造形からしてパースを強調していたのですね。
こーじぃさんのように隅々まで鑑賞している方がいると、こういう企画をたてた方もうれしいでしょうね!(^^)!
2014/5/12(月) 午前 10:05
こーじぃさんのブログ…ほんと…丁寧な作りで…感心します…(u_u)
☆““
2014/5/12(月) 午後 4:08
ダディさん、ウルトラマンの変身ポーズや発進シーンのMJ号と同じくで、大きく見せるためにパースを強調してたんですよ。
ただまさか、映らない手の甲まで造形してたとは…そりゃ時間も予算もかかるわ(苦笑)
企画側に喜んで貰える客、理想ですね。精進します(笑)
2014/5/12(月) 午後 6:47 [ こーじぃ ]
キム兄さん、そう言うて頂けると嬉しいです m(_ _)m
けど兄さんのマメさには遠く及びませんです(汗)
2014/5/12(月) 午後 6:52 [ こーじぃ ]
コレ、埼玉でもやってたんですよね〜……タイミングが合わず行けませんでしたが(ToT)
80までってのが良いですね〜♪
図録はまだ販売してるようなので購入しようか思案中でございます。
2014/5/12(月) 午後 9:58
ももおさん、いまなら滋賀県で見れますよ(笑)
80までってのが泣かせますよね〜。そのせいか、お客さんの年齢層も高島屋のより高めでした (^^;
図録は、もうちょい個々の写真が大きかったらな〜って感じです。
2014/5/13(火) 午後 7:12 [ こーじぃ ]