だいぶ前、予約開始のトキにソッコー「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を注文したですが、2月末に映画館へ観に行ったんですよね。面白かったかと言われると「うん、面白いよ」と答えるけど、なんか消化不良感が残ってしまったのは否めず。
こうなの?、これじゃない?、またやらかした?
いやいや、これこそエヴァなのだよと言われればそれまでだけど、確かに「起承転結」の「転」なので転ばすだけ転ばすのも間違いないのだけれども、それでも「Q」の中での結末はも少しカッチリした形にして欲しかったなと思いました。なんだか、まるで2時間かけて次週予告をやったような感じだったので。
と、なんとなく否定的な書き方になってますが、そうではなくて「これで次の映画まで待たせるのは酷ですよ」という、面白かったが故の「ぼやき」に近いです。「次は春頃に公開です」ってコトなら我慢もできるんですけどね〜(笑)
ま、私も変に気合いを入れすぎてたんですよ。
予習にと思って、前日に序・破を家で観てから行ったんですね。引きこもりのシンジ君が、綾波の存在を通じて熱血主人公に成長したトコまで頭が染まった状態でした。そしたら冒頭から「?」の連続・・・しかもシンジ君、今度は強制的に引きこもりにさせられてるって、つまり「破」はバッドエンドだったってコト?
(まあ「世界がどうなってもいい」ってシンジくんの言葉通りになってるんですけど)
もう頭がついていきません。情報量の多さもだけど、なにより話のベクトルの違いに頭を切り換えるのに時間がかかってしまったもんで、見落としがあると思うんですよ。それを早く確認したくて予約注文したんです。
(金曜ロードショーの翌日・公開初日に観た人、もっと大変だったろうな〜って思いました)
以下、初見で気になった点。たぶんそのまま未回収でスルーされるネタもあるだろうし、見落としや思い違いもあると思うんですけど、いちおうメモ。
・アスカの眼帯、その中身が気になる。光っていた。ハズ。
・今回のレイのプラグスーツは「9番」でした。欠番は誰だろう?
・一部で話題のウォークマン、ついに28曲目。
・トウジのYシャツ? 街ごと消滅したって話だったんじゃ?
・アスカの姿が14歳のまま、ならマリは実は60歳ぐらい?(たしかゲンドウ「くん」って言ってた)
あ、今回で一番印象的かつ好きだったのが、シンジ君を止める(殺す)ことができなかったミサトとリツコの存在。
シンジ君はとことん打ちのめされてました。旧作ではアスカやリツコたちもボロボロにされてましたが、まるでその分まで一身に受け止めさせるかのように、孤立、孤独、喪失とまくし立て、観てて涙が出そうなほどでした。
それだけに、シンジ君に付けられた爆破スイッチを押せなかったミサトと、それをとがめることなく受け入れたリツコの存在が救いでした。おそらく、過去にシンジ君と一緒に戦ってきたアスカたち旧ネルフのメンバーも、きっと同じ気持ちだったんだろうと思えたのが、好きです。
そう思えたのは、ひとえに丁寧な作りにあったんだと思います。特にシンジ君の心の動きが、まるで彼がすぐ側にいるかのように感じ取れたコトが大きいです。
"YOU ARE NOT ALONE." 〜 "YOU CAN NOT ADVANCE." 〜 "YOU CAN NOT REDO." まできました。改めて並べると、見事に内容を描写してますね。などなど、ああ、4月24日の発売まであと5日。もう待ち遠しくてたまりません・・・さらに最後の「シン」が、どの方向にいくのか、1年後か2年後かわからないけど今からワクワクが止まらないです。ああもう、ほんととりとめもなく書きまくっちゃった・・・早く届かないかな〜
それにしても。たぶん、ホントはもっと抑揚の少ない、それこそ次回予告そのまんまな映画だったんじゃないかなと思ってます。だけど今や「国民的アニメのひとつ」ですから、ゲームやパチンコの素材として使いやすいネタを入れておかなくちゃならなくて、ああいう形になって、それも消化不良な感じとして私の中に入ってきたんじゃないかな〜って考えてます。