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著作権もなにもユルユルだった時代に、多くのコピー商品、つまり偽物が売られていました。俗に言う「パチモン」ってヤツですね。今はブランド商品が有名ですが、当時はとんでもないものまでパチモンが売られていました。
特にアニメ・特撮もののコピー商品は多かったと思います。おそらく「子供はだませる」とか「子供番組の商品を、ちゃんとわかって買う親は少ない」とか、そんな理由だったんじゃないかと思います。
メンコやブリキ人形、ソフビ人形、パズル、塗り絵、お面などなど、様々なパチモンがありましたが、主題歌のパチモンも、カセットテープやレコードでたくさん出回ってました。
これを、アニソン(アニメ・ソング)や特ソン(特撮・ソング)と同じように「パチソン(パチモン・ソング)」と言います。売れてないバンドの演奏で、新人なんだか無名なんだかの歌手が歌ってるんですが、これがもう、たまらんのです。
そんなパチソンを、YouTubeに精力的にアップしてくれてる人たちが居ることに、一昨日の夜に気づいて、続けざまに観てハマってました。
わかりやすい有名なのでいくと、たとえば「マジンガーZ」の主題歌のパチソン。まずは本物。
これのパチソンは、こんな具合。
なんだか酔っぱらいのオッサンが場末のスナックでヤケクソで声を張り上げてるような仕上がりですね。初めて聞いたときは「パイルダーオン」の部分で爆笑しました(笑)
これも有名な「ゲゲゲの鬼太郎」のパチソン。おそらく70年の二期目の放映時に出たモノだと思います。まずは本物。
これがパチソンになると、ここまで変化します。
これはたぶん・・・歌も演奏もあまりにヘボだからフォローしようとしたのか、いやもしかしたら、ゴチャゴチャと騒いでる人が「ゲゲゲの鬼太郎」を好きだったのかも知れません。とにかくやりすぎて、オリジナルの雰囲気を何もかも「これでもか」というほどぶち壊してくれてます(笑)
他にも、原曲のメロディーラインを無視して途中からやりたい放題の「デビルマン」、間奏のアドリブ部分だけが妙に上手い「ルパン三世」、おそろしくテンポが遅い「UFO戦士ダイアポロン」、孤高の歌声がもの悲しさを誘う「太陽の使者・鉄人28号」、どこかのスナックの姉さんが歌う「魔女っ子メグちゃん」、悪の天才になぜかチューニングされる「マッハバロン」など、色々とアップされてます。
また、こんな凄まじいのばかりではなく、少しでもオリジナルに近づこうと頑張ってるモノあり、案外アレンジが上手くて聞ける曲になっているモノあり、オリジナルよりも歌が上手かも?なんてのもあって、けっこう楽しんでます。
なにより、メンコや箱絵・ソフビなんかのパチモン画像が背景になっているものが好きで、捜してます。オタク的には「すごい資料だ」と思ってます。
こういうの駄菓子屋とかで売ってて、子供心に「なんか違う」と思って買わずにスルーしてたら、親が買ってきてくれて、違うとも言えずに「ありがと」と気を遣って感謝してたのも懐かしい思い出です。
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