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低予算を絵に描いたような特撮番組。なにせ宇宙刑事シャイダーと同時期にもかかわらず、ヒーローの付けてるマントがモロに透明ビニール1枚という…でもそこじゃない部分の魅力が満載だった「星雲仮面マシンマン」のopとedが、今日は一日中、交互に頭の中で鳴ってました。
マント以外もチープ感ありますね〜
関西圏では戦隊シリーズ・超電子バイオマンの裏番組だったので、バイオマンもマシンマンも観たいぞと、バイト代をつぎ込んで初めてのビデオデッキを購入したキッカケになった番組です。
音楽担当は大野雄二さん、特にedは「大野節」って感じですね〜 主人公・高瀬健(仮)は、アイビー星の大学生。卒論の資料集めに地球に来て、カメラマン・葉山真紀に惚れて、彼女を守るために半年以上も地球にとどまったという…下心満載の主人公(笑)
「正義のため」なんかじゃない。これがいいんですよ。
敵・テンタクルは、易々と地球を支配できるほどの科学力を持ってます…が、首領の科学者・プロフェッサーKは子供アレルギー体質。子供を見ただけでクシャミが止まらない、だから子供を困らせる。
「地球侵略だ」「世界征服だ」じゃない。これもまたいいんです。
レディーMとプロフェッサーK
側近が倒されて傷心のKがスペインに旅だった後を継いだのが、新たな組織オクトパスの女首領・レディーM。彼女はプロフェッサーKの姪っ子で、やはり子供アレルギー体質なので子供をいじめます。
そして、マシンマンは敵を倒さない。まあアンドロイドなんかは倒しますが、人間はたとえ悪人だろうと倒しません。「カタルシスウェーブ」という技で、悪人の心を浄化して善人に変えてしまいます。
…もう、ふんわりしてて大好きでした。
とある町内で繰り広げられる、子供をいじめる老人VS子供を守る動機は惚れた女性のためな若者のケンカ、途中から参加する老人の姪がまた意地が悪い。
不思議な世界観ながらもキャストは特オタ的に豪華だし、低予算をカバーして余りあるキレキレのアクション、ラストの「おハガキコーナー」での主人公とボールボーイの軽妙なやりとり。
…実は表番組の「バイオマン」よりも好きだったり。
主人公たちも敵も、みんななんか観てると和んだんですよね。主人公が学生ってのもちょうど当時の自分と同じで、自由で、モラトリアムというか、青春を謳歌してるというか、そういう雰囲気があったのかもしれません。
塚田きよみ(聖見)さん、可愛い方でしたね〜
真紀を演じた塚田きよみさん、活発・正義感が強い・涙もろい・おっちょこちょいというキャラクターを、可愛い笑顔で見事に演じてくれました。
「ヨヨョ〜ン」が口癖のボールボーイ・声は曽我町子さん。言わずと知れた女王様。この番組で久々に女王様以外の声が聞けて嬉しかったんですよね〜。
ほんと、これでもうほんの少し予算があればと思ってました。
例えばヒーロー側。たしか最初の2話ぐらいまでで作った映像がそのままラストまで「バンクフィルム」でした。新しい合成映像はほとんどなし。個人的には、ラストぐらいはマシンドルフィンが変形する「ドルフィンロボ」を動かして欲しかったです。
例えば敵側。初期の仮面ライダーは下半身の使い回しが多かったのですが、この番組では全身が使い回し。唯一、片腕に装着しているパーツによって能力と名前が変わります。例えばドリルを付けたらドリル男、ハンマーを付けてハンマー男といった感じ。
男のロマン・ドリル男と、ハンマー男、バット男
言ってしまえば、仮面ライダー4号・ライダーマンが、右腕のアタッチメントを付け替えただけで別人を名乗ってる感じです。
ただ、低予算だったからこその熱意だったのかなとも思うんですよね。
演出やカット割は、初めて宇宙刑事ギャバンを観たトキの感じがしてすごく小気味良かったし、面倒な話がからまなくてテンポも良かったし。なにより、制作側の方々が楽しんで作ってる感があったんですよ。
色々と不思議な魅力の番組で大好きでした。
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